#読書ブログ 新着一覧
蛾 安岡章太郎
新潮文庫 昭和三十四年 実に、それは不思議なことであった、とはじまる 短編。脊椎が、どうやらおかしい、と云う主人公 の耳に蛾が入り込み、うごく度に
宿題 安岡章太郎
新潮文庫 昭和三十四年 弘前の小学校から東京・青山の南学校へ転校 したあと、その生活態度を描く。...
ホルムヘッドの謎 林望
文春文庫 1992年 ぼくは林氏のエッセイ、イギリスはおいしい2から はいった読者なので、先生と呼ばれていて、しか...
黄色い日日 梅崎春生
新潮文庫 「桜島・日の果て」所収。 昭和二十四年 黄色い日日の黄色とは黄疸(おうだん)である。...
海辺の光景 安岡章太郎
新潮文庫 昭和四十年 狂いつつあり、そして、狂ってしまい精神病院 に入れられてしまった母に捧げるバラード。...
ユーコン漂流 野田知佑
文春文庫 1998年 約三千キロを三年にわたり、夏の間だけ二か月間、 計六か月かけて、カヌーで下った冒険譚。...
お笑い・考+蜆(しじみ) 梅崎春生
ぼくの考えるとこ、お笑いっていうのものは 差別を笑う、っていうのは、定説になっている と思うんだけ...
崖 梅崎春生
新潮文庫 昭和二十六年 この短編で、重要なモチーフとなっている崖で あるが、ストーリー上でも重要である。...
日の果て 梅崎春生
新潮文庫 昭和二十六年 WWⅡの戦時下での男たちの葛藤を描く。 隊から離れ、逃亡し、女をつるんで逃げている...
桜島 梅崎春生
新潮文庫 昭和二十六年 美しく死ぬ、と云う言葉を胸に刻んだ村上兵曹。 終戦を島で迎え、その玉音放送も雑音が激し...
ロビンソンの末裔 開高健
新潮文庫 昭和四十七年 北海道の戦前から戦後にかけての開拓民の 苦悩を描く。 東京で食うや食わずで、北海道へ...