本の概要
妻と小学五年生の娘を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった…。
なんか読んでいて、すごく辛かったです。。。
夫としての自分と、父としての自分。
人間としての自分を試されているようで;;
ラストを読んでの感想ですが。
あぁ、これで一生縛られるんだなぁって。
逃げられないんだなぁって。
思いやるが故の悲しさや、切なさって。。。辛いなぁ。
憶測でしかないし、確かめようもないんだろうけれど。
あぁ、辛い。
この小説も、カミさんに勧められて読んだのですが。
その時、さらっと導入を説明され。
「あなただったら、どうする?」
って、聞かれました。
内容を読んでなくて、設定だけ聞かされて。
「いや、いくら意識が妻だからって、妻として接していくわけにはいかないだろう。
娘としての人生も、新たにはじまるのだし。
もし妻の意識を持っていると知った上で、娘が嫁に行くのなんて、耐えられないし。
一緒に生活するのはムリなんじゃないか」
って言いました。
で、小説には、その生活を送り続ける決意をした男性の話が書いてありました。
ものすごく強いことではあるんだけれど。
意識としての妻の決意にも、それしかないんだろうなぁって思うけれども。
知ってしまった以上。
妻が実家にもう二度と帰れないように。
自分も、離れて暮らすしかないんだろうなぁって。
辛いなぁ。
≪追記≫
あれから。
何でこんなに辛いんだろうなぁって、考えていた。
女性から読むと、この物語はどう写るのだろう?
また、もし設定が逆だったら。
夫と息子が事故に遭い。夫の葬儀のあとに、息子の体に夫の精神が宿ったとしたら。
やはり、精神的な女性性と男性性の違いって、あるのかしら。
性同一性障害の人や、解離性同一性障害(多重人格)で異性性が精神に宿ってしまった場合は、どうなるんだろう。
ジェンダーとセックス。
どこまでが文化的なモノで、どこまでが生理的なモノなのか。
なんだか、どんどん分からなくなってきてしまいました。・・orz
妻と小学五年生の娘を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった…。
なんか読んでいて、すごく辛かったです。。。
夫としての自分と、父としての自分。
人間としての自分を試されているようで;;
ラストを読んでの感想ですが。
あぁ、これで一生縛られるんだなぁって。
逃げられないんだなぁって。
思いやるが故の悲しさや、切なさって。。。辛いなぁ。
憶測でしかないし、確かめようもないんだろうけれど。
あぁ、辛い。
この小説も、カミさんに勧められて読んだのですが。
その時、さらっと導入を説明され。
「あなただったら、どうする?」
って、聞かれました。
内容を読んでなくて、設定だけ聞かされて。
「いや、いくら意識が妻だからって、妻として接していくわけにはいかないだろう。
娘としての人生も、新たにはじまるのだし。
もし妻の意識を持っていると知った上で、娘が嫁に行くのなんて、耐えられないし。
一緒に生活するのはムリなんじゃないか」
って言いました。
で、小説には、その生活を送り続ける決意をした男性の話が書いてありました。
ものすごく強いことではあるんだけれど。
意識としての妻の決意にも、それしかないんだろうなぁって思うけれども。
知ってしまった以上。
妻が実家にもう二度と帰れないように。
自分も、離れて暮らすしかないんだろうなぁって。
辛いなぁ。
≪追記≫
あれから。
何でこんなに辛いんだろうなぁって、考えていた。
女性から読むと、この物語はどう写るのだろう?
また、もし設定が逆だったら。
夫と息子が事故に遭い。夫の葬儀のあとに、息子の体に夫の精神が宿ったとしたら。
やはり、精神的な女性性と男性性の違いって、あるのかしら。
性同一性障害の人や、解離性同一性障害(多重人格)で異性性が精神に宿ってしまった場合は、どうなるんだろう。
ジェンダーとセックス。
どこまでが文化的なモノで、どこまでが生理的なモノなのか。
なんだか、どんどん分からなくなってきてしまいました。・・orz
幸せになれるように見守っていくと思います。
娘の体に妻の精神が宿ったのか?
娘の中に妻の記憶だけがあるのか?
妻としての記憶があるために自分が「妻」であると錯覚してるかもしれない。
人生経験の長い妻の記憶のために、娘自らの記憶が潰されたのかもしれない。隅に追いやられているだけかもしれない。
それでも、本当に妻なのかもしれない。
妻も娘もどちらも大切なことには代わりない。
それなら、僕は「彼女」を助け、見守っていくと思います。
もし「彼女」が成人し、好きな人ができて、結婚していくとしたら、それはとても辛いことでしょう。
でも、それは幸せでもあると思います。
なぜなら、「彼女」がそれを選択し、幸せになろうとしているのだから。
大切な「彼女」の笑顔が、僕の一番の幸せと思います。
本は読んだことないです。
他の人はどんな選択をするんでしょうねえ。。。
自分の娘だとか、嫁さんだとか。
なんだか、分からなくなっていまいました。
誤解を恐れず言えば。
嫁さんは、結局他人(血のつながりのない、対等の個人)なんだけれど。
娘は、娘なんだよねぇ。
先日アメリカで、実の娘を後妻にした人が話題になっていましたが、正直生理的に理解出ません。
また、ゲイの人が。
人を好きになるというのは、魂を好きになることであると言っていましたが。
他人と親子は、魂という概念をとったとしても、どうなんでしょうか。
人を構成するのは、記憶だという人がいましたが。
それも違う気がします。
本当に、よく分からなくなりました。
一読をお勧めします。
ハズレはないですw