取り付きまで行って、条件の悪さに敗退した事もあり、時期を選ぶ山だなぁと思ってました。
3月か4月がベターなんだけど、
4月になると行きたい山がいっぱい出てくるので3月で!
前日に登った、かっぱさんの情報ではガリガリでスピーディに行動出来たらしく、期待はつのる。
しかし・・
望岳台についてみると猛吹雪&積雪が膝くらい・・
まあ、行ける所までいってみるかと、結局地獄の底まで行ってきました
(ラッセルが深かったから・・)
豊平川までの下りは素晴らしいスネ~ヒザのパウダー
(3月らしく重いが)
ビュッと飛ばして標高差約250mを約10分。
まあ、帰りには痛恨の登り返しになったのですが。
重く深いラッセルの長い林道を歩き、狭薄の取り付きと思しき辺りでは地図に無い林道が迷路のようにはりめぐらされ、読図を妨害します。
最終的には地図の等高線とコンパスだけが頼り。
中山峠を下る時に見える、狭薄のなだらかな斜面(.900前後の)はカンバとタンネを交互に植えた、植林地帯だったりして意外でした。
.1036までは何の問題も無く通過
.1036から見た景色
雪庇が巨大に発達して、しかも右に左に雪庇
部分的に両雪庇にもなったりして、ここからは「わかん」にトランスフォームさせていただく。
いただいていた情報では南西の沢を滑ると快適との事だったけど、
ガリガリの斜面の上にドカ降りで雪崩が恐ろしい。
かつ、視界が悪いためピストンを選ぶ。
しかし・・ ピストンを選ぶも下山時には登りのトレースは消えてました・・
膝ラッセル、吹きだまりは胸ラッセルで恐浮エじるくらいだったのに!!
一瞬でトレースが消えたのは恐かったですねぇー
1100ぐらいの様子
ちょいと尾根が広くなってきたけど、ラッセルの深さは相変わらず。
話しあってリミットを決めていた13時ビタリに頂上到着
この通り、何も見えず・・・
息も出来ないくらいの強風&低温
逃げるようにピークを後にし、一刻も早く高度を下げたい。
食事も歩きながら摂る。
冷え切った体は風が無いだけでも暖かく感じる。
標高を200も下げると気分もだいぶ楽になった。
漁入沢
帰りにこの沢を見るあたりでは気持ちに余裕が出てきて、
この沢で漁岳に行きたいなぁ。とか、豊平川をずっと遡るとオコタンペ湖へ行くんだっけ?
などと会話しながら、もはや勝った気分の林道歩きだった。
マリオのキノコがあるぜ!
1upキノコかもよ!?
などと言う余裕は豊平川からの登り返し、地獄の250mに取り付くまででした。
ボディーブローのように効いてくる長い林道歩きと、怒(ド)ラッセル。
最後の登りは効いたねぇ。
車に着いた時はうれしかったもん。
で、スキーにシールがついてて意表を衝かれたよ。
普通は下山したらシールはリュックと相場が決まってるからねぇ。
そんな感じで、まあ、素晴らしい山行でした。
今は大荒れの山とラッセルと長丁場に勝った喜びがじわじわ来てる感じです。
できれば、また天気のイイ時に行ってみたいです。
休みなしで10時間もラッセルすんの、けっこうヤダ
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