安善の部屋

築港。

みなとを築く。

少児化

2013年06月05日 | 日記
2012年度の出生率が新聞に出た。

出生率1.41に微増 05年から緩やかな上昇

 厚生労働省が5日に公表した2012年の合計特殊出生率は『1・41』で、
前年を0・02ポイント上回ったと云う。
過去最低だった05年の1・26を底に緩やかな上昇傾向が続くものの、
人口を維持できる「2・07」と比べると低い水準だ。
また、死亡数から出生数を引いた人口の自然減は21万9153人で、過去最多を更新したそうだ。
俺はその新聞をそっと床下格納庫に終い込んだ。

家人は自分の事は棚に上げて、俺の事を人前でも堂々と『役立たず』と呼ぶ。
その原因が「畑にあるのか種にあるのか」調べに行ったことがないから分からない。
確かに、男女共、結婚年齢は高くなり、同時に女性の出産年齢の高くなった。
俺が彼女に捕まったのは、彼女が三十路後半で退社間際の頃だった。
それを云うと、「私には部内を維持する役目があったのよ、
文句を言うならアーちゃんに云いなさいよ」と來る。
「アーちゃん」と云うのは俺達には天皇的な存在の浅田副社長だ。

尖閣 棚上げ?

2013年06月05日 | 日記
Ⅰ.【尖閣棚上げ】
 ここの所、また尖閣『棚上げ』論なるものが浮上して来た。
(野中元官房長官、中国外務省洪磊副報道官談等)
その中国側の狙いは、現在中国側は南シナ海の時のように尖閣をあっさり奪えないので苛立っている。
もし海戦となれば日本海保の後ろにいる海上自衛隊が出て來る。それに制海権、制空権で中国側は歯が起たない。
また、米軍の第7艦隊も出動と云う事態も招きかねない。
更に中国側が一番恐れている世界世論を敵に回さざる得なくなる。
ま、ここは日本・世界の世論分断を狙ったのではないかと考えられる。
 野中発言はその目論みに嵌められたものでしかい。

Ⅱ.『棚上げ論』の存在?
 どこにも、日中国交正常化交渉の過程で「日中双方が尖閣の領有権に触れない」と【約束】した記録はない。
無論、日中共同声明書の中にもない。
 確しかに交渉の過程で中国側からの一方的な発言があったかもしれないが、
それは日本側に聞き流され、「雑談化」したものでしかなかったのだろう。
即ち、その外交記録には、『今、これを話すのは良くない』(周恩来談)との記録だけが残っているが、
それに対する日本側からの応答記録は見当たらない。
従って、『約束』などが在ったと云う事実も見当たず、
そのあったと云う『約束』とやらは若夫婦の閨の睦言に似たようなものである。
(因みに若夫婦の閨の睦言=約束は証拠として世間では無効とされている)
 
野中元官房長官殿も、年老い痴呆化したものだ。