道化師の背中

道化師の背中



追っかけていたものがこれだったのかもって思って

笑った

自分のものの為じゃなく育った者のなれの果てだなと

よく笑える



ギャツビーハウスというものが何だったのか

成長過程の一環というには、労力も時間も財産的給付も意地も精も根も

果たし過ぎたように思える



正直、楽しかった

劇団創再土を引きずり過ぎたか

ところが劇団創再土は終わってないんだと思う



元々一人の道化だったんだろう



まわりに薄情で

まわりから薄情で

やはり笑う



いま恵まれてよく笑う



んで涙は決して枯れ果てない

四十過ぎてよく泣く

何でもないことでよく泣く

これはたぶん自分のものの為だと思う

やっといまはとても幸せだ







今年はもう後半戦

北朝鮮のテクノカットクソ豚野郎も

どうでもいい



今年も入道雲が見たい

入道雲を前に、

四十ならではの涙腺かまして、

「今日はにゅどってんねー」

と例年通りぐずぐず叫びたい