
ソフトピンクの花びらが幾重にも重なり、可憐な表情が印象的な薔薇、「いわての春」は
岩手県花巻市在住、地元で長年活動を続けていらっしゃる育種家さんの吉池 貞蔵氏作出の
薔薇です。
名前から受ける印象に影響を受けてなのか、日本で生まれた薔薇らしい美しさと魅力に
満ちているように見えます。
中輪と呼ばれる小振りなサイズ感も、可憐さを一層引き立てています。
今季は、タイミングが少しずれたのか、花びらに傷みが出始めていて、いつもの
可憐な花姿とは、少し印象が違いますが、「いわての春」は「いわての春」ですから
薔薇としての魅力は充分に味合わせていただきましたよ。
゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+薔薇の園2021 * 29 * いわての春 * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.。.:*・゜
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![]() 今回は、初めての挑戦ですが... 傷みが出始めていても美しい...そんなテーマを心に置いて 撮影に挑戦してみました。 | ![]() |
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![]() やはり、傷みが見えている花姿から何かをお伝えするような そういう撮影は、今もまだ私には難しいままです。 それでも、傷みの見える花びらにも美は宿る... そう感じています。 | ![]() |
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![]() 以前撮影した華麗な花姿を、ご紹介しておきますね。 トップの画像も、今季のものではないのです。 今季もご紹介した記念に... 今年の2021を入れておきましたけれどね。 | ![]() |
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撮影をするだけで、心が開放されていくような爽やかな気分が味わえます。
もう何年も前に、1度だけレクチャーを受けたフォトグラファーの方から、
美しいものを美しく、そしてより美しく...そこまでは、もう指先が届いていますね。
後は、もう美しいとは言えないかもしれないものの中から、何かしらオリジナルなものを
引き出すことができるか...宿題ですね。
そんなお話をして頂いたことを時折り思い出します。
私は、ただ歩み続けるだけで、なかなか次のステップへとは進めないまま、撮影を愉しみ続けています。
指先が届いて...たまたま頂けた高評価さえ、時折りかなり怪しげになる私ですが、それでも毎日
愛用のカメラをお供に、愉しい時間を過ごせる喜びを感じ続けています。






鈴木省三(すずきせいぞう)氏との不思議なご縁についてもお話をして下さっています。




確かに、幼かった頃のクリスマスケーキには薔薇が咲いていました。
そして、おっしゃるとおり銀色のつぶつぶ...今はアラザンと呼んでいますが。
昔は、クリスマスケーキ担当は、父親でしたね。サンタさんの替わりでしょうか...
今より、もっともっと特別感のある日でした。
私よりほんの少し年上の方たちの中には、今でも生クリームのケーキよりバタークリームのケーキが好きとおっしゃる方たちがいます。
きっと、幼い頃のクリスマスの思い出の中のケーキのイメージなのでしょう。
お父さまとの素敵な思い出のお話をして下さって、どうもありがとうございました。
可憐な、いわての春のお陰ですね。
それなのに私はデコレーションケーキを想いだして食欲を感じてしまいます。
ケーキに載っていたのは、こんなにも見事なグラデーションではなかったし、銀色の玉を散らしてあって蝋細工ふうだったような気もしますが、クリスマスに父親が買ってくるケーキを想いだしてしまいます。
想いださせてくれてありがとう。
私も幸せだったんだな・・とね。