そして、皆さんにとっての旅って、なんですか?
旅という言葉を調べてみると、
たとえば、「たどる日」「他日・たび」「外日・とぶ」「外辺・たび」「飛び・とび」「発日・たつび」
「他火・たび」「給・たべ」
など、数多くの説があって、正確な語源はわからないそう。
その話を進める前にまず、昨日のお話をします。
昨日は、こたろうと、こないだも行った森に行きました。

相変わらず、こたろうはしっぽが上がらないので、しっぽが枯れ葉だらけになっちゃいましたが^^;
それでも人間の10000歩、お尻をフリフリ頑張って歩きました。
帰宅後、買い物があったことを思い出し、一人でいつもの公園を通りすぎると

いつものアングルではないですが、ヒマラヤ桜の蕾に、先がピンクになって今にも咲きそうなのがありました。
今週中には何輪か開花すると思います。
楽しみです。
園路に入ると、午後の日差しを浴びた、美しい紅葉の風景がありました。







最後の写真の人口の滝は、後ひと月もすると、黄色い銀杏の葉で縁取られます。
話を戻し、買い物に行く途中のしばしの一人の時間で、旅、というものを思いました。
わざわざ旅にでなくても、素敵なもの、綺麗なものはすぐ側にあって、それに気づく気持ちが大切だとは思います。
でも、自分はそれだけでは無理だな、と感じました。
日常と全く違う場所で、自分を見つめ直したり、新しい発見をするということも、必要な時間なんだろうなと。
特にわたしのような性格、情緒を持ったものには、定期的な旅が必要だなあ~と、燃える木々の下をくぐりながら感じたのです。
だいたい、昔から一所に留まれない性格。
よくもまあ何十年も・・・・苦笑
月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして、旅を栖とす。
古人も多く旅に死せるあり。
予もいずれかの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂白の思ひやまず、波辺にさすらへ・・・・
ひとそれぞれ、旅の目的も方法も違うと思います。
おいしい物を食べる、非日常でリフレッシュする、自分探し、等など。
一人旅もよし、友達と語り合いながらの旅も楽しいものでしょう。
渡り鳥などとは、目的が違いますが、人間には遠くに旅する事が心の栄養にもなるのかなあと。
そういえば、先日昭和記念公園に行ったとき、本当に久しぶりに、ともだちと歩きたかったなあ、と思いました。
一人旅が好きな私がこんなふうに思うのは珍しいこと。
綺麗だね、おいしいね、と、側にいる人と感動をシェアすることの大切さというか。
こんな想いは、単純に秋だからかなあ?
(笑)
言い訳をすれば、手術してから体調が安定せず、友達との約束をドタキャンすることが多くなり、それもきっかけで、申し訳なくて友達と約束できなくなったってのも理由ですが。
昨日は山頭火、今日は芭蕉。
昨日も今日もいい天気。
ちょっと、たびにでます。
得意のこころの旅。
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫