三島由紀夫は『天人五衰』のなかで、本多繁邦に「ゆたかな血が、ゆたかな酩酊を、本人には全くの無意識のうちに、湧き立たせていたすばらしい時期に、時を止めることを怠ったその報いに。」と、考えさ...
いったいどうして、卓越した能力を持って生まれた人間は、堕落してしまうことがあるのだろう...
今年はベートーベンの生誕250年。儂がクラシックを本格的に聞き始めた翌年が生誕200年だった...