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先日、姉と一緒に父の家を片付けていたときに
戸棚の中のたくさんの市販薬の瓶を確かめて
まだ使用期限内のものは、適宜持ち帰りましょうねと
話しました。
私がもらったのは...シオノギBEプラス
実は私、この薬の名前を全然知りませんでした。
試しに、その日の夜から指示どおりに飲んでみました。
翌朝、何となく身体を軽く感じました。
眼の調子も朝から快適です。
不思議不思議...効きますよ。
気のせいかしら???
そう思って、週末に立ち寄ったmimiにも試してもらいました。
翌朝の感想は...うん、効いてるね。だそうです。
父は、大好きなおやつを買いに出かけると
薬店に立ち寄って、身体のあちこちの不調を話して
お店の人に言われるままに、どっさりと薬を買い込んで
いつも私たち姉妹に、あらら、またいいお客様にされてるのね...
困ったものだわ、と言われていました。
漢方薬の、私たちの日常とはかけ離れた金額にびっくりしたり...
時には、市販薬を山のように買うより
処方薬の方を、毎日指示どおりに飲んでくださいね、と
きつく言ったりもしました。
この薬は、父が持病の神経痛で首と肩が痛むと言ったのを
お店の人が勘違いをして奨めてくれたものなのでしょう。
私たちが戸棚の中に見つけたとき、未開封で手付かずのままでした。
もしかしたら、父は見当違いの薬を奨められていることを
知っていたのかもしれませんね。
お店の人との会話を楽しんでいたのかもしれません。
元気でいたいという気持ちも人一倍だったのでしょう。
ひとりでデパートに出かけたりはできなくなっていましたから
大好きなお買い物も思うようにできなくて
きっと、つまらないなぁと思っていたのでしょうね。
奨められるままに見当違いのお薬ばっかり買って...
なんて、生意気なことを言ってごめんなさい、
今更ですが、父の遺影に謝っています。
よく効く薬を教えてくれて、どうもありがとう。
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