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確かに、今は、頭を下げずに通り抜けられます。でも、本当は、真ん中の高さに、もう一本、柵があったんです。パイの足元に落ちています。誰が、落としたのでしょう。
まきばには、こんな役にたたない柵が、何ヶ所かあります。ポニーたちは、ちゃんと知っていますが、必要以上に出ません。出ないふりしている方が、そこを直されることもなく、いざ、出たい時に、出られるからでしょうか?季節ごとの、植生を把握して、それを食べるときだけ出るのかもしれません。
ポニーたちの頭の中には、鮮明なまきばの地図があるのかもしれません。これから、食べるものが少なくなると、あちこちに、出没します。
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「お母さん、おいしいものの場所、
全部、教えてね。」