劇的な事象に囲まれているけど、今は「それ」だらけなのだと思う
そう考えると「運命」を除けば、よくあること
乃至は運命で、もはやそれだらけでしかないのが現在
この物語は、取り扱う問題に対し少し安易な取り組みだと批判する
1.冒頭の三島の両親
2.結末の品城
の取扱いが極めて雑
実社会の上記彼らの存在は、
もっと複雑で罪深く、
治癒が望めない
1,2をどう捉え、取り扱う(処理する)かが、現実社会(本書では主人公ら)の問題だと断定する
要するに親子観契約関係に於ける抑圧委譲という卑しい歓喜があり
ここに絶望の本質、
その受容に主人公らの治癒がある
そこに到達できていない
よって本著作はあまりお勧めできないかなと思う
よって今の社会に、むしろこのレベルで本件問題の映画化は危険な気がするし、
出来るだけ、安易な「アンさんの愛」にフォーカスした物語にしてほしい
現実社会の私の最適解は、
寧ろ上記の1,2の迷走した「52ヘルツ」を掬い上げ、叩き潰す
どの立場でどの相手でも
以上
という忘備録
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