▽血統徒然△

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Filly Sire

2004年11月12日 | 血統
Filly Sireとは①牝馬の産駒のほうが走る傾向がある②母の父として優れているの二つの定義があります。エリザベス女王杯が近いこともあって「現在のトレンドとしてのFilly Sire」について検索してみました。ターゲットで3歳~6歳馬の性別ランキングを出力して牡牝でランクの露骨に違う馬を探してみました。

が、意外なほど性差が無いというのが事実です。Filly Sireと良く喧伝されるアフリートですが集計した範囲では牡馬の方が走っていました(意外)一応有意な差があった馬を並べます。

Filly Sire
2位フジキセキ(牡馬ランク10位)
14位エリシオ(牡馬ランク37位)
16位メジロマックイーン(牡馬ランク47位)

牡馬>牝馬
6位ダンスインザダーク(牡馬ランク2位)
17位ティンバーカントリ(牡馬ランク9位)

ダンスインザダークは牡馬のG1馬が複数いるので、寧ろ6位は健闘かと、今後牝馬の一流馬がでるかどうか。ティンバーカントリーはアドマイヤドンが一人で荒稼ぎしている印象です、ティンバー牝馬で思いつくのはヤマカツリリーぐらいですが・・

フジキセキ・エリシオ・メジロマックイーンはFilly Sireといっていいかも。ということは(過去に言われている説を信じれば)この3頭は母父としても優秀なはずです。

3頭とも5代アウトクロスですね。これはちょっとした発見♪

桜花賞馬ニシノフラワー、イギリスへ

2004年11月12日 | 競馬ニュース
ソース netkeiba

桜花賞などG1・3勝を挙げたニシノフラワー(牝15、父Majestic Light)が来春、Singspiel(牡12、父In the Wings)と種付けするため11月16日に渡英することになった。なお、JRA6勝のニシノムーンライト(牝5、父Diesis)も同行し、同じくSingspielと交配される予定

Singspiel x ニシノフラワー

Singspel x ニシノムーンライト

キングマンボほど日本実績があるわけでもなく、ましてオーナーブリーダーの西山牧場がわざわざ種付けの為に海外に肌馬を動かす理由があるのか、イマイチ分かりません。配合的にはニシノムーンライトの方が美しいな。