旧約聖書に出てくるエホバ(ヤーウェ)の神は実に怖い神である。嫉妬深く怒りの神である。一旦怒れば容赦なく人々の命を奪い、滅ぼしつくしてしまう。日本人が普通、イメージする慈愛に満ちた神などは似ても似つかない存在である。エホバはもとはシナイ半島辺りの戦いの神で、カナンに侵入したユダヤの各部族が祭ったとされている。
前回ご紹介した「世界がわかる宗教社会学入門」の中で、この神の特徴を見事に表現している文章があったので引用する。
(引用開始)
キリスト教でなにがわかりにくいかというと、神が人間でないという点です。神は知的生命なのですが、人間ではない。あえて言えばエイリアン。エイリアンは、地球外生命で知性がある。そして必ずしも人間に好意的でない。そんなものが実在したら、恐怖です。そんなものは悪魔に見えますが、実は悪魔と神は、表裏で構造が似ているわけです。幸い神はよい意図をもっていて、人間を創り出し、人間を救おうと思っている。
(中略)
神は絶対。人間は被造物、神の意のままになるロボットである。日本人にすれば、このような感覚になると思います。とても人為的に思える。
(引用終了)
著者は例え話として率直な感想を述べたものであるが、実はこの例えが真相の核心を突いているのである。中東地域に興ったユダヤ教、キリスト教、イスラム教の唯一絶対の神、エホバ(ヤーウェ)の正体はエイリアン(地球外生命体)であったのだ。
エホバ(ヤーウェ)の神のモデルはメソポタミア文明の神々まで遡る。メソポタミア文明は現在のイラク周辺に興った世界最古の文明である。その起源の詳細は不明であり、何故この地域に突如として高度な文明が誕生したかは、長い間歴史の謎とされてきた。
進化の流れに逆らうかのように、この中東の地に高度な文明が唐突に誕生したのは、エイリアン達が人類にさまざまな科学技術を教えたからである。エイリアン達は支配者として人類の頭上に君臨し、人類は科学技術で数々の奇跡を起こす彼らを、神と崇めたのである。
メソポタミアには数多くの文明が栄え、また数多くの文明によって征服されてきた。紀元前3000年ごろには都市国家が建設され始めたという。それら諸文明の中には、シュメール、バビロニア(バビロン)、アッシリア、アッカド、ヒッタイト、そしてエラム古代王国などがある。
バビロニアやアッシリアはセム人系の帝国であった。そして後に古代イスラエル王国を建国したユダヤ民族の祖、アブラハムはセム人系の出身であった。
これらメソポタミアの国々で信仰された神々(多神教)こそが「アヌンナキ」を中心とする「アヌンナキファミリー」であった。
アヌンナキがどのような支配を人類に対して行ったかは次回にご紹介する。
続く
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