冥土院日本(MADE IN NIPPON)

ダチョウ抗体マスクがアジアとワクチン嫌いを救う!

麻生首相自らが呼びかける新型インフルエンザの政府広報のCMスポットが大量にオンエアーされている。皆さんはあのCMを見て何かお気づきになっただろうか。
それはマスク着用に関して一言も触れてないことだ。30秒スポットでは省略されている可能性もあるかなと念のために調べてみたら、ロングバージョンでもまったく触れていない。

■30秒バージョン
http://www.youtube.com/watch?v=vWAgKg8NI6o&feature=PlayList&p=6816A56F15379B1E&playnext=1&playnext_from=PL&index=5

■ロングバージョン
http://www.youtube.com/watch?v=YkATsPIrOFk&feature=related

この理由はWHOがマスクの無効性を主張したからのようだ。当初は執拗にマスク着用を呼びかけていたのに?WHOの言いなりか? 過剰反応といい、水際作戦に固執して国内感染対策が後手に回ったりで、厚労省の対応への風当たりは強い。担当官の医療知識レベルは一体どの程度なのだろう・・・

私も前の記事でマスクが積極的な対策法ではないことを書いた。それは次の理由である。

★一般のマスクでは微小なウィルスは繊維やフィルターを通り抜けてしまう。
★医療用(N95,N100規格)マスクはウィルスを95%~99%カットできるものがあるがフィルターの目が細かすぎて呼吸が楽に出来ないのが欠点。しかも高価。
★インフルエンザウィルスは目の粘膜からも感染する。(ゴーグルが必要)

しかしマスクの効用を否定するものではない。実はインフルエンザ等の感染症対策に大変有効なマスクが開発されている。

それは京都府立大学の「塚本康浩」教授が開発した「ダチョウ抗体」を使用したマスクである。

インフルエンザの抗原をダチョウに注射し、卵から抗体を取り出す。さらにこの抗体をマスクに塗布して感染を防ぐというものだ。従来の鶏卵の25~30倍の大きさがあるダチョウの卵で一気に生産性が高まり、コストが下げられるというものだ。またダチョウ抗体は他のウィルスにも応用出来るばかりでなく、消毒薬としての加工使用も可能のようだ。

■ダチョウ抗体の可能性
http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/2008/2008-09/page07.html

ワクチンの有害性が多数報告され、その有効性が疑問視されている中、このダチョウ抗体をワクチンとして使用しないところが、私のようなワクチン嫌いには福音である。またこの方法を用いれば種類の違うウィルス用のマスクを準備出来るから、流行したウィルスのタイプに合わせて使い分けることも可能になる。
※混合型も開発可能かもしれない

製薬会社(多国籍企業)が独占するワクチンや抗ウィルス薬は高価すぎる為に購入が難しく、困っているアジアの発展途上国でも評価されているようだ。日本政府主導によるアジアの国々へのマスクの無償提供や製造技術指導などが行われればどれだけ国際貢献に役立ち、人々に感謝される事だろう。

ダチョウ抗体マスクについては過去に、いくつかのマスコミで報道されているのだが、肝心な時には情報として流れてこない。本当に不思議な国ニッポン!
厚労省や自治体も抗ウィルス薬の買占めに走るだけでなく、このマスクのストックを是非検討して欲しいものだ。

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