ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】殺人の追憶…韓国にマイナスのイメージ、韓国映画にプラスのイメージを抱く

2021-12-25 11:29:50 | 映画・DVD
本日2021年12月25日(土曜日)2度目の更新1度目はこちら
1度目の投稿「ブラック・レイン」に続きこちらもテレビ録画📺して観た映画の鑑賞記録です

2021年12月30日 3:18追記:この記事アップ後「Netflix」「キング」を鑑賞しました)



「殺人の追憶」🍑🥄
監督 :ポン・ジュノ
出演 :ソン・ガンホ、キム・サンギョン、パク・ヘイル
制作年:2003年
制作国:大韓民国🇰🇷
原題 :살인의 추억

2021年11月13日(土曜日)にBS12「土曜洋画劇場」枠で字幕版放送されたもを録画。
2021年12月16日(木曜日)の深夜までに数回に分けて鑑賞しました。



概要
韓国で1980年代後半に発生した「華城連続殺人事件」を元にした映画。
1986年10月、韓国華城市の用水路から束縛された女性の遺体が発見される。地元警察の刑事パク・トゥマン(ソン・ガンホ)らが捜査にあたるが進展せず、2か月後線路脇の稲田でビョンスン(リュ・テホ)の遺体が発見される。パク刑事はビョンスンに付きまとっていたという知的障害を持つ焼肉屋の息子ペク・グァンホ(パク・ノシク)を連行し取り調べを始める。この頃ソウル市警の若手刑事ソ・テユン(キム・サンギョン)が華城市に赴任してくる。グァンホを犯人と決めつけたパク刑事とチョ・ヨング刑事(キム・レハ)は、暴力的な取り調べで自供を迫り、証拠を捏造、グァンホは殺害方法を話し始めるが、ソ刑事は遺体の状況からグァンホの麻痺した手では犯行は不可能であると断定、新任のシン・ドンチョル(ソン・ジェホ)に進言し、大掛かりな捜査を開始する。



概要
「パラサイト 半地下の家族」が面白かったから同監督のこいつも録画してみようと…で、観たのだけど、こちらも面白かったです

最後まで実話ベースと知らないで観ていたから「オチないじゃんとはなったけどね💦

どこまでリアルな描写なのかは分からないのだけど
1980年代の韓国って著しい田舎
衛生的にも国の体制的にも住みづらそう…同じ時代に生きている者として日本に生まれて良かった💦
警察の滅茶苦茶な捜査とかも恐ろしく💦💦…あの知的障害者への扱いとかバカに仕方とかその結果辿る末路とか怖い💦💦
かつ田舎の地域に変態がたくさん住んでいるという…
彩度を落とした映像や汚い描写、悲惨な被害者に体を映す演出と相まって、かなり韓国が嫌いになるタイプの描写が多々💦💦

そういう気持ちに反して…
(これはボン・ジュノ作品に限ったことなのかも知れないけど)
韓国の映画のつくりはやはり上手いと思わせられるものでしたかね。
負の描写が多いけど、ボン・ジュノは母国韓国のことが嫌いなんかな


前述もしましたが
…で、犯人誰なん
…あの「憂鬱な手紙」て曲とか、雨とかは事件に関係あったの
と、オチをつけられないテーマというのが残念💦…と思わせられる、上手い映画でした。
テーマも展開も「ゾディアック」に似ているんですが、こちらの方が先に作られた映画ですね…「ゾディアック」はコレに感化されてたりするんかな
(この事件、映画の作られた2003年当時は未解決だったけど、今は犯人分かっているみたいですね…正しい捜査と裁判が行われていればですけど)


点数は4点強(5点満点中)ぐらいです。



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿