black potion no.6

三十路のモーターサイクル好き、徒然日記です。

『氷壁』

2010年10月16日 08時52分54秒 | book
お久しぶりです。

twitterにどっぷりでしたが、やっと余裕ができてきました。
あれは麻薬ですね;
やり始めたら、きりがない;

でもだんだん、あちらのスタンスも固まってきたので、あちらでできないことはこちらでつぶやこうと帰ってきました。

ちなみに、今日の晩から明日が一年のうちで一番おおきな行事になっています。
自分はここでなにをしているのでしょう^^;


先日、友人のでらにおしえてもらった山岳小説『氷壁』井上靖/著を読みおわりました。

山岳小説らしくw、途中にヤマがいくつかあるのですが。
さいごは怒涛のたたみかけでした。

昭和30年代のサラリーマンの様子が、『華麗なる一族』のように、なんとも気骨のある雰囲気で感動しました。
いや、自分サラリーマンになったことがないので分からないのですが、今も現場はこんな感じなのかな。
それとも違うのか。
今度、勧めてくれたでらに聞いてみたいと思います。

最後の印象としては、「愛を告白された女性」と「最後に自分を選んでくれたという確信をえた女性」の対比のみごとさが心にのこりました。
はたして「最後に選んでもらった」というだけで、あそこまでこころ安らかになれるものなのでしょうか。

アラフォーに近づき、結婚して10年を超えても、あぁいう男女の愛憎はまだわかんないですね。

山岳小説の古典とのこと。
さすがの名作でした。

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