この混沌というか無計画なところがおもしろい
大阪天満
ティム・リース
ローリング・ストーンズのサイドメンバーとしてツアーに参加し
その後ローリング・ストーンズの曲をカバーしたアルバムも出して
日本でも急速に知られるようになったティム
今回のライブ・アット・スモールズはとても熱いライブ版
クリス・ポッターのテナーと熱いバトルを演じている。
１５～２０分の長作でじっくりソロを聞くことができる。
クリス・ポッターが最高だ。とくにバップ調の２曲目のソロが圧巻だ。
また、ピアノのカルマン・オラーは始めて聞くが
このハンガリー出身のピアニストは独特の弾きかたをするが、
クラシック基調のその演奏はとても深く美しい。
さすがモンクコンペで優勝しただけはある。
ベースのジョン・バティトゥッチは相変わらず堅実で
ビリー・ドラモンドの激しいドラムも丁度よい。
久々に聞き応えのあるアルバムだった。
