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豚の背後に暗躍する狐と狸?

豚インフルエンザの蔓延に対抗するために厚労省は冬季のインフルエンザワクチン製造をストップし、豚インフルエンザワクチン製造に全力をあげることを発表した。鶏の有精卵を使用するワクチン製造には時間がかかる。(次の参考記事をご覧になっていただきたい)
何故ワクチン製造に時間がかかるのか

その工程を短縮できる製造法が、有精卵の代わりに簡便に増殖できる培養細胞(アフリカミドリザルの腎臓由来のVero細胞)を用いたインフルエンザワクチン製造法である。この製造法を開発したのがアメリカの製薬会社バクスター社である。バクスターはインフルエンザの特効薬?とされるタミフルの製法特許を所有している。(製造販売はロッシュ社)またアメリカのネオコン、ラムズウェルト元国防長官の息がかかった会社であることで知られている。

昨年からマスコミが大騒ぎしていた新型インフルエンザは流行する事も無く、あの空騒ぎは何だったのか?という疑問だけが残った。この大騒ぎで世界各国政府とワクチン提供契約を結び、ワクチン製造やタミフルで大儲けしたのがバクスター社である。さらに、バクスター社の株価は昨年から今年にかけて上昇を続けている。

今年の3月、カナダの新聞「カナディアン・プレス」がバクスター社の不祥事をすっぱ抜いた。インフルエンザウィルスに汚染されたワクチン原液を世界18ヵ国に輸出していたというのである。バクスター社はミスだと弁明しているが、これは単なるミスでは済まされないだろう。バクスター社は過去に、血液製剤による薬害エイズ事件の張本人だったという黒い前歴もある。新しいウイルスをワクチンに混ぜて世界中に撒き散らし、ワクチンとタミフル製造で一儲けをたくらむ「マッチ・ポンプ」と疑われても仕方が無い事である。

しかし、事は単純ではない。
現在アメリカの製薬業界ではイギリスの大手製薬会社グラクソ・スミスクラインによるバクスター社のライバル製薬会社の買収が進んでいる。グラクソはインフルエンザ治療薬「リレンザ」の製造元でもある。そしてイギリスのロスチャイルド財閥に連なる企業でもある。グラクソの米国内の製薬会社買収はタミフルによって奪われたインフルエンザ治療薬のシェア奪還を目的とする一連の行動であり、「カナディアン・プレス」のスクープはグラクソ側が情報をリークしたのではないかとする見方もある。
(以前からイギリスのロスチャイルドとアメリカのロックフェラーの対立が噂されている。)

今回の豚インフルエンザの発生過程は何か不自然な点が多い。インフルエンザの流行期でない時期に発生したのか。初期に発祥した患者に豚との接触機会がなかった。メキシコ国内での発生地域が国内各地に点在するのか。患者は従来のインフルエンザと違い若い世代が主。何故メキシコだけに死亡者が多いのかなどと例を挙げればきりが無い。

豚インフルエンザのウイルスが、人為的に撒かれた可能性は非常に高い。特に気になるのはメキシコの国内の死亡率の高さである。専門家が指摘するような経済的要因による初期医療の問題だけではないような気がする。世界中を震撼させた「SARS」流行の時は有色人種の圧倒的な死亡率の高さが際立っていた。SARSウィルスの毒性は有色人種のみに有効となる遺伝子操作が行われていたのではないかという説もあるのだ。

マスコミの報道に躍らせることなく、事態をしばらく見守れば、誰が真犯人なのかは自ずから見えて来るだろう。特に製薬会社の株価の推移は必見である。推理小説のセオリー通り、事件によって一番利益を得るものが犯人である。

コメント一覧

フォトン
月のひつじさん
コメント有難うございます。更新をしばらく中断しまして申し訳ありませんでした。

しばらく様子を見てみないとはっきりとしたことは言えないのですが、既に世界経済に与える兆候が見え始めています。それはさまざまな分野の株価の低落です。株価が下がったところで一気に買い漁り、上昇した時点で売り抜けて利ざやを稼ぐのは彼らの常套手段です。

事態がさらに深刻になれば、驚愕するような彼らの経済戦略も見え隠れしています。それに一役買うのがWHOでしょう・・・

月のひつじ
更新ありがとうございます!
フォトンさん、こんばんは。記事の更新をありがとうございます。
豚インフル流行人為説、本当に怪しいですね! 今朝の産経を読んでいても、「米国になぜ死亡者がいないのか不思議」云々という文章がちらっと書かれていて興味深かったです。(記者さんが何か気づいて気になって書いたのか、そうでないのか。。。)
また更新を楽しみにしております。それでは!

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