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司法書士が書くペット信託ブログ

殺処分の現状

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。

 

保健所で殺処分されている犬猫の数はどれくらいか、知っておられるでしょうか。

 

令和2年度の環境省の統計によると、殺処分された犬猫の頭数は23,764頭に上ります。

今から18年前の平成16年の統計では、約39万5,000頭もの犬猫が殺処分されていましたから、かつてに比べて殺処分数が激減したことは事実です。

 

ちなみに、殺処分の方法として年々その数は減ってきているものの、今でも使用されている主流の方法が「炭酸ガスによる窒息死」です。

そのガス室には「ドリームボックス」などという欺瞞に満ちた名称が付けられていますが、犬猫たちは息ができず、悶え苦しみながら死んで行くことになります。

 

しかし、殺処分動物が多数の場合、保健所職員の安全性確保の面からもコスト面からも、炭酸ガスを利用せざるを得ないという現状があるようです。

従って、殺処分数を減らせば、注射等による安楽死の方法が可能となり、残酷な「ドリームボックス」の廃止に繋がるでしょう。

 

なお、ヨーロッパ諸国では、「ペット動物の保護に関する欧州条約」に基づき、ペットの殺処分の際は獣医師が安楽死させることが原則になっています。日本も、一刻も早く安楽死を原則とすべきです。

 

ペットの行く末や相続の事でお悩みの方は下記HPをご覧ください

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

※ペット信託相談所

※日本ペットトラスト協会《ペット相続士・関西・金城慶成》

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