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・FX週記
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今週の豪ドルは82~83円辺りをうろついて終了した。最終的には83円程度だ。
私はもう売っちゃったので見ているだけだったが先週からほとんど上がらなかった。
いよいよ連休明けにどう動くのか注目だ。年度末だしね。
ホールドしているのは3枚だがスワップがぼつぼつ溜まり実質的買値が下がっている。
2枚が76円台で1枚が77円前半だ。
なのでじっくり下がるのを待とうと思う。
・インデックスファンドと人気ファンド
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最近、相場は戻し傾向だが2年ほど前に比べるとまだまだ安い。
かつての人気ファンドも資金流出が続いている。
そこで人気ファンドがこの2年どういう風に変化したかをヤフーファイナンスで比べてみた。
この2年の意味はリーマン前とその後どれだけ復活したかだ。STAMが出来て2年ちょっとという事もある。
金融危機のような極端な状況でどうなったかを確認するのは重要だ。
人気ファンドの多くは分配金を出しているので単純比較では基準価額は低くなる。
10~15%は比較より高いと考えればいいだろう。
人気ファンドとして選んだのは次の5つ。いずれもかつては1兆円規模あったファンドだ。
【投信:1131197C】グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
【投信:0431203A】ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月)
【投信:42311052】ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)
【投信:01312055】マイストーリー分配型(年6回)Bコース
【投信:02312038】財産3分法F(不動産・債券・株式)毎月分配型
比べたのは4つの下記のインデックス系ファンド
【投信:64316081】STAMグローバル債券インデックス
【投信:64314081】STAMグローバル株式インデックス
【投信:64311081】SBI資産設計オープン(資産成長型)
【投信:0131305A】野村世界6資産分散投信(分配コース)
野村世界6資産分散投信はインデックス系だが分配金も出すという中間的なファンドだ。
まずは次の3つの外債ファンドを比較すると結果は下記のようになった。(数字は%)
【投信:1131197C】グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型) -20
【投信:0431203A】ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月) -23
【投信:64316081】STAMグローバル債券インデックス -10
外債ファンド比較
予想通りSTAMは一番上だが分配金を考えると差はほとんどない。外債は比較的安定していると言える。
次に外国株ファンドだ。
【投信:42311052】ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配) -33
【投信:64314081】STAMグローバル株式インデックス -20
外国株ファンド比較
これも意外に差がつかなかった。インデックスもかなり下がったって事だろう。
しかし、グロインは販売手数料が破格の3.7%程度なのでやはり5%位の差はあると思われる。
最後はバランスファンドの比較だ。これは各ファンドの投資対象がかなり違うため単なる参考だ。
【投信:01312055】マイストーリー分配型(年6回)Bコース -15
【投信:02312038】財産3分法F(不動産・債券・株式)毎月分配型 -32
【投信:64311081】SBI資産設計オープン(資産成長型) -13
【投信:0131305A】野村世界6資産分散投信(分配コース) -21
バランスファンド比較
これは分配金を考えるとマイストーリーがトップという意外な結果になった。
債券中心のマイストーリーが健闘している。野村世界6資産分散投信も債券中心だ。
利回り重視の財産3分法Fはグロインと同レベルでそれなりにやられている。
やはり極端な時期だけに結果が全てマイナスなのはトホホです。
分配金を再投資すれば意外に差がついていないなという感想です。売買手数料と正確な分配金は考えていないので僅差だと思われます。
もちろん分配金を受け取って使っちゃったらインデックスの方が上に行きます。また2年という短期の結果なので長期では分からない。
しかし、信託報酬や手数料を考えるのも重要ですが自分のリスク許容度を考えて粘り強く続けるのが重要という気がしました。
普通の人は債券投資中心でもいいかもしれませんね。
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