梯梧
デイゴ(梯梧、Erythrina variegata)はマメ科の落葉高木。
インドやマレー半島が原産。日本では沖縄県が北限。
沖縄県の県花。春から初夏にかけて咲く赤い花が有名。
デイコ、エリスリナともいいます。
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枝から緑色の房が垂れ
青い空を背景に
鮮やかな朱赤の愛らしい花が咲きます。
花ツキは毎年異なりますが…
デイゴが見事に咲き誇るその年は
台風の当たり年。
天災(干ばつ)に見舞われる
という言い伝えがあるそう。
花言葉は…『夢』
成長するごとに
強く厚く根をはりめぐらし
家のそばにあると
住居を持ち上げてしまうほど。
この花は
『夢』を実現する力を
与えてくれるかもしれませんね。
■薬樹■
日本・中国
春に樹皮をはぎ取り刺を除いて日干しにし(海桐皮)
消炎、鎮痛薬、下痢止に用います。
トンガ、フィジー、ニューギニア、インドでも
樹皮を浸出したり、葉をつぶし海水と混ぜて胃痛緩和として。
解熱、殺菌、去痰剤、収束剤や腹痛・赤痢に使用。
風邪の諸症状やのど、気管支、呼吸器疾患、咳にも
民間薬として使用されています。
※植物には毒性の成分も含まれます。
正しい薬樹知識がない場合のご使用はおやめください。