
帰る場所の話
2024年末家族が揃う
息子たちはまた一つ大きくなって帰ってきた
帰る場所がある
最近のニュースで
若者の実家へ帰りたくない人が増えている
自分の時間を使いたいという理由らしい
交通費もかかるし、実家へ帰るよりも友達と
遊ぶ時間に費やしたい
年末年始の休日を自分に使いたい気持ちもわかる
実家へ帰って家族で新年を迎える事ももうわずかかなと感じたりする
おかげさまで年末年始をゆっくり家族で過ごすことができた
かつては苦い思いもあったけど今は息子たちを迎える母として
帰る場所を作って待っている自分を楽しく感じている
たくさんの荷物を持って帰ってくる
小さな玄関先には大きな靴が何足もある
カバンを広げると足の踏み場もないぐらいになる
それを見て帰る場所があるって良いなとしみじみ思う
帰る場所を作ることに一生懸命だった
私と息子たちの帰る場所を大事にしてきた
川の字になって寝ていた頃を思い出す
反抗期で顔も合わしたくない時もあっただろう
口を開けばケンカになっていた頃もあった
ケンカ後の苦笑いもあった
けれど川の字で寝るしかなかった場所
これが私たちの帰る場所
帰る場所が将来的には変わっていくかもしれない
あと何年この帰る場所で楽しめるのだろうか
一年ごとに考えていること、感じていることも変わってくる
家族でも足並み揃えることが大事なんだよと
教えてくれた友人の言葉を思い出した
今までは私がしっかりと土台作りをしなければと思っていたが
この度の一緒に過ごす時間の中で感じたことは
息子たちも一緒に土台を作ってくれている気がしている
私が思ってきたこと、考えてきたことが伝わっているのだと感じた
心も体も休みに帰る場所を私は今後も作り続けていきたいと
思う年末年始でした
ひとり親家庭から成長し足並み揃う家族という名のチーム作りをする
私でいたい
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