道標 2014-05-07 | 詩 木の葉が擦れ ザワザワと風が立つ 雷鳴がとどろき ザーザーと雨が地面をたたく そうやって生まれた雫の穏やかな音 遥か昔もきっとそうであったろう自然の摂理 素朴に生きていたその昔 男と女はどんな夢を見ていたのだろう 遠い日の母の胎内の懐かしさにも似た そんな穏やかな時代の中に私は道標を探している そしていつか大地を抱いて泣いてみたい (c)Kanon #ポエム « いのちの風 | トップ | 次の記事へ »