高見沢隆の詩的ライフ

軽井沢の木陰に吹く風のように、高原の空を渡る白い雲のようにワタクシの詩的な生活を綴ります。

離山で迷子になったころ

2024-08-28 11:15:56 | 日記

 こんにちは。高見沢隆の詩的ライフです。

 今日、軽井沢離山を通り過ぎたとき、妙に小さい頃のことを想い出しました。小学校3年生くらいだったと記憶していますが、友達と離山に遊びにいきました。離山は登山という感覚の山ではありません。いつもわたくしたちの生活に密着しています。

 友達と山桑の実などをほおばり、口のなかを真っ青にして山に入っていきました。そのうちに登山道から離れてしまい、道がどこにあるか判らなくなってしまいました。連れも判らないといい、道に出ようと一生懸命に歩きました。下を見おろせば建物があるのが見えてそこまですぐに降りられるように思ったのですが、歩いても歩いても建物との距離はちじまりません。暗くなってくるし、どうしようかと子供心に思っていました。太い大きな樹の根元で、光に包まれているような大きな穴が空いているのを見つけ、最悪の場合はそこで一夜過ごすしかないと思っていました。

 そんなとき大人の声が聞こえてきました。「おーい。助けて」と二人で叫び続けました。そうしたところが10メートルくらい離れたところから観光客のような人たちが来てくれて、「迷子がいるぞ。」と仲間を呼んで、助けられました。妙なことに道はすぐそばにあったのです。

 このときはなんだか山の妖精のいたずらにでもあったのかしらと思えるほどでした。無事でよかった !


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