【映画】ブラック・ウィドウ…我々は2年待った

本日は2021年7月11日（日曜日）…もしかして…です。
母が（色々疎いかつ足りない）弟のコロナワクチン💉申し込みをして欲しいというので、2キロ離れた実家まで歩いて言って戻ったぐらいの日です。
実際に申し込みはできませんでした💦まだ弟の年齢の人は受け付けていません…良く申込書を読んでから依頼して欲しかった…自分は職場接種💉の予定なので案内を見ていなかったんよね💦



以下は映画鑑賞記録です



（ネタバレ注意です）

「ブラック・ウィドウ」🐖🐖🐖
監督　：ケイト・ショートランド
出演　：スカーレット・ヨハンソン、フローレンス・ピュー、レイチェル・ワイズ
制作年：2021年（本当は2020年）
制作国：アメリカ合衆国🇺🇸
原題　：Black Widow

2021年7月10日（土曜日）「チャチャタウン小倉」内の「シネプレックス小倉」、18:15からの字幕版で鑑賞しました（1番シアター、M20の席）。
いつもなら、Tジョイを使うのですが、大人の事情でそっちの上映が中止になったんよね💦



概要
「マーベル・シネマティック・ユニバース（以下MCU）」の24作目（フェーズ4の1作目）…この順番に「Disney+」のドラマを含めていいのかどうかは良くわかりませんが、映画館上映されたものの中ではこの位置です。
1995年、アメリカのオハイオ州で暮らす、ナターシャ（エヴァー・アンダーソン）、幼い妹のエレーナ（ヴァイオレット・マッグロウ）、父アレクセイ（デヴィッド・ハーバー）、母メリーナ（レイチェル・ワイズ）の家族だったが、実はロシアからの潜入スパイだった。ある日、戦略国土調停補強配備局＝S.H.I.E.L.D.…と思っていたが実はヒドラ系…に正体がばれ、4人はキューバ経由で逃走する。その後、ナターシャが抵抗する中、ナターシャとエレーナは“レッド・ルーム”というスパイ養成機関に送られてしまい、この偽装家族はバラバラになってしまう。
22年後、「シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ」で、当初ソコヴィア協定側だったが最後にはキャプテン・アメリカ側に加担したことで、アメリカ合衆国国務長官サディアス・ロス（ウィリアム・ハート）らから追われる国際指名手配犯となったブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ（スカーレット・ヨハンソン）は、追跡を逃れ、友人で調達屋のリック・メイソン（O・T・ファグベンル）の協力によりノルウェーに身を隠す。そこにはリックがブダペストの隠れ家から運んだという荷物があり発電機の燃料調達のついでにその荷物を車に積み込み出かけるが、その途中謎の暗殺者タスクマスターに襲われる。



感想
ほぼ2年ぶりのMCU映画
本当は昨年（2020年）の5月に観ることが出来るはずだった映画なのだけど💦新型コロナ禍により何度も延期され😡やっとこの7月に公開。

本来は
「ワンダヴィジョン」
「ファルコン＆ウィンター・ソルジャー」
「ロキ」
ら「Disney+」のドラマ群よりも、こっちを先に観れるはずだったんよね。

初日は（おそらく映画配給会社が良かれと思って）平日の2021年7月8日（木曜日）…平日ですし忙しかったので観には行けません💦
そこから昨日までの間は、慎重にSNSを見過ぎないようにしつつ、色々な飢餓感と期待感が積み重なる中、2021年7月10日（土曜日）の夕方から観てきました。

で、面白いしやはり映画ならではの豪華感もある映画
（出演者とか海外ロケとか派手なアクションとか）

筋肉神様までいるヒーローチームの一員なのに…
この映画は、極力突飛なものにならず、出来るだけリアル寄りシリアスな状況で成り立てたもの。
（あの赤い煙とか、なんとかフェロモンは突飛だけどね😅）
雰囲気はあえていえば「キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー」に近いかな。

ちなみに今回の悪の組織からナターシャが報復や粛清を受けなかった理由は…
（まぁ最初はS.H.I.E.L.D.の保護やら本人の実力もあったのでしょうが😅）
ナターシャを襲うことで宇宙から来たゴツい神様からの報復されるのを恐れて…との事。

このソーのこと以外でも…
「キャプテン・アメリカは何故“レッド・ルーム”を壊しに来ないのか」
「ケミカル博士のトニー・スタークに洗脳解除役の複製を頼んでもらいたい」
…とかだったかな、詳細は別として、ブルース・バナーとトニー・スタークを、多分“あえて”混同して言っていたんじゃないかな
「キャプテン・アメリカは俺のこと何か言っていたか（レッド・ガーディアン談）」
「あのポーズなに、着地の時、足開いて手をついて髪をバサってやるやつ」🤣
（この事は何回もエレーナがいじる🤣）
等々、バートン以外のアベンジャーズは揶揄の対象として扱われます😅
バートンといえば…
ブダベストでのバートンとのことは、矢の跡があったぐらいで特に語られませんでした。
「ホークアイ」のドラマに持ち越すんかなその場合スカーレット・ヨハンソンは出て来ない訳ですが

ぼーっと観ていたら普通にスパイ映画。
カーアクションとか格闘シーンは実に良くできています
ナターシャはいつも命ギリギリ気味💦
敵も一撃では倒れない💦
妙に一つの戦いをフィーチャーしすぎない
など、実に私は説明が下手ですがリアリティを感じさせるもの。
（赤い煙が蒔かれた時以外はね）

…豚🐖に呼吸するなというシーンは怖かった💦

で、地味かと言われれば、予告でもあった最後の空中要塞からの空中ダイブしながらの戦いのように、コミック然としたシーンもあるというバランス
（MCUの脚本って、今となっては一番重要なのはバランスかな…それでいうと「Disney+」のドラマ群はやや逸脱気味。この「ブラック・ウィドウ」は上手い範疇）

他のMCU作品から出てくるのは…
ロス元将軍とバートンの写真ぐらい（と前述した揶揄）。
最近のMCU作品の中では（「Disney+」ドラマ群と比較しても）圧倒的にクロス・オーバー感が少ないもの。
その分タスクマスターが、キャプテン・アメリカ、ホークアイ、ブラックパンサー、ウィンター・ソルジャーの戦闘アクションをやるので、MCU感は損なわれていません

脚本は…
割とすっきりしたもので、良くも悪くも搦め手はありません。
味方は全員良い人物分りが良く、裏切ったと思ったけど思わせただけ。
真の敵は一人だけ。
MCUの敵としては珍しく、根っからの悪人…ここは、この映画の特徴ですね、過去のヴィランは、全員それなりの事情があったからね（「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス」エゴは微妙だけど）。
…これは意図しての事なのでしょうが、彼にもそれなりの事情がある…かつて自分を暗殺しようとしたS.H.I.E.L.D.の作戦に娘が巻き込まれる…みたいな描写があるのですが、それも覆ります。
この根っからの悪人ドレイコフを演じるレイ・ウィンストンは、相変わらず顔が怖いです。

この悪人との戦いは、アイアンマン案件以上、キャプテン・アメリカ案件以下といった塩梅のミッションでしたかね。

で、事件が解決。
予告の荒野に立つナターシャは、このラストシーンでした。

で、ナターシャの髪型が変わって（妹からもらったポケットたくさんのベストも着て）、
仲間を脱獄させると…ファルコンの事かな（他は逃走か司法取引なので）…「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」に向けて動き

エンドロール後は更にその後「アベンジャーズ／エンドゲーム」を経た世界で、エレーナにホークアイの暗殺を依頼するヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌのシーン。
一緒に観ていた嫁さんは「ファルコン＆ウィンター・ソルジャー」を観ておらず、このオバさんが誰か分からなかったようです。
本来の公開順ならば「ブラック・ウィドウ」が先なので、嫁さんの感覚の方が本物なのですけどね😅

出演者は…スカーレット・ヨハンソンの他では…
フローレンス・ピュー
デヴィッド・ハーバー
レイチェル・ワイズ
レイ・ウィンストン
と、ヒーローアクション映画というよりは“なんとなく”社会派サスペンスとか、史実コスプレ劇のような面々。
オルガ・キュリレンコ
ウィリアム・ハート
あたりも言えばそうかな。

【はい、思いついたことをとりあえずダラダラ書いています😅】

あとは…
冒頭付近で「smells like teen spirit」のカバー曲（マリアJとかいう人が歌っているらしい）が流れます。
他に物語上重要な曲もあったのですが、個人的には「smells like teen spirit」の方が印象的でした。
子供達の行く末を不安に思わせる映像と相まって、この曲に対するイメージが不穏なものに更新されました💦
（今までは「タモリ倶楽部」で良くかかる曲だったのに😅）
ニルヴァーナのアルバム「Nevermind」のジャケットの赤ちゃん👶💴の行末まで気になりはじめています😅

総じて…

1本の映画として普通に面白かったヒーロー映画とスパイ映画の間として上手く出ていた

2年待ったMCUロスと、MCUへの過剰な期待を埋めるものだったかといえば、そこはそうでもない💦

といった感じでしょうか。


点数は５点（５点満点中）
…いつもMCU映画に付けがちの反則加点は無しです。



（当ブログ内の関連記事）
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（以下はドラマ）
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2021年01月17日　【海外テレビドラマ】ワンダヴィジョン Episode2…前回より更に盛り上がってきた面白い
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では、このあたりで



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