(質問)
1. ユダヤ教の神の名は?
2. キリスト教の神の名は?
3. イスラム教の神の名は?
正解は1.エホバ(ヤーウェ)、2. 天にまします我等の父、3.アッラー
であるが、正確に言うとエホバとは「在りて在るもの」という意味で神の固有名詞ではない。「父なる神」も同様であるが、さらに「アッラー」も「神」という普通名詞であって固有名詞ではないのである。三宗教は一神教である為、神に名前は必要がないのである。この三宗教の根っこは同じであり、神は只一人の一神教であり、神も同一人物なのである。これらのことは三宗教の信徒は十分認識していることだが我々日本人には馴染みがない。
ユダヤ教は紀元前二千年ごろ、古代バビロニア王国が隆盛を誇っていた時代のメソポタミア地方に遊牧民の宗教に端を発しているとされている。ユダヤ民族の祖は旧約聖書の世界ではアブラハムである。ユダヤ教は神に選ばれし人々(選民)=ユダヤ民族だけが信仰できる宗教であり、日常生活に至るまで細かく、厳しい戒律に縛られていた。
そのユダヤ教徒の中に現れたのがイエス・キリストである。彼が結成した原始教団は彼を含めすべてユダヤ人であった。キリスト教は本来ユダヤ教の一宗派(キリスト派)というべき存在であった。キリスト教団は国外に居住するユダヤ民族に布教を行ったことから、異民族の中にも信仰を熱望するものが発生した。キリスト教団は厳しい律法を廃止し、異民族の信仰を許した。これが今日のキリスト教発展の要因となった。(推定信徒19億6700万人)キリストが処刑された原因は預言者のようにふるまい、ユダヤ教の律法を侵したことにある。処刑の理由は「神への冒涜」であった。
一方ユダヤ教を信仰するユダヤ民族は、自らを神格化するローマ皇帝に対しての忠誠を誓わなかった為に、ローマ軍によって滅ぼされ国を失い世界中に離散(ディアスポラ)するのである。ユダヤ教は布教活動を行わないこと。母がユダヤ人でなければユダヤ人であることを認めない。また「タルムード」の日常の厳しい戒律。さらにキリスト教による異端審問などのユダヤ教徒迫害によって、勢力の拡大にブレーキがかけられ今日に至っている。(推定信徒1500万人)しかし、ユダヤ教徒迫害の際にキリスト教徒に改宗したと見せかけながら、実は密かにユダヤ教徒として今日に至っている人々も存在するようである。
イスラム教は7世紀の初め、預言者ムハンマドによって創始された。ムハンマドは40歳のときメッカ郊外のヒラー山上において、神の啓示を受けた。彼は偶像崇拝を禁止するユダヤ教やキリスト教に惹かれ信徒と接触するが、論争の末に喧嘩別れし、新しい一神教を創始することとなる。神からの啓示を受けつつ、ユダヤ教とキリスト教を参考としてイスラム教に両者の長所も取り入れたと言われている。
続く
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