こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。
私が動物愛護精神を抱いたきっかけは次のようなものでした。
私が中学生の時ですから、もう40年ほど前のことになります。
私の実家の隣に倉庫があり、その倉庫の床下で、野良犬の母親が子犬5頭を育てていたようです。
ある日、母犬のみが保健所に連れて行かれたようで、倉庫の床下には子犬5頭だけが残されました。
母犬がいなくなって、子犬たちは母乳をもらえず床下で泣いていたために、倉庫の近所の住民が子犬の存在に気付いて、そのうちの誰かが保健所に通報したようです。
通報を受けて保健所の職員が子犬を連れて行こうとしたところ、たまたま私はその場面に遭遇することになりました。
おそらく、その日は土日か祝日であったはずで、私が学校に行っていたなら遭遇しなかったはずです。
保健所の職員に、「ちょっと待った。私がすべて引き取って世話をするから」と伝え、子犬5頭すべてを私が引き取ることにしました。5頭とも未だ目が開いていませんでしたので、生後1か月も経っていなかったと思います。
引き取ったとはいえ、さすがに5頭も一度に飼うことはできませんので、両親や私の知り合いを通じて声を掛けたところ、幸い4頭は飼主が見つかり、残った1頭を私が飼うことになりました。
貰われた4頭のうち2頭は3才ぐらいで死んだとの連絡を後に受けましたが、短い命であったとはいえ大切に育ててもらったようです。
私が飼うことになった1頭を含め、残りの3頭は天寿をまっとうすることになりました。
ちなみに、5頭の子犬の母犬を私は知っています。
ある日、学校から帰宅したとき、私の家の門の前に母犬がいて、私の方に寄ってきましたので、食パン1枚をあげたことを覚えています。
その数日後に母犬は保健所に連れて行かれてしまったようです。幼い子犬5頭を残して死んでいった母犬の気持ちは如何ばかりだったでしょうか。
子供の頃から動物は好きでしたが、以上のような出来事があって、私は動物愛護の精神を抱くようになりました。
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