サビ猫くぅにゃん♪

思いがけず一緒に暮らすことになった野良ネコたちのお話

ありがとう クッキー

2019-08-24 22:58:30 | メメ・チョコ・クッキー

8月22日の午前10時45分ごろ、クッキーは静かに天国へ旅立ちました。

前々日から、後ろ足に力が入らなくなり、トイレの失敗も増えていました。それでも、自分の力で動こうとして、
涼しいお風呂場のタイルの上で、一日過ごしていました。

前日の夜、お別れのときが近いかな・・・という予感はありましたが、クッキーは、頑張っていました。

22日の朝、主人と一緒に様子を見に行くと、ベッドの下の奥の方でぐったりしていました。
「クッちゃん。」と呼ぶと、ベッドの下からよろよろと出てきてくれました。主人に大好きなとろリッチのほたて味をもらい、
おいしそうになめたクッキー。もう、後ろ足がよろよろで、体を支えることも難しそうでした。
私たちが朝ごはんを食べてくる間、クッキーを独りにはできないと思い、
抱きかかえてリビングに連れて行き、ばあちゃんに見てもらっていました。
近くの喫茶店から帰ったとき、クッキーは座布団から降りて、お腹をぺったり床につけて両足を伸ばし、
上半身だけ横向きになってねていました。
頭を撫でたり、水をあげたり、話しかけたり・・・
「よく頑張ったね、クッちゃん。もう、頑張らなくていいんだよ。」
「ユメ、トラちゃん、じいちゃん、クッキーが苦しまないように迎えにきてあげて。」と。
そうしているうちに、くるっと体の向きをかえたがりました。でも、うまくいきませんでした。
何度か頭の向きを変えたあと、呼吸がゆっくりになり、大きく頭をもちあげたかと思うと、
しずかに、本当にしずかに呼吸がとまりました。眠りに落ちたかのように。
ばあちゃんも、主人も私も、チョコもメメも、その場で見守ることができました。
まるで、みんなが揃うのを待っていてくれたかのようでした。
鳴きもせず、苦しむ様子もなく・・・。
わかっていたことですが、涙が止まりませんでした。
お別れは、とってもとっても悲しいことだけど、最期まで頑張ったクッキー。
待っていてくれて、ありがとう。また、生まれかわって会いにきてね。
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