
さて(個人的に)三連休の真ん中な本日ですが、今日も雨
&特にすることも無いピロEKです
来月(7月)は、職場の引っ越しやらナニやらで実に忙しそうで、週末の休みがあんまり取れそうにない
ので今回の三連休は貴重なんですけどねぇ
さて本日もちょっと前に観た映画のご報告です。
「パンズ・ラビリンス」
(監督:ギレルモ・デル・トロ、出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、2006年メキシコ/スペイン/アメリカ)
TSUTAYAさんで「バタフライ・エフェクト2」と一緒にレンタル。
2008年6月20日(金曜日)深夜から21日にかけて鑑賞しました。
ストーリー
1944年のスペイン。内線で父親を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)は母カルメン(アリアドナ・ヒル)の再婚相手で、独裁者フランコに心頭し、山間部のゲリラの鎮圧にあたるヴィダル大尉(セルジ・ロペス)の元に身を寄せる。ヴィダルは残忍な男で妊娠により衰弱するオフェリアの母よりもおなかの子を心配し、オフェリアにも辛くあたる。オフェリアは森を彷徨ううち迷宮に足を踏み入れ、牧羊神パン(ダグ・ジョーンズ)と出会う。パンはオフェリアこそはかつて地上に出て不幸の死を遂げた魔法の王国の王女の生まれ変わりだと語り、それを証明するためには、満月の夜までに3つの試練を受けなければならないと告げる
詳しくは…http://www.panslabyrinth.jp/

ピロEK的感想&点数
各映画評にも、予告編にも語られていることなので今更私がここで文章にすることでもないのですが…
…「ロード・オブ・ザ・リング」以降に量産されているファンタジー作品とは一線を隔す映画でした。
…これは、受け取り方次第ではファンタジー映画でさえないのかも
…そしてチョットした凹み映画です
…私は凹みました
。受け取り方を間違えたのでしょうか
この記事は高評価なレビュー
になるし、
高得点を付けますし
、
人にもオススメします
でも、もう2度目は観たくない感じかなぁ
…今のところ
ファンタジーなのにPG-12なのも納得できる内容。
私の場合、「火垂るの墓」を観た時に近い感覚
に陥りました。
スペイン内戦の時代。
フランコ政権時代…なんて全く以って知らないピロEKですが、
この舞台のスペインも含めた(映画等で見る)ヨーロッパの近代史ってのは、ヒステリックに伝わり聞くことが多いですねぇ
で、あの大尉さんのような独裁的に振舞ってる輩が、フィクションだけではなくて本当に居たのでしょう多分…(事実云々よりもその被害者心情は実際にあるんでしょうから
)・・・となると、そんな世相の中であの主人公のような子供が親とも死に別れてしまえば、空想に逃避してしまうぐらいしか逃げ道が無かったのかと思うと凹みます
もしかして、あの悪大尉はオフェリアの父親も殺してるんじゃないですかねぇ
私は食事会
で出席者の方々がお母さんと大尉の馴れ初めを聞くシーンでそう思っちゃったわけですが(私の勘違いじゃなければ)、それをオフェリアが薄っすら感じ取っているなんていう可能性もあったりして
オフェリアが最後の試練を追えた後、
物語は悲劇とハッピーエンドが表裏一体で幕を閉じる訳ですが…
彼女の魂にとって、いったいどちらが現実なのでしょうか(?)
時系列どおりに物語が進行しているのだとすれば、
魔法の世界は実在しているわけで…そうしないとお母さんの様態が医者も驚くほど良くなったり、部屋から抜け出したり、ってのは辻褄が合いにくいのでは(?)とも思うわけですが、
全てが走馬灯だとも受け取れる訳で…


なんにしても、生きてたどり着ける世界じゃなかったってことだから
…彼女が試練の途中体験する魔法世界、逃避先にしては常に陰鬱だったり恐怖に支配されてて、最後に自らが犠牲となってたどり着いた所だけが明るい雰囲気なんだよね…考えさせられる映画でありました。
点数は5点(5点満点中)。
良い映画だと思います

庵野某とかいう監督が、某エヴァンゲリオンという作品のラストで、多分これと似たようなものを描こうと試みて失敗している
のに対し、こちらでは(パンズ・ラビリンスでは)成功。…比較するのも失礼かな
補足・蛇足
蛇足として…透明ドリちゃんの事書こうかと思ったけど広げられそうにないので止めました
…同監督の同テーマ(?)の作品で「デビルズ・バックボーン」ってのがあるらしいです。日本での“括り”はホラー映画。私、ホラー作品は基本観ないのもあって気にもしていなかった作品ですが…ネットでの感想とか読むと、どうもホラー色は薄くて「パンズ…」的な内容な様子。ちょびっと気になっております。
…でも、観たら観たで、また凹むんかなぁ
では、今日はこのあたりで
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来月(7月)は、職場の引っ越しやらナニやらで実に忙しそうで、週末の休みがあんまり取れそうにない


さて本日もちょっと前に観た映画のご報告です。
「パンズ・ラビリンス」
(監督:ギレルモ・デル・トロ、出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、2006年メキシコ/スペイン/アメリカ)
TSUTAYAさんで「バタフライ・エフェクト2」と一緒にレンタル。
2008年6月20日(金曜日)深夜から21日にかけて鑑賞しました。
ストーリー
1944年のスペイン。内線で父親を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)は母カルメン(アリアドナ・ヒル)の再婚相手で、独裁者フランコに心頭し、山間部のゲリラの鎮圧にあたるヴィダル大尉(セルジ・ロペス)の元に身を寄せる。ヴィダルは残忍な男で妊娠により衰弱するオフェリアの母よりもおなかの子を心配し、オフェリアにも辛くあたる。オフェリアは森を彷徨ううち迷宮に足を踏み入れ、牧羊神パン(ダグ・ジョーンズ)と出会う。パンはオフェリアこそはかつて地上に出て不幸の死を遂げた魔法の王国の王女の生まれ変わりだと語り、それを証明するためには、満月の夜までに3つの試練を受けなければならないと告げる

ピロEK的感想&点数
各映画評にも、予告編にも語られていることなので今更私がここで文章にすることでもないのですが…
…「ロード・オブ・ザ・リング」以降に量産されているファンタジー作品とは一線を隔す映画でした。
…これは、受け取り方次第ではファンタジー映画でさえないのかも

…そしてチョットした凹み映画です

…私は凹みました


この記事は高評価なレビュー


高得点を付けますし


人にもオススメします

でも、もう2度目は観たくない感じかなぁ


ファンタジーなのにPG-12なのも納得できる内容。
私の場合、「火垂るの墓」を観た時に近い感覚

スペイン内戦の時代。
フランコ政権時代…なんて全く以って知らないピロEKですが、
この舞台のスペインも含めた(映画等で見る)ヨーロッパの近代史ってのは、ヒステリックに伝わり聞くことが多いですねぇ

で、あの大尉さんのような独裁的に振舞ってる輩が、フィクションだけではなくて本当に居たのでしょう多分…(事実云々よりもその被害者心情は実際にあるんでしょうから


もしかして、あの悪大尉はオフェリアの父親も殺してるんじゃないですかねぇ

私は食事会


オフェリアが最後の試練を追えた後、
物語は悲劇とハッピーエンドが表裏一体で幕を閉じる訳ですが…

彼女の魂にとって、いったいどちらが現実なのでしょうか(?)
時系列どおりに物語が進行しているのだとすれば、
魔法の世界は実在しているわけで…そうしないとお母さんの様態が医者も驚くほど良くなったり、部屋から抜け出したり、ってのは辻褄が合いにくいのでは(?)とも思うわけですが、
全てが走馬灯だとも受け取れる訳で…



なんにしても、生きてたどり着ける世界じゃなかったってことだから

点数は5点(5点満点中)。
良い映画だと思います


庵野某とかいう監督が、某エヴァンゲリオンという作品のラストで、多分これと似たようなものを描こうと試みて失敗している


補足・蛇足
蛇足として…透明ドリちゃんの事書こうかと思ったけど広げられそうにないので止めました

…同監督の同テーマ(?)の作品で「デビルズ・バックボーン」ってのがあるらしいです。日本での“括り”はホラー映画。私、ホラー作品は基本観ないのもあって気にもしていなかった作品ですが…ネットでの感想とか読むと、どうもホラー色は薄くて「パンズ…」的な内容な様子。ちょびっと気になっております。
…でも、観たら観たで、また凹むんかなぁ

では、今日はこのあたりで

(↑2022年8月29日 23:29追加)
そうそう、とても高い評価をつけるのに、二度は見るのが辛い作品。そんな感じですよね。
「火垂るの墓」もその類です。
「火垂るの墓」は実写になるそうですが、ちょっと見る勇気がありません~。
監督の意図は成功だったような気がします。
デルトロ監督のクリーチャーとおどろおどろしく、
単なるホラーではない「何か」を感じざるを得ません。
「ヘル・ボーイ2」が楽しみです。
満点ですね~
私も凹みましたよ。ラストの子守唄で涙が・・・
ダークでもうつくしい物語でもありました。
トラックバックありがとうです。(*^-^*
確かに『火垂るの墓』と似た余韻がありますね。
良く出来た作品なんだけど、テーマが重くて二度目を観る勇気は湧かないですよね。
『デビルズ・バックボーン』TVで放送される機会があれば見ようかな。
そうですか、庵野某が・・・(笑)
でも、アニメの世界観と近いものがあるし、この監督も日本の宮崎アニメなんかにも影響を受けているし、今後、日本のアニメの世界観で、この作品を意識したものが出てきても、おかしくはないですね。
とってもすばらしい作品なんでしょうねえ。
あたしは凹むというより、心情的に嫌い。
カトリックの国、スペインらしく、とってもジーザス的でしたが、少女にジーザスさせるマゾヒテックな匂いがなんかやだった。
再見はないです。
私も、この映画とっても好きです。でも再見したくはありません(笑)
当BLOGを閉鎖する事にしました。
今まで沢山のTBを有難うございました。
全然TBがない記事でも、送っていただいて励みに
なりました。感謝の気持ちで一杯です☆
これからは閲覧者になりますので(o^-^o) ウフッ
忙しかったというのも理由の一つですが、パソコンが故障してしまったのが大きな理由なのですが…兎に角スイマセン
★ミチさんへ★
いつもコメントありがとうございます
反応が兎に角遅くてスイマセン
>そうそう、とても高い評価をつけるのに、二度は見るのが辛い作品。そんな感じですよね。
戦争と子供という組み合わせは観るの辛い作品が多いです。
「火垂るの墓」の実写版ですか・・・アニメ版の評価を超える作品だと辛そうだし、越えないのなら観る必要も無い・・・となる運命の作品ですね。どちらにせよ頑張って欲しいです。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★KGRさんへ★
いつもコメントありがとうございます
反応が兎に角遅くてスイマセン
>へこんだ、と言うことはある意味、
>監督の意図は成功だったような気がします。
ヤッパリ凹んで鑑賞するべき作品(ということはラストはヤッパリ悲劇)なんでしょうねぇ。
>「ヘル・ボーイ2」が楽しみです。
「ヘル・ボーイ」は観鑑賞です。面白いんですか??
今度観てみようかナァ。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★アイマックさんへ★
いつもコメントありがとうございます
反応が兎に角遅くてスイマセン
>私も凹みましたよ。ラストの子守唄で涙が・・・
あの子守唄は凹みポイントですね確かに。
公式HPに行くと、あの子守唄が流れるので思い出して凹んでしまいます(※なので注意)。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★BCさんへ★
いつもコメントありがとうございます
反応が兎に角遅くてスイマセン
>良く出来た作品なんだけど、テーマが重くて二度目を観る勇気は湧かないですよね。
なんですよね。
人には勧めますが、自分での再鑑賞はヤッパリ躊躇する作品です。
「デビルズ・バックボーン」は気になってるけど、怖いのキライだからもうチョットどういう映画か調査してからにします。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★カヌさんへ★
いつもコメントありがとうございます
反応が兎に角遅くてスイマセン
>観ると泣かされるの分ってるから、気分も落ちてしまうんですよね(^^; 良い作品だとは思うのですが…
「火垂るの墓」って啓発作品として公開されたって訳じゃなくて、夏休みだか春休みだかの親子アニメで「トトロ」と同時上映だったんですよね。
あの騙まし討ちはヒドイですねぇ。そんな気じゃない親子が凹まされた訳で…ジブリの悪意を感じさせられる作品です。良い作品ですけど^^;
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★kimion20002000さんへ★
いつもコメントありがとうございます
反応が兎に角遅くてスイマセン
>庵野某
エヴァンゲリオンのラストって“気の持ちようで本人にとっての現実になる”みたいな話だと私は理解している訳ですが、まぁ伝わっていないというか、伝わってたとしても「そんな考え方じゃダメじゃん」となる描き方でして、私は評価しておりません(描き方失敗と認識)。
やろうとしていることはもしかしたら同じ(?)ですけど、「パンズ…」とは全く違う作品ですよ。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★sakuraiさんへ★
いつもコメントありがとうございます
反応が兎に角遅くてスイマセン
>あたしは凹むというより、心情的に嫌い。
こういうの嫌な人も多いんでしょうねぇ。
嫌な気持になるってのじゃなくて、観るのも嫌っていうレベルで。
うちの嫁は概略だけ聞いて絶対に観たくないなんていって観ませんでした。
戦争は悲惨なのでしょうが、子供が出てくると辛いというか、そこまで見せないといかんかなぁとか思う部分はありますね。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★とんちゃんさんへ★
いつもコメントありがとうございます
反応が兎に角遅くてスイマセン
ブログ閉鎖しちゃうんですかぁ。
寂しくなります。
今後は閲覧者となるということですが、良かったら今後もコメントとか下さいね。
面白い映画観たりした時も教えてくださいませ。
では、ぜひまた来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
そして再見は躊躇しますね(笑)
個人的には悲劇だと受け取りました...
確かにハッピーエンドとみれないことも無いですが
全体に漂う悲壮感からは
とてもそういう風には感じられませんでした。