杉良太郎が切腹シーンで豚の臓物をばらまき大混乱、
ヒーローを死なすより、どう死ぬかへのこだわりか
佐藤忠信は
義経逃避行の際に襲われた時
剛勇な兵(つわもの)が腹を切る有様を御覧あれ
東国の方にも忠誠心を持ち首を取られまいと
自害する者がいるであろうが
これこそ後々までの手本であるぞ
と
刀で左の脇の下にズバッと突き刺し
右方の脇の下にするりと引き回し
胸元へ突き立て
ヘソの下まで斬り下ろし
腸(はらわた)をつかみ出し
切先を口にくわえガバと倒れた
村上義光は
南朝が攻撃された際に
身代わりとなって切腹したが
我が自刃するを見て
汝等死す時の作法とせよ!
と叫び腹を一文字にかき切りはらわたを掴み
敵兵に向かって投げつけた
内臓露出の意味
人の魂や真心がその腹部に宿るとする考えがあり
腹を切ることが武士道を貫く上で最も相応しい行為と考えられ
名誉を守る為、死んでお詫びする、最後を飾る手段
切腹は人間の最も重要な部分である はらわたを
露出させることにより勇気、真心、
真情(いつわりの無い心)を示すと共に
身の潔白を証明したり抗議を示す意味もあった
切腹を命じられた家臣が切り口から
はらわたを露出させるのを無念腹といい
一応切腹するものの本心ではそれに反抗
無念を示す意志表示とみなされた
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