☆旗袍と美しい所作☆
9 May 21(星期日)香港の天気
晴れのち曇り 最高気温32度 湿度75% 多補充水分
渡航が再開されて香港で映画を見るなら
絶対に「朝一番」の時間帯が良い!
「安いから」(笑)
朝一番と言っても香港の朝は遅い!
旅行中に邦画を香港で見るのもおススメ
香港人がどの場面で笑うのかを聞くのも面白い
微妙に違ったりする
2000年制作の香港映画「花樣年華」が
英皇戲院で4月末から上映され
同時にそれにまつわる展示もあり
香港電影ファンならもちろんの事、
展示物の美しさも際立っている
30歳を少しこえた映画が大好きで
毎週のように観に行ってる
香港人のスタッフに聞いてみたら
花樣年華は知らないとの事だった・・・
彼女は10歳くらいだったから仕方がないか・・・
私は仕事柄に加え生地や素材に興味があり
今回はチーパオに着目して観た
Maggieさんのスタイルの良さが際立つ旗袍
この映画は何度も観てストーリーが解っているので
今回は旗袍を追うことが出来た
観ながら「1」「2」・・・と
数えてみたらパターン的に「34」かな?
最初に出てくるグランドカラーが
水色のジャカードの生地に
大きな花柄をプリントしたものは
数度着用していた
とても美しかった
襟からあしらった
小花のケミカルレースも印象的だった
そして、日本に絽の着物があるように
シースルーの旗袍の中に
インナードレスを着用しているのも有った
一番素敵と思ったのはハチスの合繊の生地に
ネイビーのモチーフレースが付いたもの
1962年~の時代背景のこの映画に出てくる旗袍は
1960年代に香港で流行した襟の高さが有るタイプ
1966年の場面で
”娘が香港の今後のことをとても心配しているのよ"
というアメリカへの移住時の言葉に
2021年(55年後の現在)色々と思うことが有った
Maggieさんの所作の美しさに加え、小道具使い等
観れば観るほど新しい発見がある
*お写真は英皇戲院の展示です
尖沙咀彌敦道63號國際廣場7樓(iSquare)
25222996
王家衛*偉仔*Maggie Cheung
映画のコト 冰姫
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