ホルンを吹く時に、
「息は(前ではなく)上に吹く」
これが解ってはいるけど、なかなか“いつも”は出来ない。
なにせ口元からは前にマウスパイプが伸びてるし、
目の前には楽譜がある。
「吹こう」とすると、無意識に息を前に出してしまうものだ。
先日、ヘルマン・バウマンが
「全てのホルン奏者は、毎日歌を唱うべきなのです。唱うこととホルンを演奏することは、一緒なのです。まさに同じ事。」
と言われてた記事を読み、車内でCDを聞きながら鼻歌でも歌うようにしていた。
歌う時は、無意識で声は上に出せる。
これは、小学生の頃の音楽の先生の影響が大きい。
高音をとても綺麗に歌う先生で、いつも
「声はね、頭の上に抜けるようにだすのよ」
と優しく言ってくれていたのだ。
それでやっと解った!(気がする(笑))
「歌うように吹けば、自然と息は上に出る。」
やってみると、いい感じ🎵
ただ…「歌うように吹く」のは、
楽譜に噛り付いていては、出来ない(笑)
そして、「吹く」というより
「演奏する」「奏でる」と思った方が良い気もする。