生きづらい私のこと 自閉症グレーゾーンの人生行路

アスペルガーっぽい私のこれまでのこと、そしてこれからのことを自己分析しながら書き記していきます。

心理検査を受けてみると

2018-06-28 21:54:17 | 私の特性
 数年前に、ある精神科診療所で心理検査を受けました。面接では、対人関係で困難を感じるということや、「要領が悪い」、「気が利かない」と言われることがよくある、といったことを手短に説明しました。検査を受けてみて、面接や心理テストだけでは私の本当の姿は見えてこないだろうというのが正直な感想でした。
 結論としては、「アスペルガー症候群の特性は持っているが、障害者と言えるほどのものではない」ということでした。
 参考までに手渡された所見の一部を引用しておきます。
「・・・相手の気持ちや行動を予測する課題が苦手であったことから、対人場面でのやり取りは1つ1つ経験した場面を知識として記憶し、活用してきたのではと思われます。・・・その苦手さが困りごとにあげていた対人関係の緊張につながっていると推察されます。
 自分の枠組みと相手が考えていることに相違が生じやすいため、周囲に何をしてほしいか具体的に指示してもらうことが負担の軽減につながると思われます」
 ある程度は当たっているとは思いますが、私の生きづらさはこれだけではありません。
 記憶や思考機能によってなんとか自分の障害的特性を補ったり隠したりしながら生きてきたように思いました。もし私の知的能力がもっと低かったとしたら、今ではもっと悲惨な状況に置かれていたかもしれません。


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