▽血統徒然△

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ローエングリン JCDへ

2004年11月01日 | 競馬ニュース
ソース スポニチ

悲願G1奪取を狙ったローエングリンは前半5F60秒1の制御が利いた逃げを打ったが、直線粘りをを欠いて5着。横山典が「きょうはマジメによく走っていたが…」と渋い表情を見せれば、伊藤正師は「芝の引っ掛かりがなかったせいか(馬が)違和感を感じていた様子だった。それに4コーナーで変な感じで手前を替えていた。その辺が課題」と分析。今後は砂に新天地を求め、ジャパンCダート(11月28日、東京)に登録する

確かにどのコメントを見ても「芝じゃG1は無理だ・・・」という感じが伝わってきます。天皇賞の横山騎手のコメントも「完璧に乗れたけど・・・」だったし、矛先を変えたくなる陣営の気持ちはわかります。でもマイルならまだ可能性あると思うんだけど、天皇賞からマイルCSというのはダメなんでしょうか?ダートもいいけどいっぺん武豊騎手を乗せて追い込んでもらいたい、と考えるのは素人考えか・・・

競馬ブック次走へのメモの裏側

2004年11月01日 | Weblog
村上和巳の編集員通信

「あの次走へのメモは読者だけでなく、騎手である我々も大いに注目しています。そんなコーナーだからこそ、正確な記事を書いて欲しい。過去にはあの文章が原因で乗り馬から下ろされた騎手もいるんです。下手な乗り方をした騎手に責任があるのは当然ですが、仮に、誤った認識や誤った評価がそのまま文章になるとしたら、騎手にとっては死活問題にもなりかねません。もちろん、正当な批評は素直に受け入れていますが」

緩衝期間をおいて件の武豊事件に対する現場の本音を巧みにオブラートに包んで書いています。(騎手側の申し入れを全掲すれば文句は出ないな) 高度な政治的配慮がにじみ出た文章ですが、ジャーナリストとして高邁な倫理観も同時に感じられます。ケイバブック社は権威に弱くたまに取材対象から抗議を受けると簡単に屈してしまう情けなさはありますが、常に中立を意識している点は立派だと思います。安西美穂子のエッセーを連載してしまうような某誌とは〔以下略〕

日本産馬 韓国競馬で相次いで優勝

2004年11月01日 | 競馬ニュース
今年5月のHBA日高軽種馬農協主催「トレーニングセール」で、JBBAが購買した2頭が韓国の「外国産限定新馬戦」で相次いで優勝して話題になっている。

ピルスンガンジャ 父アジュディケーティング 母ミスレディベンド

コスモバスティル 父メイセイオペラ 母ナンゴーソロン

地方競馬がどんどん衰退していく中で、馬産地が馬の売り先として成長著しい韓国競馬に眼をつけるのは当然ですね。この2頭は日本生産馬の広告塔の意味を背負って戦略的に韓国に渡ったようですが、思惑通りの結果に関係者は喜んでいるでしょう。ダートのマイルが中心のレース体系らしいので地方競馬向けに生産して売り余した馬の行き先としては最良ですね。香港以外での中国競馬も発展過程にあるらしいですし、生産界の未来も真っ暗ではないようです。

参考 急速に拡大する韓国のサラブレッド生産