#陽明学 新着一覧
貝原益軒に学ぶ①「わが此世に生れ、食にあき、衣をあたゝかにき、居り所をやすくして、天地のたからを多くつひやせる素餐の罪を、すこしまぬかるよすがともなりぬべし。」
今回から福岡藩の大儒・貝原益軒の言葉に学んで行く。85歳の長寿となった益軒は晩年、多くの「教訓書」を記した。何故、益軒は筆を執ったのか。その思いを記した「大和俗訓」自序を紹介する。-「道の...
伊藤仁斎⑬「我国の人の心を種とせる此道のみぞよゝにたへせじ」
伊藤仁斎は和歌=敷島の道もこよなく愛した。「古学先生和歌集」からその歌を紹介する。-「道...
伊藤仁斎に学ぶ⑫「志を持するは書の力に藉り、憂ひを消するは酒の功に依る。儒生貧亦た好し、幸ひ道心の濃やかなることを得」
伊藤仁斎は数多くの漢詩を残している。今回は、仁斎の日常の素直な気持ちを詠んだ漢詩を紹介...
伊藤仁斎に学ぶ⑪「後世有道の人有つて出でば、必ず吾が言に於て、符節を合わせたるごとくならん。是れ吾が自ら恃む所なり。」
伊藤仁斎は自らを「建酋の海東青」と自負した。79年の生涯を真剣に生き抜いた者のみが自称...
伊藤仁斎⑩「多言は憎みを取る。多動は謗りを招く。多学は徳を害す。多説は理を乱る。」
伊藤仁斎は「多言」「多動」「多学」「多説」を戒めた。-「道の学問・心の学問」第三十七回(...
伊藤仁斎に学ぶ⑨「四端の心は、是れわが生の有するところにして、仁義礼智は、即ちその拡充して成るところ」
仁斎は孟子の「四端の説」に着目して、それを「拡充」する事の意義を説いている。拡充の意味...
王陽明、「泛海」で心情を語る。 【一茶庵 稽古追想】
稽古場に着くやいなや目にとまったお軸は、雄大さの中に男の激しい生きざまが文字で表現され...
人間性とは何でしょうか
私の住む石川県でも新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、緊急事態宣言が発令され、...
危機の時代を迎え三島由紀夫の『行動学入門』を再読す!
令和の御代が危機の時代であることを、私たちは覚悟しなくてはならない。中共や北朝鮮の活発...