ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングやメールカウンセリングなどをやっています

武田専『分裂病という名の幻想』2003・元就出版社-精神分析で患者さんにより添う「熱い」精神科医に学ぶ

2025年02月28日 | 精神科臨床に学ぶ

 2019年のブログです

     *

 武田専さんの『分裂病という名の幻想』(2003・元就出版社)を再読しました。

 武田さんは慶応大学医学部出身。

 後輩だった小此木啓吾さんの紹介で、日本の精神分析の先達である古沢平作さんから指導を受けました。

 今では精神分析の大家である西園昌久さんらと同期で、日本の精神分析を切り開いたかた。

 精神分析的な治療を行なう武田病院を創設されています。

 本書はその武田さんの回想録ですが、武田さんもかなり「熱い」(!)人です(武田さん、ごめんなさい)。

 やはりすごい人というのは、情熱的でなければ、その道を究めることが難しいのかもしれません。

 それだけに、読んでいて面白いですし、痛快。

 気持ちが晴れ晴れとしてきます。

 一方、統合失調症の患者さんや家族に向ける愛情はとても温かく、ていねいです。

 統合失調症の患者さんだけでなく、たくさんの症例の患者さんが紹介されますが、いずれの患者さんへの治療もていねいで、こころがこもっています。すごいな、と思います。

 「熱い」人は、弱い立場の人には優しいのだ、と思います。

 びっくりしたのは、武田さんも、眼はそれを探し求めるもの以外は見ることはできない、という言葉を引いていること。

 精神分析や精神療法における大切な点のようです。

 もっとも、世の中のこと、すべてに通じる言葉かもしれません。

 「熱さ」と冷静さ、武田さんの魅力が爆発しているかのような、楽しくて、感動的な本です。        (2019. 10 記)

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 1954年、北海道生まれ  

    1977年、浦和、新潟家庭裁判所で家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

    2014年、放送大学大学院修了(臨床心理学プログラム・修士) 

    2017年、臨床心理士

 仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています

 学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区・北海道東川町(夏期)

 mail  yuwa0421family@gmail.com    

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椎名誠『カツ丼わしづかみ食いの法則-ナマコのからえばり』2017・集英社文庫

2025年02月28日 | シーナさんを読む

 2017年のブログです

     *

 シーナさんの『カツ丼わしづかみ食いの法則-ナマコのからえばり』(2017・集英社文庫)を読みました。

 とってもおもしろかったです。

 シーナさんはじーじより10歳先輩。

 もう結構なじいじのはずですが(シーナさん、ごめんなさい)、実はまだまだ若く、じーじは正しいじいじのあり方(?)をいつもシーナさんから学んでいる(?)ような気がします。

 そのせいか、本書を読みながら、うんうん、そうだそうだ、などと頷く場面が多々ありました。

 シーナさんのエッセイを読むと、これまでも、そういうことが多くあったのですが、今回は特にいっぱい、うんうん、してしまいましたので、感想文を書いてみます。

 例えば、「世界遺産」という言葉。

 シーナさんは、大騒ぎをする国民やマスコミをよそに、その安易さには疑問を呈します。

 まったくだとじーじも思います。

 昔、白神山地のスーパー林道建設に反対をした人ですから、偽物の観光化には敏感です。

 さらには、「美しい日本」と叫ぶ政治家。

 そういう政治家が自然を破壊し、原発を再稼働するという矛盾を糾弾します(シーナさんはもっと、やわらかい言葉でですけどね)。

 あるいは、大雨の際の電力会社のダムから放流による人為的な洪水の問題。

 電力会社が住民の味方でないことが次々と明らかになってしまうのは、なぜなのでしょう。

 住民にとって一番大切な存在のはずなのですが、巨大化しすぎた弊害なのでしょうか。

 巨大な組織はそれ自体の存続が最終目標になってしまうという社会学の考えの通りなのでしょうか。

 大切なのは電力会社を支えている住民なのですがね。

 はたまた、コンビニでビールを買おうとすると、シーナさんのようなじいじでも年齢確認のボタンを押さなければならない問題。

 これは本当に馬鹿らしいことで、じーじなどはこの夏のひとり旅で、これがいやで、ビールは農協のスーパーで買っていました。

 その他、もろもろ。

 じーじにもうなづける諸問題が目白押しでした。

 シーナさんの文章は、日常の何気ない、うっかりすると見過ごしてしまうような問題に、時に鋭く、疑問を呈します。

 場合によっては、みなさんが疑問を持たないでいることを指摘したりもしますので、ソクラテスさんが周囲から糾弾をされたように、時に危ない目にもあいます。

 しかし、それを恐れずに書き続ける勇気に敬意を表します(それでも、以前よりはだいぶまるくなってきましたが…)。

 いつまでも元気なシーナさんでいてほしいと思います。      (2017 記)

      *

 2021年秋の追記です

 4年ぶりに再読をしました。あいかわらず、とっても面白く読めました。

 今回、感動したのは、あやしい雑魚釣り隊のドレイ(?)で元Jリーガーの竹田聡一郎さんの解説。

 シーナさんのお孫さんの風太くんが、あやしい雑魚釣り隊に参加した時のエピソードをいい文章で綴ってくれています。     (2021.10 記)

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斎藤環『家族の痕跡-いちばん最後に残るもの』2010・ちくま文庫-家族のちからを考える

2025年02月27日 | 精神療法に学ぶ

 2019年のブログです

     *

 斎藤環さんの『家族の痕跡-いちばん最後に残るもの』(2010・ちくま文庫)を再読しました。

 家族のちからについての鋭い考察で、良くも悪くもちからのある家族の存在を再確認させられます。

 例によって、印象に残ったことを一つ、二つ。

 一つめは、ひきこもりの家族にも見られるダブルバインドのコミュニケーション。

 言葉と表情とで違うメッセージが発せられるダブルバインドは統合失調症の家族に多いとされますが、ひきこもりの家族にも見られ、治療的にはダブルバインドをなくする方向がいいと述べられます。頷けます。

 これに関連して、コミュニケーションとは、情報の伝達ではなく、情緒を伝えること、ということも述べられます。

 二つめは、臨床家が扱う記憶というのは、事実ではなく、心的現実や幻想である、という主張。

 これも大切な視点だと思います。

 三つめは、世間というもののちから。

 こころの病いになる方に世間のちからが悪く作用しがち、と述べます。

 そして、世間の目に左右されない「自明性」はプレエディパルな二者関係の世界で形成され、思春期や成人後もその「自明性」の空間は機能し、家族はその器の一つである、と述べます。

 なかなか難しいですが、家族の大切さをうまく説明している文章だと思います。

 さらには、家族が世間の目に右往左往しない強さも必要でしょう。

 家族のちからという視点をさらに意識しながら、今後の臨床にあたりたいと思いました。         (2019.9 記)

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 1954年、北海道生まれ  

    1977年、浦和、新潟家庭裁判所で家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

    2014年、放送大学大学院修了(臨床心理学プログラム・修士) 

    2017年、臨床心理士

 仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています

 学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区・北海道東川町(夏期)

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じーじ、東川町の図書館でシルクロード美人ちゃんに囲まれる!-じーじの2023北海道の旅・思い出篇

2025年02月27日 | ひとり旅で考える

 2024年3月、昨年の夏休みの思い出話です(恐怖のあまり(?)、今頃思い出しました)

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 事件(?)はまたまた東川町の図書館で起きた。

 その日、いつもより遅くに図書館に行ったじーじ、ふだんお借りしている一人用の机が満席だったので、しかたなく四人用の机の端っこに小さくなって座る。

 しばらくすると、じーじの対角線の席にショートカットの美人ちゃんが座る。

 対角線で離れているので、美人恐怖症のじーじでもなんとか大丈夫(?)。

 さらに少しすると、その向かいの席(つまりじーじの横ですね)に、半そで、ショートパンツの美人ちゃんが座る。

 二人は図書館の隣りにある日本語学校の留学生さんらしく、アジア系の美人ちゃん。

 小さな声でお話をしているが、語学だけは苦手な(?)じーじにはさっぱりわからない。

 すると、今度は、じーじの向かいの席に、黒髪の美人ちゃんが来て、座り、二人となにやらお話をしている。

 シルクロードから来たようなすごい美人ちゃん。

 そういえば、図書館の壁に中央アジアのポスターが貼ってあったなあ、と思い出す。

 シルクロードの国からも留学生が来ているらしい。

 と、ここで気がついた。

 じーじ、三人の美人ちゃんに囲まれている!

 じーじ、ピンチ!

 パソコン作業に集中しようとするが、パソコンの画面あたりにシルクロードの美人ちゃんが目に入って、集中できない。

 じーじ、ピンチ!

 その後の記憶はたしかではない。

 気がついたら、駐車場に停めてあったタントくんの中でぜーぜーいっていた。

 東川町の図書館は国際化が進んでいて、美人ちゃんがたくさんいていいのだが、美人恐怖症のじーじには危険だ。

 明日は朝一番に来て、一人用の机をゲットしようと固く決意をするじーじであった。         (2024.3 記)

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中井久夫『精神科医がものを書くとき』2009・ちくま学芸文庫-患者さんへの祈りを大切にする精神科医

2025年02月26日 | 中井久夫さんを読む

 2019年のブログです

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 中井久夫さんの『精神科医がものを書くとき』(2009・ちくま学芸文庫)を再読しました。

 もう何回目になるでしょうか。

 本は付箋とアンダーラインで大変な状態。少しだけ整理をしながら読みました。

 中井さんが精神科医になった前後のお話や大学病院での実践などが語られます。

 全編を貫くのは中井さんの患者さんへのやさしい祈り。

 以前にも書きましたが、中井さんは患者さんの薬を手渡すときに、効きますように、と祈りの言葉をそえる、といいます。

 他にも、わたしも病棟の一部になったら、患者と出会えるだろうと思った、とか、精神医学の目指す健康とは、苦しみや脅えなしに、ゆとりをもって生活を営めること、などと書きます。

 さらには、症例報告を書いた後の治療は、しばらくうまくいかない、などと、耳の痛い言葉もあります。

 いずれも患者さん第一の中井さんならではの言葉だと思います。

 そして、同じような姿勢は患者さんの家族にも貫かれます。

 すごいな、と本当に感心させられます。

 解説の斎藤環さんが、中井さんは精神医学を体系化しなかった、とその現場第一主義を評していますが、本当に患者さんのことだけを考えて働いてきたのだな、と感心させられます。

 今からでも見習っていこうとつくづく思いました。          (2019. 10 記)

     *

 2023年秋の追記です

 中井さんからはたくさんのことを教えていただいていますが、そのうちのひとつが、わからないことに耐えることの大切さ。

 中井さんがハムレットで見つけられた「ホレイショの原則」という、この言葉を患者さんにお話するそうです。

 中井さんから、先のことはわからなくても、そんなに心配いらないよ、とやさしく言われたら、誰でも安心できそうですね。      (2023.9 記)

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    1977年、浦和、新潟家庭裁判所で家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

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 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

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いちご大福・女の子・メンデルの法則-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年02月26日 | じいじ日記を書く

 2019年、上の孫娘が8歳、下の孫娘が5歳の時の日記です

     *

 連休で孫娘たちが遊びに来てくれた。

 ふだんはばーばと二人っきりの静かな家の中が急に賑やかになる。

 今日は近くのイオンに買い物に行ってきたらしく、イオンのおもちゃ売り場の話をしてくれる。

 3時のおやつの時間、孫娘たちのママ(つまり、じーじとばーばの長女ですね)がおやつを持ってくる。

 いちご大福!

 孫娘たちはいちご大福が大好き。

 黙々と食べる。

 じつは、いちご大福、孫娘たちのママの大好物でもある。

 孫娘たちのママが小さい頃、保育園の帰りに近くのスーパーに買い物に寄ると、ふだんはおとなしい孫娘たちのママが、いちご大福!と叫んでいたのをつい昨日のように思い出す。

 イチゴ大福好き、の遺伝である。

 メンデルの法則は正解であった、とつくづく思う。

 科学のすごさ(?)に感心する。

 こうして、いちご大福の法則(?)も代々受け継がれていくのであろうか、と人間の不思議さ(?)に少しだけ感動をした一日だった。        (2019.2 記)

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グッゲンビュール・クレイグ(山中康裕監訳)『老愚者考-現代の神話についての考察』2007・新曜社

2025年02月25日 | ユング心理学に学ぶ

 2019年のブログです

     *

 本棚を眺めていたら、「老」とか「愚」とかいうじーじにぴったりの文字(?)が目に飛び込んできて、思わず手に取ってしまいました。

 『老愚者考-現代の神話についての考察』(2007・新曜社)。

 よく見ると、じーじがユング派の中で一番好きなグッゲンビュール・クレイグさん。

 『心理療法の光と影』や『結婚の深層』などという名著があります。

 そして、訳者があの山中康裕さん(今ごろ気づくなんて、山中さん、ごめんなさい)。

 これは読まずにはすませられません。

 久しぶりに再読をしました。

 付箋やアンダーラインで賑やかですが、例によって、あまり記憶がありません。 

 新鮮な気持ちで読みました。

 副題にあるように、現代社会に見られるさまざまな神話について検討しています。

 平等神話や進歩神話、教育神話などなど、いくつかの神話を丁寧に検討し、その意味と功罪を論じます。

 どれもが、ある時期のスローガンとしては大切な概念なのですが、今の世の中に見られるようにそれらが一面的になってしまうと硬直化してしまい、弊害が大きくなってしまいます。

 グッゲンビュール・クレイグさんは神話の一面化、硬直化の弊害を警告し、柔軟で矛盾に富んだ豊かな存在であることを提唱します。

 一方で、科学より神話の中から生きるために大切なものが出てくる、とも述べられ、神話の大切さを説かれます。

 そして、人間が最後に直面する老いの問題を論じます。

 グッゲンビュール・クレイグさんは、ユング派がいう老賢者の神話がやはり世俗化してしまい、それより老愚者のほうがいいのではないか、と主張されます。

 何もせずに、いるだけで意味のある老愚者、の勧めです。

 なかなか意味の深いお話で、参考になります。

 じーじも老愚者をめざして、さらに勉強をしていこうと思いました。         (2019. 10 記)

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

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    1977年、浦和、新潟家庭裁判所で家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

    2014年、放送大学大学院修了(臨床心理学プログラム・修士) 

    2017年、臨床心理士

 仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています

 学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

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皆川明『ミナを着て旅に出よう』2014・文春文庫-ナチュラルを大切にするテキスタイル・ファッションデザイナーに学ぶ

2025年02月25日 | 随筆を読む

 今日のEテレ日曜美術館を見ていたら、皆川明さんが出てきました。

 たぶん2016年にもテレビで拝見をして感動し、さっそく本を読み、書いたと思われるブログがありますので、再録します。   (2020 . 1 記)

     *

 ファッションブランド・ミナペルホネンの皆川明さんが書いた『ミナを着て旅に出よう』(2014・文春文庫)を読みました。

 実は先日、テレビを見ていたら、皆川さんの仕事ぶりを特集している番組をやっていて、皆川さんのことはその時初めて知ったのですが、最初はなにげなく見ているうちにどんどんひき込まれてしまいました。

 皆川さんのデザインやファッションについて話す内容がとても自然体で、ファッションのことにうといじーじにもいちいちうなずけることが多く、じーじにとってはそれにとどまらずに、カウンセリングや人間の生き方などにも参考になるような話が多くありました。

 じーじはファッションのことはまったくわからないのですが、たぶん女性のかたがたは知っておられるかたも多いのでしょうね。 

 本書と一緒に読んでいた皆川さんの『皆川明の旅のかけら』(2003・文化出版局)の写真を見ますと、素敵なデザインの生地や洋服がいっぱいで、思わず娘や孫娘たちにプレゼントしてあげたいな、と思うようなものも多くありました。

 皆川さんの魅力は、じーじのような人間がいうのもなんですが、ナチュラル、シンプル、やさしさ、あったかさ、などなどでしょうか。

 もちろん、デザインの美しさ、素敵さはもちろんなのですが、その底流にここち良さややわらかさみたいなものをすごく感じます。 

 努力の上でのナチュラルやシンプルが大切なのは、カウンセリングにも共通だと思います。

 いい仕事人に会えて幸せです。        (2016?記)

     *

 2022年夏の追記です

 今日、ある方のブログを見ていたら、ミナ・ぺルホネンの新作を紹介しておられました。

 洋服にはうといジージですが、あいかわらず素敵だなと思いました。        (2022.8 記)

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ウクライナ・ロシア・人々のちから(その1)-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年02月24日 | じいじ日記を書く

 2022年2月下旬の日記です

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 ニュースを見ていると、ロシア軍のウクライナ侵略で、罪のない子供たちが、今の時点で16人も亡くなったという報道。

 本当にむごい。

 将来は両国の懸け橋になったかもしれない子供たちが、大人の戦争で犠牲になる。

 テレビを見ていても、涙が出てくる。

 16人の子供たちの命を奪ったプーチン大統領とその取り巻き連中は当然、戦争犯罪人として処罰すべきだろう。

 本人たちもそれがわかっているから、核兵器まで使おうと、自己保全のために狂ってしまっている。

 幸いなのは、ロシア国内で逮捕覚悟で異例の反戦デモが行われていること。

 良識あるロシア国民の勇気ある行動に頭が下がる。

 苦難の時期はしばらく続くかもしれないが、結局、最終的に勝利をおさめるのは、両国の勇気ある人々なのではないかと思う。

 今は何もできないじーじだが、日本の片隅から平和の到来と人々の幸せを祈って、見守り続けたい。      (2022.2 記)

     *

 3月上旬の追記です

 何もできないのがもどかしい。

 制裁措置の影響で、日本人の生活が多少不便になっても我慢しようとは思っているが…。      (2022.3 記)

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 2023年2月下旬の追記です

 ロシアの反戦デモはロシア政府の国家権力の力で抑えられてしまった。

 しかし、反戦の気持ちがくすぶっている様子はうかがわれ、何かきっかけがあれば再燃しそうな感じもする。

 すごく大変なことではあろうが、ロシア国民の勇気ある行動に期待したい。       (2023.2 記)

     *

 2024年3月24日の追記です

 ロシアのウクライナ侵略から3年が経過した。

 当初、ロシア軍がウクライナの首都キーウに迫り、ウクライナの亡命政府の話も現実味を帯びていたが、ウクライナ政府は踏ん張り、ウクライナ国民の頑張りもあって、ここまで何とかやってきた。

 最近、トランプくんは、プーチンくんが本気を出せば、ロシアはウクライナを占領できる、と、民主主義社会では、とても許されない発言をしているが、それは無理だろう。

 トランプくんはいったいどっちを見ているのだろうと、その政治家としての資質に疑問を感じる。

 ソ連の崩壊を目の前で見たプーチンくんの不安な気持ちはわからないではないが、その言い分には無理があり、やはり応分の責任を取らなければならないだろうと思う。

 アメリカや中国、第三世界の国々に、あまり期待できない現在、ロシアの脅威に直面をしているヨーロッパ各国の冷静な奮起と頑張りに期待したい。

 あまり期待はできないが、それでも、ウクライナの難民を受け入れている日本にも、少しだけ期待をしたい(?)。     (2025.3.24 記)

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ロシアのウクライナ侵略から1年を経て-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年02月24日 | じいじ日記を書く

 2023年2月24日の日記です

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 1年前の2022年2月24日、ロシア軍が突如、ウクライナに攻め入った。

 ロシアの言い分は今でもじーじにはよくわからないが、たぶんウクライナが欧米諸国と仲良くなって、将来、ロシアに攻め込んでくることやロシア政府を転覆させることなどを不安に思ったことにあるらしい(ロシアはネオナチを退治するためだというが、ネオナチは自由や民主主義を認めていないロシアのほうではないかとじーじなどは思ってしまう)。

 ロシアは昔、ナポレオンのフランスやヒトラーのドイツに攻められた体験があるし、ソビエト連邦の崩壊を経験しているので、その不安はわからないではないが、自分が同じことをやってはいけないだろう。それは中国や北朝鮮なども同じだ。

 どんな侵略戦争も自国民の防衛のために仕方なかったということから始まるのは常識だ。

 日本も昔と同じ失敗を繰り返してはいけないだろう。

 当初、マスコミや軍事評論家(?)の予想では、1週間もせずにウクライナの首都キーウは陥落するかもしれないとか、亡命政府を作らなければならないなどと言われたが、ウクライナ政府と軍隊と国民のがんばりで、なんとか反撃に成功し、今日に至っている。

 しかし、ウクライナの被害は甚大で、民間人の犠牲も多大なものがある。

 その復興にはどれほどの時間と費用がかかるか、想像もつかない。

 この間、ロシアはウクライナの占領地を併合したり、親ロシアの傀儡国家を作ったりしているが、結局、これがロシアの狙いだったのだろうと思う(2014年のロシアのクリミア半島併合も同じ流れだったのだと今ではわかる)。

 これらは、昔、日本が朝鮮半島を併合したり、中国を侵略して、満州国を作ったりしたのと同じ構図で、独裁国家や軍事国家というのは同じようなことをするんだなと思ってしまう(まさかロシアが昔の日本やり方を真似たわけではないだろうと思うが、本当にそっくりだ)。

 日本はその後、泥沼化に陥り、結局、連合国に無条件降伏をすることになるが、ロシアはどうするのだろう?

 ウクライナの被害がこれ以上広がらないうちに、ロシアが撤退し、和平合意ができることが望まれるが、前途は多難だ。

 フロイトさんは、人は行動の意識化をしないと同じことを反復してしまう、と述べたが、まさにそのとおりだ。

 ウクライナに少しでも早く平和が戻ることをこころから祈りたい。          (2023.2 記)

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 2024年2月24日の追記です

 その後、戦況は膠着状態となっている。

 この間、ロシアの反政府デモは完全に鎮圧され、香港や中国本土、さらには、新疆ウイグルやチベットと同じような状況になっている。

 苦しくても民主的な社会を選ぶのか、豊かでも自由のない社会を選ぶのか、人々は難しい選択を迫られそうである。         (2024.2 記)

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サリヴァン(中井久夫ほか訳)『精神医学的面接』1986・みすず書房-妄想・仮説・要約

2025年02月23日 | 精神科臨床に学ぶ

 2019年のブログです

     *

 アメリカの精神科医サリヴァンさんの『精神医学的面接』(中井久夫ほか訳・1986・みすず書房)を再読しました。

 すごく久しぶりで、たぶんようやく2回目くらいの再読です(サリヴァンさん、ごめんなさい)。

 結構厚い本で、真面目な勉強が大の苦手なじーじとしては、なんとなく再読が遅くなってしまいました。

 面接について、たまにはじっくりと勉強をしてみようと思って再読をしたのですが、まったくの偶然ですが、タイムリーなことに、精神科デイケアで妄想について考える必要があって、結果的にとても勉強になりました(こういうことがたまにあるので、読書はやめられません)。

 例によって、今回、印象に残ったことを一つ、二つ。

 一つめは、複数の仮説について。

 以前にもどこかで出てきましたが、仮説を多く持つことの大切さです。

 おそらく視野が広く、深くなるのだと思います。

 反対に、一つの仮説では信仰になってしまう、とサリヴァンさんは警告します。

 二つめは、面接の要約の大切さ。

 これは下坂幸三さんも強調されていますが、面接の内容を再確認することで、クライエントさんの発言を客観化されることになり、さらに面接が深めるきっかけになるようです。

 三つめは、妄想への対応。

 サリヴァンさんは、妄想に暗黙の承認も否定もしないことが大切、と述べます。

 中井久夫さんは、加えて、ちょっと不思議がるのがいい、といわれます。

 いずれもなかなか難しいことですが、大切な実践であり、今後、経験を重ねていきたいと思います。        (2019.7 記)

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 2023年春の追記です

 一つの仮説では信仰になってしまう、というサリヴァンさんの言葉はいいですね。

 じーじが家裁調査官補だった時、指導官だった山野保さんも、仮説は3つ以上考えなさい、とおっしゃっていました。      (2023.3 記)

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 1954年、北海道生まれ  

    1977年、浦和、新潟家庭裁判所で家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

    2014年、放送大学大学院修了(臨床心理学プログラム・修士) 

    2017年、臨床心理士

 仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています

 学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区・北海道東川町(夏期)

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神田橋條治『医学部講義』2013・創元社-患者さんを大切にする精神科医に学ぶ

2025年02月23日 | 精神科臨床に学ぶ

 2019年のブログです

     *

 神田橋條治さんの『医学部講義』(2013・創元社)を再読しました。

 これも久しぶり、しかしながら、大切なことがいっぱいです(再読が遅くなって、神田橋さん、ごめんなさい)。

 例によって、今回、印象に残ったことを一つ、二つ。

 一つめは、マニュアル診察の弊害。

 マニュアルをチェックするだけの診察が横行していて、誤診が多発している状況に警告を発しています。

 そうではなくて、患者さんの全体を診て、診察をする大切さを強調されます。同感です。

 二つめは、これとも関連しますが、サリヴァンさんもいう「関与しながらの観察」の重要性。

 パソコンの画面を眺めるより、患者さんをよく診て、関わることの大切さを述べられます。

 これに関連して、「患者様」という表現に違和感を感じる、とも述べられます。これにも同感です。

 言葉だけを丁寧にしても、患者さんを丁寧にすることにはなりません。

 しかも、丁寧にしすぎで、人間味がなくなっています。

 ここで、中井久夫さんの『看護のための精神医学』(2001・医学書院)を薦められていて、いいタイミングです。

 そして、三つめは、神田橋さんも自身の失敗を隠さないこと。

 他の大家と同様ですが、すばらしい臨床家の資質の一つのようです。

 大切なことをいろいろと教えられ、また深く臨床を考えることができました。感謝します。        (2019.7 記)

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 2022年9月の追記です

 大切なことがいっぱい述べられている本ですね。

 早いうちに再読をしなくっちゃあ、と思います。         (2022.9 記)

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 1954年、北海道生まれ  

    1977年、浦和、新潟家庭裁判所で家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

    2014年、放送大学大学院修了(臨床心理学プログラム・修士) 

    2017年、臨床心理士

 仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています

 学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区・北海道東川町(夏期)

 mail  yuwa0421family@gmail.com    

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東直己『後ろ傷』2006・双葉社-『ススキノ、ハーフボイルド』の秀才くんが北大を落ちてしまった!

2025年02月23日 | 北海道を読む

 2020年1月のブログです

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 東直己さんの『後ろ傷』(2006・双葉社)を再読しました。

 昨年末に、東さんの『半端者』を久しぶりに読んで以来(ブログがありますので、よかったら読んでみてください)、不覚にも東ワールドにすっかりはまってしまい、年末年始はススキノ探偵シリーズにどっぷり浸かってしまいました。

 探偵シリーズの姉妹編(?)で札幌南高の秀才を描く『ススキノ、ハーフボイルド』(2003・双葉社)(すみません、まだ、感想文が書けていません)も面白く、当然(?)、続編の本書も読んでしまいました。

 主人公は北大合格が間違いなしと思われていたところが、まさかの不合格。

 やけになって偏差値最下位の道央学院国際グローバル大(略してグロ大)に進学しますが、そこで自他のさまざまな偏見に気づかされ、青春の悩み(!)と直面します。

 学友との交友などで新たな発見もあったりして、少しずつ精神的に成長をするわけですが、そこにススキノ探偵らの素敵なおとながからんできて、物語が展開します。

 社会問題や歴史、さらには、東さんの専門だった哲学のお話なども出てきて(東さんは北大哲学科中退です)、なかなか教養あふれる(?)いい小説です。

 主人公のガールフレンドとの交際も初々しく、青年の成長のお話でもあります(今どき、こんな男女はいなくなったかもしれませんが…)。

 蛇足ですが、裁判所の法廷の場面も出てきて、裁判所で働いてきたじーじにはとても面白く読めました。

 切ない小説でもありますが、ところどころにユーモアが散りばめられていて、ドキドキしながら読み進められます。

 読後感は悪くありません。

 いい小説を読めて、いい年末年始だったなと思います。        (2020.1 記)

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山本コウタローとウィークエンド「岬めぐり」を聴きながら-臨床の難しさと厳しさに思う

2025年02月22日 | 心理臨床を考える

 2018年のブログです

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 「青春のフォークソングス名曲集」という口にするとちょっとはずかしくなるCDアルバムを聴いていたら、山本コウタローとウィークエンドの「岬めぐり」が聴こえてきて、つい聴き入ってしまいました。

 この歌には思い出があります。辛い思い出です。

 じーじが大学を卒業して、家裁調査官に採用された40数年前、採用後すぐに東京の研修所で同期が全員集まって3か月の研修を受けました。

 昼間は、心理学や精神医学、教育学、社会福祉、法律などの勉強でみっちり(?)、夜は、みんな貧乏だったので、研修所で安いお酒をのんでは、いろいろなことを議論していました。

 そして、酔いがまわってくると、当時はまだカラオケが出てくるまえで、伴奏なしで大声で好きな歌を歌っていました(隣近所から、うるさい、と苦情が来ると、みんな少しだけ小さい声で歌うようにしていました)。

 そんな時に、ある寡黙で気持ちの優しい同期が、この歌をいつも歌っていました。

 この歌が本当に好きらしく、酔うといつも歌っていたのを覚えています。

 そして、研修が終わり、同期は全国に散って、各地で実務の勉強に入りました。

 しばらくして、冬に入った頃、衝撃的な連絡が入りました。

 いつも、「岬めぐり」を歌っていた同期が自殺をしたというのです。

 詳しいことはわかりませんでしたが、仕事のことで悩んでのことだったようです。

 家裁調査官の仕事は、他の臨床の仕事もそうですが、精神的に悩んだり、苦しんだり、おち込んだりする仕事ですので、そういう危険性は常に潜んでいるのですが、それにしてもあの優しい同期が…、とショックでした。

 真面目な人ほど悩み、苦しむ仕事で、なんとか生き延びているじーじなどは、どこかで手を抜いたりしているにちがいありません。

 そんな反省をいつもしています。

 「岬めぐり」を聴くと、いつも笑顔でほほえんでいた、優しい同期の姿を思い出します。

 かれの分まで、泥にまみれてでも生きていきたいと思います。                     (2018 記) 

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 1954年、北海道生まれ  

    1977年、浦和、新潟家庭裁判所で家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

    2014年、放送大学大学院修了(臨床心理学プログラム・修士) 

    2017年、臨床心理士

 仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています

 学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区・北海道東川町(夏期)

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福寿草を眺めながらの里山カウンセリングは、こころも可愛く元気になります

2025年02月22日 | カウンセリングをする

 こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや里山カウンセリング,海岸カウンセリングと訪問カウンセリングを新潟市と北海道東川町(夏期)でたまにやっています。

 また,メールカウンセリングや面会交流の相談・援助も時々やっています。

 公園カウンセリングや里山カウンセリング,里山カウンセリングは,屋外で行なう個人カウンセリングや親子・夫婦の家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,お近くの公園や自然の中で,ゆっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間は1回50分3,000円で,隔週1回,あるいは,月1回などで行ないます。

 訪問カウンセリングは,屋内で行なう個人カウンセリングや家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,ご自宅やお近くの屋内施設で,じっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間などは公園カウンセリングと同じです。

 メールカウンセリングは,メールによるカウンセリングや心理相談で,2週間に1往信で行ない,1往信700円です。

 面会交流の相談・援助は,相談はご自宅などで行ない,1回50分3,000円,援助はお近くの公園や遊戯施設,あるいはご自宅などで行ない,1回60分6,000円です。

 カウンセリング,相談・援助とも土日祝日をのぞく平日の午前10時~午後3時にやっています(すみません、年寄りなもので、夕方や週末のお仕事が難しくなってきました)。

 じーじのカウンセリングは,赤ちゃんや子どもさんがご一緒でもだいじょうぶなカウンセリングですので,お気軽にご利用ください。そういう意味では,深くはないけれども,現実の生活を大切にしたカウンセリングになるのではないかと考えています。

 料金は,低めに設定させていただいていますが,月収15万円未満のかたや特別なご事情のあるかたは,さらに相談をさせていただきますので,ご遠慮なくお問い合せください。

 ちなみに,消費税には反対なのと,計算がややこしいので,いただきません。

 お問い合わせ,ご予約は,メール yuwa0421family@gmail.com までご連絡ください。

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 駅の近くに部屋を借りて本格的にカウンセリングルームを運営するような臨床心理士さんとは違って、じーじは近くの公園や海岸、河川敷などでカウンセリングをしています。 

 子どもさんを遊ばせながら、ちょっとだけ悩みごとを聞いてもらえればいいんですー、というお母さんや悩み多き若者(?)などがじーじのクライエントさんには多いです(じいじいやばあばあのみなさんもお断りはしませんが(?)、尊敬すべき先輩たちのみなさんですから、できるだけご自分で解決しましょうね)。

 おこづかいを貯めて(?)、お気軽に、遠慮せずに、ご利用ください。  

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 福寿草を眺めながらの里山カウンセリングは、こころも可愛く元気になりますよ。

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 1954年、北海道生まれ  

    1977年、浦和、新潟家庭裁判所などで家庭裁判所調査官として司法臨床に従事  

    2014年、放送大学大学院修了(臨床心理学プログラム・修士) 

    2017年、臨床心理士

 仕事 個人開業で、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを研究しています

 学会 精神分析学会、遊戯療法学会会員

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区・北海道東川町(夏期)

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