今日もお休み。
最近三連休とれることってあんまりないのですが、
どこにもいかずに家でDVD観てマス
他には「ケロロフィックス」買ってきただけの一日。(コレ↓)
で、映画の記事です。
「サウンド・オブ・サンダー」
(監督:ピーター・ハイアムズ、出演:エドワード・バーンズ、キャサリン・マコーマック、ベン・キングズレー、2004アメリカ/ドイツ)
TSUTAYAさんで「クラッシュ」と一緒にレンタル。
10/27ヨル鑑賞。
同時刻、地上波では「デスノート」やってました。
草稿中の記事で「ブラックホーク・ダウン」と「マトリックス・レボリューションズ」があるのですが、先にまとまったこちらから先に記事アップさせていただきます。
ストーリー
レイ・ブラッドベリの古典SF短編「いかづちの音」を映画化。
西暦2055年。実用化されたタイムトラベル技術により、タイム・サファリ社では恐竜狩りを楽しむという人気ツアーを主催していた。歴史が変わってしまわないように、ツアーは厳格に管理されていたが、あるツアーの際、客の一人が気づかぬうちに過去に小さな変化を起こしてしまう、そこから地球上の進化が狂い始める…
ピロEK的感想&点数
潔いデタラメ理論によって展開していきますねぇコレ。
主人公達に活躍する動機付けとして必要だったのか(?)、徐々に変化していく世界。
タイム・ウェイブ(進化の波)っていうのが来るたびに生態系やらナニヤラが変わっていく。
人類が変化するのは一番最後…
という、ご都合主義
「タイムライン」の記事の際、時間旅行理論として素人講釈をたれた私ですが、
(※興味のある方は、こちらのリンク先を参照ください)
これに
5.デタラメ型
というのを追加しないといけないかなぁ…と思うぐらい変な設定です
(※以下水色の文字は余談、映画の内容とあんまり関係ありません)
先日、時間旅行についての専門的な記事を立ち読みしたのですが、
時間旅行理論として、
保守的な意見では「歴史一本道型(抵抗不可能型)」…時間旅行者の行動は、すでに歴史に組み込まれていて、歴史改変は出来ない。
革新的な意見は、「パラレルワールド型」で、歴史が変更された時点から細かな差のある多重世界が発生。
この二つ以外はあり得ないとされているみたいです。
ですから、歴史が変わると徐々に姿が消えていたりする「バック・トゥ・ザ・フューチャー」等を除けば、ほとんどがこの二つでカテゴリー分けされるらしいです。
「歴史改変可能型」でも(※「タイムライン」の記事参照)
歴史改変しても、改変前の世界は依然として存在しているということで「パラレルワールド型」らしいです。
「オーロラの彼方へ」のお父さんが死んだままの世界もあるし、
「バタフライ・エフェクト」は、最後のシーンにいる主人公の自己満足が満たされただけ。
となると「ドラえもん」の「タイムパトロール」は空しい存在ですねぇ。
「歴史は基本的に修復しようとする型(セワシ君説明型)」でも(※「タイムライン」の記事参照)
「歴史は修復する」と思っているのは、誰かの思い込み。
修復はしたり、しなかったりでパラレルワールドが発生しているということかな。
「タイムマシン」で恋人を助けるのを簡単に諦める主人公ですが、何度かやっていれば助かったんです。
助からないというのは、完全に主人公の思い込みだということ
ちなみに立ち読みした本には、
「タイムマシンは発明された以降の時間でしか旅が出来ない」
と、書いてました。
残念ながら、未来人が我々の前に姿を現すことは無いようです。
「サウンド・オブ・サンダー」に話を戻しますが、
やはり、この作品は「歴史一本道型」でも「パラレルワールド型」でもどちらでもない「デタラメ型」。
「パラレルワールド型」だとすると、
変わってしまった未来に戻って呆然とするのか、
もしくは、普通の世界に戻って何も起こらないのか、
要はワームホールがどういうつながり方をするタイムマシンなのかで、戻る未来が変化するだけだと思われます。
徐々にって…変だよねぇやはり
まぁ、
デタラメ、デタラメとバカにしすぎなのかもしれません。
古典が原作なので、大目に見ないといかんのかもしれないです。
本来、この映画は、生態系が変わったことにより現れたクリーチャーと戦ったり、それから逃げたりするのが本分だと思われます。
時間旅行理論は二の次なんでしょうね
でも、肝心のクリーチャーや未来世界、はたまた例の“波”なんかのCGは、近年の映画の基準で見ちゃうと
ヘボヘボなんだけどね
全編に渡って危機的状況にも関わらず、演出的にあんまり危機感も感じさせられないし。
ということで、2.5点(5点満点中)
たまにはB級(?)SFも良いもので、2点代の点数にしたとはいえ、割と楽しみながら鑑賞しました(いかんせん映像のつくりと、ストーリーのイイカゲンさがねぇ…楽しんだとはいえ、高評価には理性でしなかったとです)。
見どころポイントとしては、
時間修復しようとタイムトラベルをしてると、ミスで着いちゃうチョイ昔のアメリカ。
騎馬のネイティブ・アメリカンが突進して来るシーンって「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」へのオマージュ(もしくはパロディ)ですよね多分。
ここも中途半端というか、地味なシーンなのですけどね
補足・蛇足
今回は(今回も)、全部蛇足みたいな記事になっていますねぇ。
ということで、ほどんどネタは無いのですが…
この映画の重箱の隅でも突付いておきます(このネタは本文中に混ぜても良かったんですけどね)。
劇中のセリフで、
「行った先は白亜紀」
というのはあります(※日本語吹き替え版で鑑賞)。
でも、ハンティングしていた恐竜は、セリフでは
「アロサウルス」(※日本語吹き替え版で鑑賞)。
アロサウルスは、白亜紀じゃなくて、ジュラ紀の恐竜だと…。
しかも、6500年前だと白亜紀も後半で、ジュラ紀とは億単位で遠い時代。
この事件以前にも、生態系の変化が起こるような事故を誰かが起こしてるんですかねぇ…。
ということで、今日はこんな感じ。
ではまた後日
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最近三連休とれることってあんまりないのですが、
どこにもいかずに家でDVD観てマス
他には「ケロロフィックス」買ってきただけの一日。(コレ↓)
で、映画の記事です。
「サウンド・オブ・サンダー」
(監督:ピーター・ハイアムズ、出演:エドワード・バーンズ、キャサリン・マコーマック、ベン・キングズレー、2004アメリカ/ドイツ)
TSUTAYAさんで「クラッシュ」と一緒にレンタル。
10/27ヨル鑑賞。
同時刻、地上波では「デスノート」やってました。
草稿中の記事で「ブラックホーク・ダウン」と「マトリックス・レボリューションズ」があるのですが、先にまとまったこちらから先に記事アップさせていただきます。
ストーリー
レイ・ブラッドベリの古典SF短編「いかづちの音」を映画化。
西暦2055年。実用化されたタイムトラベル技術により、タイム・サファリ社では恐竜狩りを楽しむという人気ツアーを主催していた。歴史が変わってしまわないように、ツアーは厳格に管理されていたが、あるツアーの際、客の一人が気づかぬうちに過去に小さな変化を起こしてしまう、そこから地球上の進化が狂い始める…
ピロEK的感想&点数
潔いデタラメ理論によって展開していきますねぇコレ。
主人公達に活躍する動機付けとして必要だったのか(?)、徐々に変化していく世界。
タイム・ウェイブ(進化の波)っていうのが来るたびに生態系やらナニヤラが変わっていく。
人類が変化するのは一番最後…
という、ご都合主義
「タイムライン」の記事の際、時間旅行理論として素人講釈をたれた私ですが、
(※興味のある方は、こちらのリンク先を参照ください)
これに
5.デタラメ型
というのを追加しないといけないかなぁ…と思うぐらい変な設定です
(※以下水色の文字は余談、映画の内容とあんまり関係ありません)
先日、時間旅行についての専門的な記事を立ち読みしたのですが、
時間旅行理論として、
保守的な意見では「歴史一本道型(抵抗不可能型)」…時間旅行者の行動は、すでに歴史に組み込まれていて、歴史改変は出来ない。
革新的な意見は、「パラレルワールド型」で、歴史が変更された時点から細かな差のある多重世界が発生。
この二つ以外はあり得ないとされているみたいです。
ですから、歴史が変わると徐々に姿が消えていたりする「バック・トゥ・ザ・フューチャー」等を除けば、ほとんどがこの二つでカテゴリー分けされるらしいです。
「歴史改変可能型」でも(※「タイムライン」の記事参照)
歴史改変しても、改変前の世界は依然として存在しているということで「パラレルワールド型」らしいです。
「オーロラの彼方へ」のお父さんが死んだままの世界もあるし、
「バタフライ・エフェクト」は、最後のシーンにいる主人公の自己満足が満たされただけ。
となると「ドラえもん」の「タイムパトロール」は空しい存在ですねぇ。
「歴史は基本的に修復しようとする型(セワシ君説明型)」でも(※「タイムライン」の記事参照)
「歴史は修復する」と思っているのは、誰かの思い込み。
修復はしたり、しなかったりでパラレルワールドが発生しているということかな。
「タイムマシン」で恋人を助けるのを簡単に諦める主人公ですが、何度かやっていれば助かったんです。
助からないというのは、完全に主人公の思い込みだということ
ちなみに立ち読みした本には、
「タイムマシンは発明された以降の時間でしか旅が出来ない」
と、書いてました。
残念ながら、未来人が我々の前に姿を現すことは無いようです。
「サウンド・オブ・サンダー」に話を戻しますが、
やはり、この作品は「歴史一本道型」でも「パラレルワールド型」でもどちらでもない「デタラメ型」。
「パラレルワールド型」だとすると、
変わってしまった未来に戻って呆然とするのか、
もしくは、普通の世界に戻って何も起こらないのか、
要はワームホールがどういうつながり方をするタイムマシンなのかで、戻る未来が変化するだけだと思われます。
徐々にって…変だよねぇやはり
まぁ、
デタラメ、デタラメとバカにしすぎなのかもしれません。
古典が原作なので、大目に見ないといかんのかもしれないです。
本来、この映画は、生態系が変わったことにより現れたクリーチャーと戦ったり、それから逃げたりするのが本分だと思われます。
時間旅行理論は二の次なんでしょうね
でも、肝心のクリーチャーや未来世界、はたまた例の“波”なんかのCGは、近年の映画の基準で見ちゃうと
ヘボヘボなんだけどね
全編に渡って危機的状況にも関わらず、演出的にあんまり危機感も感じさせられないし。
ということで、2.5点(5点満点中)
たまにはB級(?)SFも良いもので、2点代の点数にしたとはいえ、割と楽しみながら鑑賞しました(いかんせん映像のつくりと、ストーリーのイイカゲンさがねぇ…楽しんだとはいえ、高評価には理性でしなかったとです)。
見どころポイントとしては、
時間修復しようとタイムトラベルをしてると、ミスで着いちゃうチョイ昔のアメリカ。
騎馬のネイティブ・アメリカンが突進して来るシーンって「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」へのオマージュ(もしくはパロディ)ですよね多分。
ここも中途半端というか、地味なシーンなのですけどね
補足・蛇足
今回は(今回も)、全部蛇足みたいな記事になっていますねぇ。
ということで、ほどんどネタは無いのですが…
この映画の重箱の隅でも突付いておきます(このネタは本文中に混ぜても良かったんですけどね)。
劇中のセリフで、
「行った先は白亜紀」
というのはあります(※日本語吹き替え版で鑑賞)。
でも、ハンティングしていた恐竜は、セリフでは
「アロサウルス」(※日本語吹き替え版で鑑賞)。
アロサウルスは、白亜紀じゃなくて、ジュラ紀の恐竜だと…。
しかも、6500年前だと白亜紀も後半で、ジュラ紀とは億単位で遠い時代。
この事件以前にも、生態系の変化が起こるような事故を誰かが起こしてるんですかねぇ…。
ということで、今日はこんな感じ。
ではまた後日
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いや~この作品、ツッコミどころ有り過ぎて困っちゃいましたよ^^;
あの”波”も一体・・・
しかも時代考証まで間違ってたんですね^^;
ここまでちゃんと出来てない映画もある意味珍しいですねw
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
製作途中で色々ゴタゴタがあって、資金面で困ったのでCGがしょぼくなっちゃったという話を聞きました。
それだけではなく、時代考証まで間違っていたとは・・(汗)
妙に安っぽい映像と、変すぎるクリーチャーのみ記憶にございます
ここ最近にないようなチャチな映像でしたよね~
その安っぽさとデタラメ感はそこそこ楽しめた私ですが、記事の最後にこっそり「DVDでも充分」と書いてました(笑)
しかし…時代考証までイイカゲンだとは気付きませんでした。
ある意味貴重な作品ですね。^^:
この作品、細かいところはすでに頭から抜けていってるんですけど、
・CGが超へぼかった
・主人公エドワード・バーンズの声が高すぎ
だけははっきりと!覚えてます(^^;
クリーチャーもほぼおぼろなのに、
人類の最終進化形態だけは覚えてます。。
なんだったんだろう、、この作品w
いつもコメントありがとうございます
>いや~この作品、ツッコミどころ有り過ぎて困っちゃいましたよ^^;
いや~、ほんとです。
SF考証役の人とかいない感じのデタラメさが新鮮な作品でした。
>しかも時代考証まで間違ってたんですね^^;
>ここまでちゃんと出来てない映画もある意味珍しいですねw
私も専門化ではないので、正しいことを言ってるかどうかは自身はありませんが、
この映画の全体像から想像するに、たぶん映画のほうが間違っていますよ。
では、またきてくださいね。こちらこそこれからもよろしくお願いいたします。
★ミチさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>製作途中で色々ゴタゴタがあって、資金面で困ったのでCGがしょぼくなっちゃったという話を聞きました。
そうなんですか、そんな事情があったんですね。
CGは最初に恐竜をハンティングする際、明らか過ぎる合成だったので「あちゃ~!」という感じでした。
時代考証は、私も自身があるわけじゃないけど、多分この映画が間違ってます
では、またきてくださいね。
★ルーピーQさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>ここ最近にないようなチャチな映像でしたよね~
>その安っぽさとデタラメ感はそこそこ楽しめた私ですが、記事の最後にこっそり「DVDでも充分」と書いてました(笑)
おっしゃるとおりDVDで十分ですよ。
劇場の大画面で見たら、さぞやアラが目立つ作品だったでしょうねぇ。
>しかし…時代考証までイイカゲンだとは気付きませんでした。
>ある意味貴重な作品ですね。^^:
貴重です。設定がガチガチでも面白くもなんともない作品は多々ありますから、
この作品の考証しない潔さ(?)は買います。面白かったかどうかは別として。
★PINOKIOさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>・CGが超へぼかった
>・主人公エドワード・バーンズの声が高すぎ
日本語で鑑賞しちゃったので、主人公の声まで気が付きませんでした。
残念
>人類の最終進化形態だけは覚えてます。。
あのモグラ獣人みたいな、人類進化系ですね。
全く持って理屈がわかりませんが、あのシーンって笑うポイントなんですかねぇ?
難解です。
では、また来てくださいね。
ひさしぶりにびっくり映画をみました。
このストーリー展開であのちゃちなCGでは
いただけませんぬ
基本的にいいかんげんなかんじもしましたが
この映画の中心でもある恐竜の設定までも
変でしたか・・・
ここまでくると逆に友人に勧めたくなりますねw
いつもコメントありがとうございます
コメントへのお返事がかなり遅くなってしまってすいません
>ひさしぶりにびっくり映画をみました。
>このストーリー展開であのちゃちなCGでは
>いただけませんぬ
ですねぇ。
つい先日、ザ・コアというB級作品を観ましたが、あちらのCGもなかなかチャチで、この作品と双肩という感じ。
結構、低予算作品ってあるんだろうけど、それならチャチなCGでむりにSF作品とらなくてもねぇ
>ここまでくると逆に友人に勧めたくなりますねw
そうですね
未見の方にはぜひ観ていただきたい感もありますねぇ
では、またきてくださいね。
でも、「タイムマシンは発明された以降の時間でしか旅が出来ない」
って言うのは、ちょっとショックですね。
もうすでに来ているかも!って思っていたのに(T_T)
たくさんのコメントありがとうございます
>「時間旅行理論」すごくわかりやすくて勉強になりました!
結構テキトーなこと書いてるだけなので、あんまり鵜呑みにしないでくださいね
>でも、「タイムマシンは発明された以降の時間でしか旅が出来ない」
>って言うのは、ちょっとショックですね。
>もうすでに来ているかも!って思っていたのに(T_T)
私は、こっそり未来人に監視とかされていなくて安心
とか思った派なんですよね
では、また来てくださいね。
つまらないというより、何だか馬鹿にされた気になりました。