くろねこ写真館

退屈な毎日。
幸せな毎日。
大切な毎日。
写真を撮る。

少し前のこと

2020-10-18 08:30:00 | 私の記録
今日の投稿は私の思っていることをうまく書ける自信がないので、もし、読んでくださっている方がいたらごめんなさい。
何言ってるかわからないかもしれません(笑)】


元カレとか元カノのSNSを検索したことってありますか?

私は今まで一度もなかったのですが…

Facebookのメッセンジャーで一度元カレから連絡が来たことがありました(もう何年も前の話)が、当時は無視していました。

それが数年後、ちょっとしたきっかけで連絡を取ることに。
彼も既に結婚をしている様子。

しばらくは、ちょくちょく連絡取りつつ、お互いの近況や子どもの話などなどしつつ。
当時、Facebookの機能を使って連絡をしてきたことについても
『未練タラタラだったんだよ〜』
なんて笑って話してました。


しばらく経って、彼の結婚相手が私の知っている人だと発覚。

私はそんなこと気にしないのですが、当初彼は
『私の知ってる人と結婚したの?』
って聞いても
『いや、友達の紹介で知り合った人』
と答えていて。
つまりは、しばらくその件を隠していたわけです。


結婚相手が知っている人、といっても、本当に顔と名前を知っていて少し関わったことがある程度。
仲良くしてた友人というわけではないのです。

なんで彼が嘘をついたのか。
彼が結婚した彼女ってどんな人だっけ?
っていう単純な好奇心で彼がくれたメッセンジャーの履歴から中をのぞいてしまったのです。
私も見なくていいのに、ちょっと悪趣味ですよね…

彼自身はそんなに投稿はなかったのですが、芋づる式に見てしまった、彼の妻となった彼女の投稿。
ペットのことや子どものことなどなど、極々普通の微笑ましいモノばかりでした。

ただ、一つ。
投稿の中で彼のことを『主人』と書いていることに、とてつもない違和感を感じました。

自分でもアレ?っといった気分です。

始めは私が知っている人と結婚したことについて、殊の外気になっていたのか、とか。
別に今さら何ってわけではないけど、嫉妬してるのか、とか色々考えちゃいました。

でも、この気持ち悪さというか違和感は違う。
私が彼を『主人』と呼びたいわけではない。

もともと、彼女と私は知り合いで。
変な例えだけど、(特に連絡は取らないけど)連絡を取るとしたら本人と取って良いはずなのに、彼を通してくださいって言われてるような気がしました。
2人って個々の独立した人だったはずなのに『結婚』したことによって、彼の所属になった、というか、傘下に入ったような…なぜ???って思いました。

私自身はSNSに夫のことは書きません。
でも確かに電話の対応などでは
『主人は外出してます』
って言うな。
結婚して『主人』って言葉を使うことになんの違和感も感じなかった…。

そこで、ふと気づいたのです。
私、結婚したけど夫は私の『主人』ではないのでは?
私は夫と結婚して『妻』になったけど、私は私で。
そこから急に『誰かの奥様』だけを生きてきたわけではないはず。
私は一体、今誰を生きてるの?

『主人』を使うって側から見たらこういうこと???

確かに夫と結婚して、ある程度の束縛というか婚姻届を出したことによる契約が嬉しく感じた時期もありました。
『主人』と呼べる立場の人が私にもいるのだ、と。


結婚式では新郎&新婦とか花嫁&花婿とかって言い方するけど
考えてみれば、妻側は『旦那』『主人』は使うけど『うちの婿』なんて言い方はしない。


時代の名残りの言い回し、と言ってしまえばそれまでだけど、

『言葉』は大きな意味を持つ。

私の周りの人たちも多くは妻のことを『うちの嫁』というけど
振り返ってみれば、私の夫は一度も人に話す時『うちの嫁』とは言ったことがない。
夫の方が随分と年上なのに、『嫁』って違うよね、と言って使わない。

夫はちゃんと私に敬意をはらってくれていたのです。
私は色んなことを理由に夫に甘えて、言い訳して、自分の足で立とうとしていなかったかも。
敬意をはらってくれている夫に、すごく失礼なことをしながら、私の人生まで背負わせるようなプレッシャーを感じさせていたのかもしれない。

私はそんな夫婦じゃなくて、お互い足りないところを補い合っていける夫婦がいい。


始めは彼女の投稿見つつ、なんだか後ろめたいというか、私って悪趣味だな、って思ってました。
でも、都合の良い言い方ですが、彼女が『主人』と書いていてくれたことで、私がずっと目を背けていたことに気づきました。

彼から急に連絡があったことや、彼が私に妻のことを隠していたこと。
そして、彼が私とそれからどういう風に付き合っていこうとしていたかは、結局わからず終いだけど。

その後、彼とは連絡を取ることなく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


17.自分の甘えに気づかせてくれた投稿に出会えたこと。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。