▽血統徒然△

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-ダンツフレーム繋養先が決定-

2004年06月03日 | Weblog
ソース
02年の宝塚記念(G1)の覇者で、引退後、繋養先が未定だったダンツフレーム(牡6)が、静内・ヤマダステーブルで繋養されていることがわかった。現在、見学は受け付けていない。

あの、種付けシーズンはほぼ終わってますけど・・・。ていうか完全にこの馬のことは忘れていました 中途半端な良績と中途半端な血統で、馬主と生産界のミスマッチがおこっていたようです。ダービー2着とはいっても最強世代の2着ですから価値は高いと思われますが、それが更なるミスマッチの原因となったと思われます。

ダンツフレーム

母父サンキリコも祖母父ネヴァービートも「一昔前」の印象が強く、馬主と生産界の認識のギャップになっていると思われます。同じような地味血のサニーブライアン(こっちは二冠馬だが)が、予想以上に良駒を出しているところを見ると、それなりの目算のたつ血統だとは思いますが・・・

ネオユニヴァース引退か?

2004年06月03日 | Weblog
ソース
昨年の2冠馬ネオユニヴァース(牡4歳、栗・瀬戸口厩舎)が右前浅屈腱炎と右前球節部の亀裂骨折を発症していることが2日、明らかになった。全治には浅屈腱炎が9カ月以上、亀裂骨折が3カ月以上かかる見通し。関係者は来春の復帰を目指すが、引退のピンチに立たされた。

引退でしょうね。艱難辛苦の後、復帰しても輝かしい戦績を残せる可能性は低そうですし。

春の天皇賞の惨敗は「あれは稀有な展開で有力馬が力を出し切れなかったレース」ということで言い訳がつきますし、これ以上種牡馬としての価値を落とさないためには、引退が当然の流れでしょう。スペシャルウィークを例外として、サンデーサイレンス産駒は複数年続けて主役を演じられないのは事実です。展開と馬場の差異はあるにせよ、ダービーでの時計は威張れたものではなく、現時点で勝ち逃げのアグネスタキオンより安い種牡馬になるのが確定というのも寂しい話です。現4歳馬が凡走を続けるようですと、更に立場が悪くなりそうです。

ネオユニヴァース

配合相手を選ばない点で、多くの肌馬との和合性に優れるという利点があります。一方、近交係数値が低いアウトブリード馬の為、フジキセキと同じく産駒の質は、肌馬の質に大きく依存するタイプだと思われます。憶測ですが、このまま引退となったら、社台が初年度から海外で供用する可能性もありと思われます。蛇足ながら名前は種牡馬向きですね。