薔薇の園 * ２０２０ * Vol.３３ * 薔薇の園 * グレイパール * 生田緑地ばら苑 *

グレイパールは、ピンクを帯びたベージュからラベンダーを含むグレイへと
環境や季節で微妙な変化をする花色がミステリアスな魅力を放ちます。

１９４５年作出の薔薇と聞くと、戦勝国イギリスとは言え、バラの新品種を
その時期に？？？と、状況が想像できません。
作出当時は、斬新な花色の評価がヨーロッパではあまり高まらず残念な結果
だったそうですが、アメリカでは高評価を得て大評判となったのだそうです。
グレイパールの遺伝子は、ブルー系の薔薇たちへと引き継がれていきます。


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	グレイパール １９４５年　英国　マグレディ社作出
	数分の通り雨が、花びらに煌めく雫を残してくれました。

丸みを帯びたロゼット咲きと呼ばれる花形は「ダリアに似ている。」と表現する
専門家もいらっしゃいます。
バラ園巡りができないままの私が、ご近所の緑道散策ではまったダリアの世界のことを
思い出します。
きれいさっぱり諦めたはずのダリア園訪問の夢が再び私の胸の中に．．．


新型コロナウイルス禍の収束の日を、１日も早く迎えることができますように．．．