秋に昭和記念公園を訪れるときに、楽しみにしている場所があります。
カナール沿いのいちょう並木を歩いた後に、水鳥の池に向かって進むと
道がそのまま大きな橋になります。
橋を渡りながら右方向を眺めると、大きなヒマラヤ杉を高い位置から
じっくりと見ることができる場所があるのです。
翼を広げるように伸びる枝の上には、卵型の大きな実がたくさん見えます。
まるで、トトロと仲間たちが並んでいるように見えます。
松ぼっくりと似て見えますが、開いてくると 上の方からぱらぱらと散るように落ちてしまうのだそうです。 左端に見える尖ったものが、散り終わったものです。 | |
美しい形なので、クリスマスツリーの オーナメントのようにも見えますね。 仲よく寄り添うように見える姿が素敵です。 | |
三脚は持ち歩かないので、これで限界です... | |
ヒマラヤ杉は、立派なお屋敷が並ぶ住宅地で 見かけることが多いような気がします。 どうやら、大正時代から昭和にかけてヒマラヤ杉は エキゾチックな佇まいと巨大に育つことから 富の象徴として憧れの対象とされていたようなのです。 屋敷内にヒマラヤ杉を植えることができるほどの 敷地を所有しているということですからね。 大学のキャンパスでも、よく見かける樹という印象も あります。 アカデミックな雰囲気と似合うからでしょうか。 広々としたキャンパスでも、大きな日陰を作る樹ですから 自宅に植え、管理し続けることができるということは、 やはり富の象徴と言えるのかもしれませんね。 原産地では、高さ40m~50m、時には60mにまで 成長するのだそうですよ。 ビルやマンションで言うと、14~15階くらいでしょうか。 幹の直径は3mにもなるとか... ちなみに、原産地はヒマラヤ山脈西部の標高1500mから 3200mの地域だそうです。 | |
美しい姿なのですが、トトロに似て見えるせいなのか...
少しユーモラスにも見えてくるヒマラヤ杉の実(正式には球果)なのです。
国営昭和記念公園の公式ホームページです。
ヒマラヤ杉について。
曇り空の1日ですが、明日は冷たい雨模様になるそうで、運動会の予定があるご家庭は残念ですね。
夜10時過ぎ頃から雨になりました。
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