本日は、2024年11月6日(水曜日)です。
以下は、映画鑑賞記録
今回は海外古典アニメの回。
「時の支配者」👨🚀
監督 :ルネ・ラルー
出演(声):フレデリク・ルグロス、ジャン・ヴァルモン、ミシェル・エリアス
制作年:1982年
制作国:フランス🇫🇷
原題 :Les Maîtres du temps
アニメーション作品
有給休暇で休んでいた2024年10月25日(金曜日)の15:30頃までにかけ「Prime Video」字幕版で鑑賞。
観たのは、4K修復版とのこと。
概要
惑星ペルディドで救難の通信を行いながら黒い雲から追われる親子の乗った車があった。黒い雲の入れない森に到達した車だったが、森の中で衝突した車は大破、重傷を負った父クロード(声:サディ・ルボット)は、幼い息子のピエール(声:フレデリク・ルグロス)に卵形の高性能通信機を渡し息絶える。クロードのSOSを受信していた宇宙船の艦長ジャファール(声:ジャン・ヴァルモン)は、ピエールの救助に向かう。ジャファールの宇宙船には、革命で故国の星を追われたマトン王子(声:イブ・マリ)とベル王女(声:モニク・ティエリ)も同乗していた。宇宙船は途中、デヴィルス・バル星に立ち寄り、この星に住むシルバード(声:ミシェル・エリアス)にピエール救助の協力を頼む。ここではデヴィルス・バル星の花から生まれたテレパシー妖精ジャド(声:ルドヴィク・ボーガン)とユーラ(声:ピエール・トゥルヌール)も宇宙船に同乗することになる。
感想
1982年、私の14歳の誕生日にフランスで公開された映画。
「Prime Video」で公開が間も無く終わる💦とのことで、鑑賞してみた映画。
「ファンタスティック・プラネット」のルネ・ラルーが、フランス バンド・デシネ界の巨匠メビウス∞と組んで作ったもの…ということで、観る機会があるなら観ておこうと、慌ててチョイス
内容的には…まぁ古典
「ファンタスティック・プラネット」感はもちろんあるのだけど、
「ファンタスティック・プラネット」ほど、芸術性やこだわり抜いた感は無い感じ。
メビウス感については、確かにメビウスなんだけど、バンド・デシネで見せられるセンスはアニメ化にあたって薄まった感…現代技術ならメビウスの絵柄そのままにアニメ化とかも可能なのかも知れないけど、1982年なら致し方なしということでしょうか。
同じ古典でも、メビウス感だけでいえば「ヘビー・メタル」の方が強かったかも知れません。
お話は追っかけると…こちらも現代基準では普通。
当時だったら、そこそこかも(?)…
友人の未開の惑星に一人取り残された子供を救助に行こうとする一行
その間にある、障害の数々。
悪い王子
洗脳する(?)星
革命軍の検閲
で、唐突に時の逆行
…オチはタイムリープしてしまっていた、あるキャラクターの話。
バッドエンドなんじゃ無い…
あとごく終盤で時の支配者なる関係ない奴が急に絡んできた…
そういうやつです。整然とはしていません。
で、作り全体の感想なんだけど…
なるほど、SFアニメのバイブルの一つがこれなんだね…というもの。
この直後の日本のコミックやアニメは、かなりこの影響を受けている様子。
今では世界的なコンテンツであるガンダムなんて…
これと「スターウォーズ」と「デューン」と「宇宙の戦士」等々を全部盛りにしただけ。
「イデオン」とか、デザイン含めここからのパクリ。
宇宙の止め絵みたいなので終わる演出も、りんたろう監督アニメで何度も観たような。
ただし、
主人公が寺沢武一の「コブラ」風なんだけど、多分「コブラ」の方が先。
さらに元ネタがあるってことなんかな
いずれにせよ、サブカル界の重要ポイントの一つであろう映画です。
あ、あと途中の危険な洗脳惑星ガンマー10で出てきた、洗脳されたらなる、白くて羽の生えたやつは、「キン肉マン」のペンタゴンに影響を与えている風ですが…「キン肉マン」の方が多分先。
「キン肉マン」から影響受けったってことはないと思いますが💦
点数は4点弱(5点満点中)
「ファンタスティック・プラネット」、「ヘビー・メタル」双方よりもちょい劣るってことで。
では、このあたりで
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以下は、映画鑑賞記録
今回は海外古典アニメの回。
「時の支配者」👨🚀
監督 :ルネ・ラルー
出演(声):フレデリク・ルグロス、ジャン・ヴァルモン、ミシェル・エリアス
制作年:1982年
制作国:フランス🇫🇷
原題 :Les Maîtres du temps
アニメーション作品
有給休暇で休んでいた2024年10月25日(金曜日)の15:30頃までにかけ「Prime Video」字幕版で鑑賞。
観たのは、4K修復版とのこと。
概要
惑星ペルディドで救難の通信を行いながら黒い雲から追われる親子の乗った車があった。黒い雲の入れない森に到達した車だったが、森の中で衝突した車は大破、重傷を負った父クロード(声:サディ・ルボット)は、幼い息子のピエール(声:フレデリク・ルグロス)に卵形の高性能通信機を渡し息絶える。クロードのSOSを受信していた宇宙船の艦長ジャファール(声:ジャン・ヴァルモン)は、ピエールの救助に向かう。ジャファールの宇宙船には、革命で故国の星を追われたマトン王子(声:イブ・マリ)とベル王女(声:モニク・ティエリ)も同乗していた。宇宙船は途中、デヴィルス・バル星に立ち寄り、この星に住むシルバード(声:ミシェル・エリアス)にピエール救助の協力を頼む。ここではデヴィルス・バル星の花から生まれたテレパシー妖精ジャド(声:ルドヴィク・ボーガン)とユーラ(声:ピエール・トゥルヌール)も宇宙船に同乗することになる。
感想
1982年、私の14歳の誕生日にフランスで公開された映画。
「Prime Video」で公開が間も無く終わる💦とのことで、鑑賞してみた映画。
「ファンタスティック・プラネット」のルネ・ラルーが、フランス バンド・デシネ界の巨匠メビウス∞と組んで作ったもの…ということで、観る機会があるなら観ておこうと、慌ててチョイス
内容的には…まぁ古典
「ファンタスティック・プラネット」感はもちろんあるのだけど、
「ファンタスティック・プラネット」ほど、芸術性やこだわり抜いた感は無い感じ。
メビウス感については、確かにメビウスなんだけど、バンド・デシネで見せられるセンスはアニメ化にあたって薄まった感…現代技術ならメビウスの絵柄そのままにアニメ化とかも可能なのかも知れないけど、1982年なら致し方なしということでしょうか。
同じ古典でも、メビウス感だけでいえば「ヘビー・メタル」の方が強かったかも知れません。
お話は追っかけると…こちらも現代基準では普通。
当時だったら、そこそこかも(?)…
友人の未開の惑星に一人取り残された子供を救助に行こうとする一行
その間にある、障害の数々。
悪い王子
洗脳する(?)星
革命軍の検閲
で、唐突に時の逆行
…オチはタイムリープしてしまっていた、あるキャラクターの話。
バッドエンドなんじゃ無い…
あとごく終盤で時の支配者なる関係ない奴が急に絡んできた…
そういうやつです。整然とはしていません。
で、作り全体の感想なんだけど…
なるほど、SFアニメのバイブルの一つがこれなんだね…というもの。
この直後の日本のコミックやアニメは、かなりこの影響を受けている様子。
今では世界的なコンテンツであるガンダムなんて…
これと「スターウォーズ」と「デューン」と「宇宙の戦士」等々を全部盛りにしただけ。
「イデオン」とか、デザイン含めここからのパクリ。
宇宙の止め絵みたいなので終わる演出も、りんたろう監督アニメで何度も観たような。
ただし、
主人公が寺沢武一の「コブラ」風なんだけど、多分「コブラ」の方が先。
さらに元ネタがあるってことなんかな
いずれにせよ、サブカル界の重要ポイントの一つであろう映画です。
あ、あと途中の危険な洗脳惑星ガンマー10で出てきた、洗脳されたらなる、白くて羽の生えたやつは、「キン肉マン」のペンタゴンに影響を与えている風ですが…「キン肉マン」の方が多分先。
「キン肉マン」から影響受けったってことはないと思いますが💦
点数は4点弱(5点満点中)
「ファンタスティック・プラネット」、「ヘビー・メタル」双方よりもちょい劣るってことで。
では、このあたりで
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