Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

虎屋さんの最中.。.:*・゜

2020-01-25 | 美味★:*.:
虎屋さんの最中をいただきました。

白梅をかたどった御代の春 白にはこし餡、菊をかたどった弥栄には小倉餡、
桜をかたどった御代の春 紅には白餡。

古くは天皇の時代が末永く栄えることを願った菓銘だったそうですが、
現代は、平和がいつまでも続くようにと思いを込めた「御代」であり
「弥栄」だそうです。

美しく端正な形、老舗にふさわしい包装、何より伝統のお味を愉しめます。
どなたに贈っても間違いのない和菓子の1つだと思います。

そして、私にとっては、もう1つの楽しみ...撮影があります。
実物も美しいですが、画像からも品のよい端正な美しさが伝わるように...
そんな気持ちでカメラを向けています。













亡くなった父は、「和菓子といえば虎屋さん」と、お遣い物の和菓子は必ず虎屋さん。
一方、母は先様のお好みに合わせて、鶴屋吉信さんや叶 匠壽庵さんも合せて
使い分けていました。
虎屋の羊羹や最中を見ると、そんなことも思い出します。

もう1つ、虎屋さんにまつわる懐かしい思い出。
パリで暮らしていた頃、夫の会社がパーティーを開くときには、必ず虎屋さんの
残月に社名の焼印を付けて引き出物にしていました。
パリの虎屋さんのご厚意で実現できたことで、日本人の方たちはもちろん
フランス人を始め外国の方たちにも大層喜んでいただけました。
今でも私たちは、本店の前を通りかかるときには、目立たないようにですが、
暖簾に向かって小さく礼をしています。
長年に亘りお世話になりました。
遠い日の思い出です。

私の長年のフランス人の友人も、虎屋さんの大ファンです。
パリ店の近くを通ると必ず立ち寄るそうです。
1980年代に初めて訪れた日、店内の清潔感と店員さんたちのホスピタリティと
和菓子の美しさとおいしさに一目惚れしたそうです。

フランス人には、小豆は「馬の餌」でしかなかった昔の日々の思い込みを
見事に覆し、洗練された品のよい和菓子を創り出す「TORAYA」の名前は、
日本を代表するブランドの1つです。
今年2020年、虎屋パリ店は出店40周年を迎えます。
お祝いの気持ちを込めて...  
 

 虎屋さんのご案内です


 明日からお天気が崩れるそうで、月曜日にには雪が降るかも? 



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