皆さんこんにちは、ブログスタッフのユカです。
タスマニア島ダイビング調査のメインである、
カエルアンコウ捜索です!
まずタスマニアの固有種のハンドフィッシュは、州都であるホバート近郊のダーウェント川(河口)にいます。
こちらのダイビングサイトは、ビーチエントリーです。
また、砂泥地のため透視度は、3mもありません。
水温は、17.2℃と最近まで20℃代で潜っていた私たちにはけっこう厳しい海でした。
タスマニアでの記念すべき1本目のダイビングは、BELLERIVEというサイトで厳しい歓迎でした。
水温17℃の中、探しても探しても…見当たりません。
探し続けること85分、ドライの私は寒さとトイレの限界でした。
セミドライのジンくんは、足の感覚がなくなり、カエルアンコウではなく分身の捜索願いを出していましたね〜(笑)
ここにはいなさそうということで、2本目は違う河口、AJ White Parkへ移動しました。
1本目の寒さから、2本目はいなかったら60分で切り上げるという条件でのダイビングでした。
ポイント違えど透視度は2〜3mと悪く、はぐれないように懸命に探しました。
探すこと、44分、ベルが鳴りました!
ヤス氏がSpotted Handfishを発見です!!!!!
40分くらいまで、これは明日(予備日)に持ち越しかなとか、
本当にいるんだろうかとか、
寒いなとか、
各々いろんなこと思っていましたが、
出会えたときの嬉しさは、半端ない!
みんな真剣に写真を撮りまくりましたー📸
どれくらい撮っていたかというと、約40分間。
ということで、2本目のログも84分(笑)
1本目と2本目の合計タイムは、約170分で出会えたのは、この1匹のみ…絶滅危惧種になるのも裏付けます。
その貴重な1匹がこちらです↓
カエルアンコウ界のヤンキーみたいな顔をしてますね〜(笑)
日本で見られるカエルンより少し腕が長く見えるような、見えないような…。
第1背ビレと第2背ビレを広げると、こんな感じ!
ちなみに透視は、こんな感じ(笑)
ひと昔前までは、よく見られていたハンドフィッシュ。
なぜ絶滅危惧種になってしまったのでしょうか…?
原因はこれです↓
ヒトデなのです。
こちらの種類も!
潜っている最中、やけにヒトデが多いな〜と思っていました。
また、ホバートの波止場にもたくさんヒトデがいました。
どうやらこのヒトデたちが、ハンドフィッシュの卵を食べてしまうそうです。
このヒトデたち、もともとはタスマニアにいなかった外来種のですが、どこから来たのかというと…
なんと、日本!!
船底についてきたものが、タスマニアで繁殖し増えていったそうです。
外来種が生物環境を壊すといいますが、そういった現場を目の当たりにするとは…。
貴重なダイビングになりました。
とりあえず、タスマニア調査の第1の目的が達成できた私たちは、残りのダイビング2日間は、タスマン半島に潜りに行くことにしました!
魅力的なポイントがたくさんありました☆
ダイビング調査は、まだまだ続きます。
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