ウケる。
今日はニホンザルの日、だそうです。
お猿さんといえば、忘れられない記憶があります。
昭和の山奥の実家のすぐ近くには、バスターミナルがありました。
一日何本ものバスが出入りして、夜には数台のバスが停車して、翌日の仕事を待っていました。
記憶にある時期に、待合室の外で、お猿を檻に入れて飼うようになりました。
なぜそうなったのか、バスを待つ人の癒しに?
今に思えば謎でしかないですが、私はお猿さんが好きではなかったです。
目が合うと怖い。
そこで切符を売っているおばさんが、お猿さんみたいな顔でした。
幼い私は、そのことが不思議で、もしかしたらそのことを母に聞いたのかもしれませんが、
母は「飼い主に似る」という言葉を使ったような記憶があって、ふ~んと思って、以降生き物を飼っている人と飼われている生き物の顔を比べるようになったように思います。
夫婦が似てくるとか、飼い犬に似ているとか、色々ありますよねえ。
実家の近くには国定公園があるのですが、昔はそこに沢山のサルが生息していて、名物にもなっていました。
お猿さん、怖かった。
目を見たらいけないって親に言われたことをよく覚えています。
昭和中盤のその頃、シーズンには何台もの観光バスが来るほどの盛り上がりでした。
今も観光地ではありますが、世の中に沢山の遊ぶ施設ができて、かつての盛り上がりはないようです。
で、バス停のお猿の話に戻りますが、何度か脱走して、そのうち一回は、買い物かごを持った私の母が襲われて、買ったお豆腐をぶちまけられたようなこともありました。
バスターミナルはなくなり、切符売り場のおばさんもなくなり、今や、バスは一日一度来る~~
おらこんな村いやだあ。
古き良き昭和のおさるのおもひで。
あの大量のお猿さんたちはどこに行って、その後どんなふうに生きたのか。
私は、とうきょうへでるだ~~と、途中海外もありましたが、早50年?
東京の山猿、なんとか生きています。
去年の紅葉
もみじ饅頭食べたいなあ。
今日の言葉
サルに烏帽子
ご訪問いただきありがとうございます
感謝をこめて
つる姫