本日は、2024年12月11日(水曜日)です。
以下は、映画鑑賞記録
昨日に引き続き戦争映画ですが、この二つが同じジャンルの訳がありません。
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」📷
監督 :アレックス・ガーランド
出演 :キルスティン・ダンスト、ヴァグネル・モウラ、ケイリー・スピーニー
制作年:2024年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸/イギリス🇬🇧
原題 :Civil War
2024年12月8日(日曜日)の早朝6:15頃までにかけ、数回に分けて「Prime Video」字幕版で鑑賞しました。
概要
アメリカ合衆国憲法で禁じられている3期目に突入した大統領 (ニック・オファーマン)は、FBIを解散させるなど、数々の乱暴な政治を行った。これに反発した19の州が分離独立を表明し内戦へと発展してしまう。
テキサス・カリフォルニアが連合する“西部勢力”と、フロリダ~オクラホマにかけてを精力とする“フロリダ同盟”は、政府軍を撃退しながらワシントンD.C.に向かい、首都陥落は間近となっていた。
ニューヨークにいた、戦場カメラマンのリー・スミス(キルスティン・ダンスト)と、記者のジョエル(ヴァグネル・モウラ)は、長くメディアの取材に応じていない大統領を直撃インタビューすべく、ワシントンD.C.に向かう計画を立てる。これにはリーの師匠であるサミー(スティーヴン・ヘンダーソン)も同行することになるが、内戦中の国内は無法地帯であり、この道筋は危険なものとなり、また寸断された州道を迂回して進む必要があるなど困難なものだった。出発の段階になって、リーに憧れる新人のカメラマン ジェシー・カレン (ケイリー・スピーニー)が同行することになり、リーは一度は反対するも、結局4人での移動が始まった。
感想
話題作でした…が、事前情報は積極的には特に入れず(そこまで興味がなかったのかも)、アメリカが二分して戦う内戦を描いたB級娯楽映画を想像していたのですが…違いました💦
…ポスターから受ける印象のような映画ではありません。
アメリカで、強引かつルール変更も厭わない…おそらくは独裁に近い政治を行っている大統領のせいで、国内が二分
…どういう区分けで二分したのかはわかりませんが
…まぁここはあえて分からないようにしているんでしょうね…特定の考え方の方々を批判しないように…
(それにしても、テキサスと、カリフォルニアが手を組むなんていう政治背景はどういう状態なのかと考察脳は働いてしまいます。)
とにかく、二分した国内で、だれかとだれかが戦っている内戦が勃発。
(いずれにせよトランプ政権で二分したアメリカの世論がモデルなのでしょう。)
片方が政府軍っぽく、正規っぽい武装。
片方が民兵というか義勇軍というかぽく、ネルシャツに武装で戦うような感じの戦い。
…ですが、そこもはっきりは描かれません。
細かいことは(多分あえて)描かれていませんが、双方の憎しみは激しいらしく随分拗れています。
捕虜や投降は許さず、命乞いされても殺すみたいな描写が何度かありましたし💦
この内戦の混乱に託けて、リンチや、人種差別が増長してしまったような描写も💦
そんな、50年前の東南アジアや、現代の中東の一部あたりと、同じような政情不安に陥ったアメリカが舞台。
そこで、ベトナム戦争などでジャーナリストを描いたタイプの映画…例えば「キリング・フィールド」とか…と同じような作りの映画です。
また、ニューヨークからワシントンD.C.までの怖い道のりを描いたロードムービー風な映画でもあります🚙
前半は淡々と、多少の危機感を感じたり、戦闘の取材をしたり…と割と地味に進みます。
これは、どっち寄りとかではなく、双方勢力の取材できる方を取材している感じもしたかも…やはりハッキリは描かれませんが。
そうこうしていると、戦時中なのに、はしゃぎ過ぎた友人が合流。
その後は、とんでもないピンチに陥ります。
あの、クレジットもされていないキルスティン・ダンストの配偶者俳優ジェシー・プレモンスが演じる、どういう思想かわからないけど、アメリカの田舎の白人至上主義イデオロギーが大幅に増長したような怖い男が、何を答えたら正解なのか分からない怖い質問をしてきて…
あの部分の狂気が、この映画の(多分)一番の見どころです。
で、後半は戦闘のシーンが本格的に。
やっと娯楽係数が上がってきますが、ここも怖いシーン💦
殲滅戦が行われ、慈悲は全くありません。
で、あの女の子のカメラマン📷が撃たれそうになったのを、庇って代わりに撃たれるキルスティン・ダンスト。
その倒れるシーンを撮影する📷女の子カメラマン📷
成長が描きたかったのか、狂気が描きたかったのかは受け取れず。
…ところで、ダンストはあれで死んじゃったのかなぁ(描かれず)
最後は、こんな重大な内戦の引き金になった大統領にインタビュー。
で、割と情けない大統領の言葉に「十分だ」として、大統領は射殺され…物語は終了。
これは蛇足ですが…
この映画のラストの後、新たな政府が立つのでしょうが、この政府打倒を経験した後のアメリカで、次の大統領になる人って怖いでしょうね…なんか失敗るとまた同じ事態に💦
そもそも、不当なことには立ち上がる気概のある国民性なアメリカがあるとして(知らんけど)…
それでも、先進国として何やかんやで国民が平均的に恵まれているであろうアメリカが、この映画のような感じになるとも思えないんだけどねぇ。
仮にクーデターが起こったとして、あんな国内全体に広がるもんなのでしょうか
あと、広がったとて、各地であんな無法が罷り通るかなぁ…地方行政も警察組織もあろうに。
…まぁ深く考えない方が良さそうです。
出演者は…
キルスティン・ダンストが主演
…この方は、若い頃から老け顔でしたが…現時点でも実年齢より老けて見えますね。
…なんで若い頃人気があったのか未だに分かっていません。
(現代社会のモラル基準を鑑みて、これ以上色々いうのは控えます)
今回の、戦場カメラマンの役は、肝が据わった演技が上手かったと思います
ヴァグネル・モウラという方、見たことあるけどよく知りません
ケイリー・スピーニーという方、この方は知りませんでした。
「エイリアン:ロムルス」の主演なのね…「エイリアン:ロムルス」は未鑑賞。
スティーヴン・ヘンダーソンも、よく見るけど、よく知りません
他も、基本知らない方々
マット・デイモンから佐藤二郎へのモーフィング途中(佐藤二郎寄り)なジェシー・プレモンスは知っていましたけどね。
点数は、3点強(5点満点中)
それなりに引き込まれた気もしますし、
まぁまぁ楽しめたような気もしますが、
トータルで、そんなに好きでもなかった映画です。
後で調べたら、「エクス・マキナ」や「アナイアレイション−全滅領域−」と同監督なのね…なんかそんな感じしたわ…というのが、私の大きな感想です。
では、また
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以下は、映画鑑賞記録
昨日に引き続き戦争映画ですが、この二つが同じジャンルの訳がありません。
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」📷
監督 :アレックス・ガーランド
出演 :キルスティン・ダンスト、ヴァグネル・モウラ、ケイリー・スピーニー
制作年:2024年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸/イギリス🇬🇧
原題 :Civil War
2024年12月8日(日曜日)の早朝6:15頃までにかけ、数回に分けて「Prime Video」字幕版で鑑賞しました。
概要
アメリカ合衆国憲法で禁じられている3期目に突入した大統領 (ニック・オファーマン)は、FBIを解散させるなど、数々の乱暴な政治を行った。これに反発した19の州が分離独立を表明し内戦へと発展してしまう。
テキサス・カリフォルニアが連合する“西部勢力”と、フロリダ~オクラホマにかけてを精力とする“フロリダ同盟”は、政府軍を撃退しながらワシントンD.C.に向かい、首都陥落は間近となっていた。
ニューヨークにいた、戦場カメラマンのリー・スミス(キルスティン・ダンスト)と、記者のジョエル(ヴァグネル・モウラ)は、長くメディアの取材に応じていない大統領を直撃インタビューすべく、ワシントンD.C.に向かう計画を立てる。これにはリーの師匠であるサミー(スティーヴン・ヘンダーソン)も同行することになるが、内戦中の国内は無法地帯であり、この道筋は危険なものとなり、また寸断された州道を迂回して進む必要があるなど困難なものだった。出発の段階になって、リーに憧れる新人のカメラマン ジェシー・カレン (ケイリー・スピーニー)が同行することになり、リーは一度は反対するも、結局4人での移動が始まった。
感想
話題作でした…が、事前情報は積極的には特に入れず(そこまで興味がなかったのかも)、アメリカが二分して戦う内戦を描いたB級娯楽映画を想像していたのですが…違いました💦
…ポスターから受ける印象のような映画ではありません。
アメリカで、強引かつルール変更も厭わない…おそらくは独裁に近い政治を行っている大統領のせいで、国内が二分
…どういう区分けで二分したのかはわかりませんが
…まぁここはあえて分からないようにしているんでしょうね…特定の考え方の方々を批判しないように…
(それにしても、テキサスと、カリフォルニアが手を組むなんていう政治背景はどういう状態なのかと考察脳は働いてしまいます。)
とにかく、二分した国内で、だれかとだれかが戦っている内戦が勃発。
(いずれにせよトランプ政権で二分したアメリカの世論がモデルなのでしょう。)
片方が政府軍っぽく、正規っぽい武装。
片方が民兵というか義勇軍というかぽく、ネルシャツに武装で戦うような感じの戦い。
…ですが、そこもはっきりは描かれません。
細かいことは(多分あえて)描かれていませんが、双方の憎しみは激しいらしく随分拗れています。
捕虜や投降は許さず、命乞いされても殺すみたいな描写が何度かありましたし💦
この内戦の混乱に託けて、リンチや、人種差別が増長してしまったような描写も💦
そんな、50年前の東南アジアや、現代の中東の一部あたりと、同じような政情不安に陥ったアメリカが舞台。
そこで、ベトナム戦争などでジャーナリストを描いたタイプの映画…例えば「キリング・フィールド」とか…と同じような作りの映画です。
また、ニューヨークからワシントンD.C.までの怖い道のりを描いたロードムービー風な映画でもあります🚙
前半は淡々と、多少の危機感を感じたり、戦闘の取材をしたり…と割と地味に進みます。
これは、どっち寄りとかではなく、双方勢力の取材できる方を取材している感じもしたかも…やはりハッキリは描かれませんが。
そうこうしていると、戦時中なのに、はしゃぎ過ぎた友人が合流。
その後は、とんでもないピンチに陥ります。
あの、クレジットもされていないキルスティン・ダンストの配偶者俳優ジェシー・プレモンスが演じる、どういう思想かわからないけど、アメリカの田舎の白人至上主義イデオロギーが大幅に増長したような怖い男が、何を答えたら正解なのか分からない怖い質問をしてきて…
あの部分の狂気が、この映画の(多分)一番の見どころです。
で、後半は戦闘のシーンが本格的に。
やっと娯楽係数が上がってきますが、ここも怖いシーン💦
殲滅戦が行われ、慈悲は全くありません。
で、あの女の子のカメラマン📷が撃たれそうになったのを、庇って代わりに撃たれるキルスティン・ダンスト。
その倒れるシーンを撮影する📷女の子カメラマン📷
成長が描きたかったのか、狂気が描きたかったのかは受け取れず。
…ところで、ダンストはあれで死んじゃったのかなぁ(描かれず)
最後は、こんな重大な内戦の引き金になった大統領にインタビュー。
で、割と情けない大統領の言葉に「十分だ」として、大統領は射殺され…物語は終了。
これは蛇足ですが…
この映画のラストの後、新たな政府が立つのでしょうが、この政府打倒を経験した後のアメリカで、次の大統領になる人って怖いでしょうね…なんか失敗るとまた同じ事態に💦
そもそも、不当なことには立ち上がる気概のある国民性なアメリカがあるとして(知らんけど)…
それでも、先進国として何やかんやで国民が平均的に恵まれているであろうアメリカが、この映画のような感じになるとも思えないんだけどねぇ。
仮にクーデターが起こったとして、あんな国内全体に広がるもんなのでしょうか
あと、広がったとて、各地であんな無法が罷り通るかなぁ…地方行政も警察組織もあろうに。
…まぁ深く考えない方が良さそうです。
出演者は…
キルスティン・ダンストが主演
…この方は、若い頃から老け顔でしたが…現時点でも実年齢より老けて見えますね。
…なんで若い頃人気があったのか未だに分かっていません。
(現代社会のモラル基準を鑑みて、これ以上色々いうのは控えます)
今回の、戦場カメラマンの役は、肝が据わった演技が上手かったと思います
ヴァグネル・モウラという方、見たことあるけどよく知りません
ケイリー・スピーニーという方、この方は知りませんでした。
「エイリアン:ロムルス」の主演なのね…「エイリアン:ロムルス」は未鑑賞。
スティーヴン・ヘンダーソンも、よく見るけど、よく知りません
他も、基本知らない方々
マット・デイモンから佐藤二郎へのモーフィング途中(佐藤二郎寄り)なジェシー・プレモンスは知っていましたけどね。
点数は、3点強(5点満点中)
それなりに引き込まれた気もしますし、
まぁまぁ楽しめたような気もしますが、
トータルで、そんなに好きでもなかった映画です。
後で調べたら、「エクス・マキナ」や「アナイアレイション−全滅領域−」と同監督なのね…なんかそんな感じしたわ…というのが、私の大きな感想です。
では、また
私は好みの問題もあって、まあまあ止まりかな。
さておき
あけましておめでとうございます🎍
本年も宜しくお願い申し上げます
<ではなく、その配役の人が出られなく
<なったか、キャスティングに悩んでた
<だか事情があるところに、ダンストが
<推薦した…
それは面白い話ですね!
だからのカメオかもですね〜
ちなみに私は2024年らしい映画だという印象で思わずベスト10に... (笑)
デイモン→佐藤二郎は彼を観るたびに思っていた事です。
ジェシー・プレモンスは元々出演予定ではなく、その配役の人が出られなくなったか、キャスティングに悩んでただか事情があるところに、ダンストが推薦した…
みたいなネット記事を斜め読みした気がします。
そのあたりからのカメオなのかも知れません。
では、本年もありがとうございました😊
今後とも宜しくお願いします。
<モーフィング途中(佐藤二郎寄り)
<なジェシー・プレモンス
彼はクレジットもなく、まるで
インターステラーのマットデイモン
サタデーナイトの彼(未公開なので自重)
のようでした!