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現在の段階で、人気のある「満口種牡馬」は、アグネスタキオン、ダンスインザダーク、バブルガムフェロー、マヤノトップガン、マンハッタンカフェ、マーベラスサンデー、アグネスデジタル、シンボリクリスエス、ジェイドロバリー、タイキシャトル、ティンバーカントリー、トワイニング、ワイルドラッシュ、といったところ。
種付け料はそこそこで実績のある馬、そして現役時代の圧倒的な強いイメージの残る馬、などが人気と言えるだろうか。必ずしも、リーディングサイアーランキングの上位馬ばかりに集中しているわけではないようだ。フジキセキ、サクラバクシンオー、クロフネ、フレンチデピュティ、アフリート、コマンダーインチーフなどはまだ満口にはなっていないようで、これらの高額種牡馬は、付けたくとも肝心の種付け料を捻出できなくなっている生産者が増えてきているのかも知れない。
種付け価格一覧
満口は
未知の魅力系・最近産駒が予想以上に走った系・産駒が堅実に走る割に種付け価格が安い系 高額で満口になっていない種牡馬は
産駒は堅実に走るがG1の夢は難しそうだ系が殆どですね。アフリートとサクラバクシンオーはG1馬を出していますが、それぞれ一頭だけだし、フジキセキにいたっては未だG1未勝利なのにこの種付け料は高いということでしょうか。クロフネは満口的な印象があるのにそうでないのは・・・やっぱり父と競合しているからでしょう。
勝馬率やアーニングインデックスよりも、未知の魅力や1・2頭の活躍馬の出現であっという間に満口になってしまうのを見ると、経済行為というより、ギャンブル的な匂いがします。マーベラスサンデーなんぞSSの初年度産駒の中で、今まで忘れられていたような感じすらあったのに、シルクフェイマスとサイレンスボーイの出現でまさに
下克上といった感じです。
素人から見て一番不可解なのが
バブルガムフェローですね。確かに表層的な印象よりは諸数値は良いですが、アッパレアッパレしかオープン馬を思い出せないのですが・・・ サッカーボーイがバブルより種付け料が安くて満口になっていないのは、解せないなぁ。