arigatou...sayounara

17年前の6月

マイホームを購入して１年が過ぎ

我が家もそろそろペットでも飼おうかと考えペットショップへ行きました

可愛い子犬や子猫がいる側の別ケージに２匹の子猫が

「もらってください。猫砂とトイレをお付けします。」

と書かれて入れられていました。

ケージを覗くと白い仔猫がちょこちょこと寄ってきて後ろ足で立ち

前足の小さな肉球をこちらに見せて

ニャーニャーではなくピーピー鳴いて何かをうったえていました

リアルpeesukeとの出会いです

何とも愛らしい子猫に長男と釘付けになってると

店員さんが「生後２週間の兄妹なんですよ。飼っていただいたらミルクと補乳瓶もお付けします。」と。。

小さすぎて２匹育てるのはちょっと難しいと思ったので白い妹猫の方を飼う事にしました

この世に生を受けてわずか2週間で母猫から離されてピーピー鳴いてた

だから名前は「ピーちゃん」

猫砂とトイレ付きで我が家の一員となりました

両手使ってミルクを飲む姿も、小さい体で一生懸命猫砂でオシッコを埋める姿も

1歳になるころにはすっかり大きくなりました。

二男がまだ就学前だったので、いい遊び相手になってくれました


photo by peesuke from OCNフォトフレンド

気がつくといつも一緒

大人になった二男の就活中も癒してくれました


photo by peesuke from OCNフォトフレンド

昨夜もいつもどおり玄関で迎えてくれて

餌をおねだりして、お腹いっぱい食べて

peesukeが寝る時間に枕の上で待っててくれました

何もかもいつもどおり。。



今朝、ダンナがマルのお散歩から帰って居間でリアルpeesukeの名前を連呼してる声で目が覚めた

体を揺らす手にはまだ温かくフワフワの毛の感触が伝わってきました

まるで眠ってるみたいでした

いつものように居間の床でのんびり。。

でも呼んでも撫でても目は開けてくれませんでした

きれいなバスタオルに包み、役場に連絡して火葬場まで二男と二人で行ってきました

お線香をあげて、手を合わせて。。

17年もpeesukeたちと一緒にいてくれてありがとう

そう感謝の言葉を心の中で言いました

涙、

夕方、マルのお散歩中に見上げた空はいつも以上に綺麗でまた涙が流れてしまいました


photo by peesuke from OCNフォトフレンド

誰にも媚びることなく気高かったリアルpeesukeにぴったりな気がして。。


photo by peesuke from OCNフォトフレンド




*(キラキラ)*