サビ猫くぅにゃん♪

思いがけず一緒に暮らすことになった野良ネコたちのお話

あぶなかった・・・

2019-08-17 23:26:20 | 野良ちゃんたち
 
チビ保護ネコちゃんのことです。
まさか、こんなことで命の危機にさらされるなんて・・・。
11日の夜まで、元気いっぱいだったのに、
12日の夕方には、トイレの中でぐったり。

多分、軽い熱中症になったんだと思います。
12日は朝から天気もよく、玄関のケージにも半分だけすりガラス越しの日光が入っていました。
早朝は、いつもケージの中で大暴れしている2匹のチビたちですが、
8時くらいになると、またうとうとと寝ています。
そのときに、コタ(仮名)は、トイレの東側、つまり日が当たる場所で寝ていました。
珍しいことですが、日光浴もクル病にならないために必要だし、
暑くなったら自分で日陰に移動するだろうと思い、そのままにしておきました。
いつものようにエアコンをつけ、実家のネコとばあちゃんのお世話にでかけて夕方帰ってくると、
コタがトイレの中で寝ていました。・・・うんこの横で。

なんでこんなところで、と抱き上げると、体が熱い!! いつもと様子が違う!!
慌ててもう1匹の体を触ってみる。やっぱりコタの方が熱い。
元気がないし、ぐったりしている。熱があるみたい。呼吸は荒くないけど・・・。
後ろ足に力が入らないみたいで、少し進むのがやっとだ。2段目にも上がれない。
12日は祝日で動物病院も休みだ。一応、電話してみる。・・・留守電、ダメだ。

どうしよう。考えられることは、熱中症か?人間だったら、水分をとって体を冷す。
コタにも水を飲ませてみる。自分では飲もうとしない。スポイト・・・ない。
ストローがあるから、ストローに水をためて口元にもっていく。飲んで!!何とか飲み込んだ。
体を冷す・・・冷しすぎてもだめかも。クールマットで体を包んで抱っこ。
すぐにマットがぬるくなってしまう。方向をかえて包み直す。
大好きなネコ缶をお皿にいれてみる。
いつもなら、もう1匹を押しのけてガツガツ食べにくるはずなのに、見向きもしない。やばい・・・。
少しずつ手にとって、口元に運んでいくと、ゆっくりゆっくり食べてくれた。よかった!! まだ、食べられる。

そうこうしているうちに、とうちゃんが帰ってきました。様子を話すと、
とうちゃんは、すぐに近くのコンビニにポカリを買いに行ってくれました。
水で3倍ぐらいに薄めたポカリをスポイトで口に流し込むと、コタはごくごくと飲んでいました。

水分補給と体を冷すことで様子を見ながら、コタのためにもう一つ平屋のケージを用意。
ケージもスポイトもハコたちのお古だけど、とっておいてよかった。
コタをケージに入れると、よたよたとトイレに行って、おしっこ。えらいなぁ、ちゃんとトレイで。
かなりの量のおしっこも出ている。よかった。
ダンボールのおうちにクールマットを敷いて、扇風機の風も軽く当たるようにしておいた。
夜の11時くらいになると、体もちょっと冷めてきたみたいだった。

翌朝、ちゃんと息をしていることを確認して、一安心。体は、熱くない。食欲は、まだ。
9時30分から病院の診察が始まる。それまでの辛抱だ。頑張れ!!コタ!!

動物病院に連れていったけど、熱もなく、食べられるなら大丈夫だということでした。
実際に、家に帰ってくるとコタは自分で餌も食べられるようになっていました。
まだ、足元はふらふらしていて、2段目に上がるのに苦労していたけど、自力で上がれていたし・・・。
やれやれ、よかった~。本当に、よかった~。

ということが、ありました!! 本当に、びっくりしたし、まさか、数時間の日光浴で?とも思いました。
この暑さ、侮れませんね。ネコは、自分で温かい場所や涼しい場所を探すものだ、と決めつけるのも
間違っていたと学びました。気をつけます!!

今日のコタは、元気に走り回っています♪