Perth Scuba ~パースで気ままにダイビング~

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地域密着型のダイブショップ!

任務遂行!

2017年04月19日 | 調査

皆さんこんにちは、ブログスタッフのユカです。


タスマニア島ダイビング調査のメインである、
カエルアンコウ捜索です!


まずタスマニアの固有種のハンドフィッシュは、州都であるホバート近郊のダーウェント川(河口)にいます。
こちらのダイビングサイトは、ビーチエントリーです。
また、砂泥地のため透視度は、3mもありません。
水温は、17.2℃と最近まで20℃代で潜っていた私たちにはけっこう厳しい海でした。

タスマニアでの記念すべき1本目のダイビングは、BELLERIVEというサイトで厳しい歓迎でした。
水温17℃の中、探しても探しても…見当たりません。
探し続けること85分、ドライの私は寒さとトイレの限界でした。
セミドライのジンくんは、足の感覚がなくなり、カエルアンコウではなく分身の捜索願いを出していましたね〜(笑)

ここにはいなさそうということで、2本目は違う河口、AJ White Parkへ移動しました。
1本目の寒さから、2本目はいなかったら60分で切り上げるという条件でのダイビングでした。
ポイント違えど透視度は2〜3mと悪く、はぐれないように懸命に探しました。
探すこと、44分、ベルが鳴りました!

ヤス氏がSpotted Handfishを発見です!!!!!

40分くらいまで、これは明日(予備日)に持ち越しかなとか、
本当にいるんだろうかとか、
寒いなとか、
各々いろんなこと思っていましたが、
出会えたときの嬉しさは、半端ない!
みんな真剣に写真を撮りまくりましたー📸
どれくらい撮っていたかというと、約40分間。
ということで、2本目のログも84分(笑)

1本目と2本目の合計タイムは、約170分で出会えたのは、この1匹のみ…絶滅危惧種になるのも裏付けます。
その貴重な1匹がこちらです↓


カエルアンコウ界のヤンキーみたいな顔をしてますね〜(笑)
日本で見られるカエルンより少し腕が長く見えるような、見えないような…。

第1背ビレと第2背ビレを広げると、こんな感じ!

ちなみに透視は、こんな感じ(笑)


ひと昔前までは、よく見られていたハンドフィッシュ。
なぜ絶滅危惧種になってしまったのでしょうか…?
原因はこれです↓

ヒトデなのです。
こちらの種類も!

潜っている最中、やけにヒトデが多いな〜と思っていました。
また、ホバートの波止場にもたくさんヒトデがいました。
どうやらこのヒトデたちが、ハンドフィッシュの卵を食べてしまうそうです。
このヒトデたち、もともとはタスマニアにいなかった外来種のですが、どこから来たのかというと…

なんと、日本!!

船底についてきたものが、タスマニアで繁殖し増えていったそうです。
外来種が生物環境を壊すといいますが、そういった現場を目の当たりにするとは…。
貴重なダイビングになりました。


とりあえず、タスマニア調査の第1の目的が達成できた私たちは、残りのダイビング2日間は、タスマン半島に潜りに行くことにしました!
魅力的なポイントがたくさんありました☆
ダイビング調査は、まだまだ続きます。



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タスマニア島とは…

2017年04月19日 | 調査
皆さんこんにちは、ブログスタッフのユカです。

タスマニアに調査しに行くぞー!
となりましたが、日本人スタッフの中で、
タスマニアに行ったことがある人は、誰一人おらず…。
そして、なかなかタスマニアでダイビングを考える人も少なく、日本語の情報が少ない……。
となったら自分たちで調べるしかありません。
ということで今回は、タスマニア島とは、
どんなところかをざっくりご紹介します!

まず、簡単に言ってしまえば、北海道のオーストラリア版です!
大きさ、北海道より少し小さくした0.8倍。
ダイヤモンド型ではなく、りんごの形とよく言われているそうです🍎
偶然かもしれませんが、りんごの産地としても有名です🍏
人口も、人の数より動物(羊や牛)の方が多い(笑)
何よりもびっくりしたのが、赤道からの緯度(南緯です)が北海道とほぼ同じに位置しています!
気温は北海道と同じで低めです。
そのため、水温ももちろん低くて、真夏(1月、2月)でもMax.19℃らしいです。
そりゃ日本人ダイバー、あんまり来ないですね(苦笑)
残念ながら、気団の関係で雪は北海道のように降りません❄️そして流氷ダイビングもありません。
よく言われているのが、世界で1番空気が澄んでいる場所です!
また、オーストラリアでは珍しく、シーフードが産業で有名です。


そして、ワーホリ情報としては…、
タスマニアに興味をもっている方、結構いると思います…by 私調べ(笑)
行ってみたーい!とか、
北海道同様、ファームもたくさんあるのでセカンド取るために行く人も多いようです!
ただ、タスマニアのファームは、大変人気があります。
アプライしても、なかなか返事が返って来ないなんてこと、よくあります。
なので、ファームを考えている方は、直接行かれた方が早いかもしれないですね〜☆


私たちは、タスマニアに4泊しました!
フライトの関係もあり、
①カエルアンコウ調査
②カエルアンコウ調査 予備日
③ダイビング調査
④観光調査
の予定でした。

ということで、前置きは長くなりましたが、
次回からタスマニアのダイビング編です🐬
お楽しみに〜☆


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固有種のカエルアンコウ調査依頼

2017年04月19日 | 調査
皆さんこんにちは、ブログスタッフのユカです。

今日は日本のアイドルのご紹介!
アイドル文化の日本ですからね、かっこいいと思う人や、かわいいな〜と思う人たくさんいますね♡
ここでご紹介するのは、人間ではなく、
海の中のアイドルです☆
こう見えて、私はミーハーではなく、
真面目なダイバーですからね(笑)

日本でダイバーに人気のある生き物の1つが、
ウミウシ!と言いたいところですが、ここは我慢して(笑)
カエルアンコウです!

この可愛さ、みんなの虜ですね〜♡

このお魚、進化の過程であまり泳がないから、
ヒレが変形し腕のようになりました。
そのため、魚なのに泳ぐのが苦手で、
手で這って移動します。
(生命の危機を感じると、思いっきり水を吸い込み、
エラからジェット噴射をして逃げます!)
この這っている姿が由来で一昔前までは、
イザリウオと呼ばれていました。
なので、ちょっと古い図鑑などにはイザリウオと載っています。

現在では、イザリという言葉が使われなくなり、
英名のFlog Fish という呼び名から、
カエルアンコウになりました。
カエルの腕のようにも見えますね!
海外での呼び方は様々で、
頭に付いているエスカ(疑似餌)を使って、餌となる魚を呼び寄せて捕食する姿から、
Angler(釣り師)fish と呼ばれることもあります。
ここ、オーストラリアでは、
Handfishと呼ばれています。

日本で見られる種類もたくさんあり、
オリジナルのカエルアンコウ、
ベニカエルアンコウ、
イロカエルアンコウ、
オオモンカエルアンコウ、
クマドリカエルアンコウ(白クマ、黄クマ、黒クマ)、
ソウシカエルアンコウなどなどです。
もともとは暖かい海に在住のカエルアンコウたちなので、日本の伊豆などでは夏から秋にかけて多く見られます!



去る2月、日本からお越しのお客さんから、

オーストラリアのタスマニア島に、固有種のカエルアンコウがいるみたいですが、見たことありますか?
ぜひ見てみたいんですよね〜!!!
ツアーありませんかね〜??

というお問い合わせをいただきました。
やはり、日本のダイバーのアイドルであるカエルアンコウですからね、どこにいても追っかけがいるのです(笑)
しかも、オーストラリアの最南端タスマニア島にまで!!!

調べてみると、Spotted Handfish、
Red Handfish、
Pink Handfish、
Ziebell's handfish がいるそうです。
かなりのレアキャラで、絶滅危惧種でした。
RedとPinkとZiebell'sは、目撃症例も少ないとてつもなくレアです。

そして、お問い合わせいただいたからには、
現地調査が必要!ということで、3月下旬にタスマニア調査に行ってきました。


ということで、次回からしばらくタスマニアのダイビング調査のレポートが続きます。
お楽しみに〜☆



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3月最後の週末

2017年04月19日 | ロットネスト島
皆さんこんにちは、ブログスタッフのユカです。
本日は、三月最後の週末25日(土)の様子と、
26日に誕生したダイバーのご紹介です。

25日は、ロットネスト島に行ってきました!
ロットネスト島では、ファンダイブと体験ダイブとデジタル・アンダーウォーター・フォトグラファー(DUP)・スペシャリティ講習が行われました。
ファンダイブはFurihataさんご夫妻とTsubasaさん、体験はHirotakaさんとKazukiさん、そしてDUP講習のAyuさんというメンバーでした。
今回はエビ捕りではありませんでしたが、おいしそうな伊勢海老がたくさん見られました~。
また、Ayuさんが講習を終えて、DUPスペシャリティダイバーになりました!
おめでとうございます🎊✨
これからも水中でたくさん写真を撮ってくださいね☆


そして、26日にロッキンハムで講習を終えて、
YoshieちゃんがOWダイバーになりました!!
おめでとうございまーす🎊✨

さらに、スタッフ事ですが、Jinインストラクターが200本を迎えました!!
昨年10月のイントラ試験前は、60本でしたが週末は皆勤賞✨で大活躍。
おめでと~!





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