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リーマンショック等の暴落についてブログを書いている人がいたのでそれに便乗して自分の考えをまとめておく。
一応、経験者だ。個人的には当分リーマンショック級のは無いと思っているのだが。
教訓については私の投資方針にも少し書いてあるので気になる人は見て欲しい。(教訓1)
私の投資方針
1.状況を知るにはSMTシリーズを見るのが良い
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インデックスファンドに投資している人は知っていると思うがSMTシリーズの一部は2008.1.9にファンドを開始している。
リーマンショックの9か月位前だ。基準価額は10000を越えているがその後の設定のファンドには後れをとっている。
運用状況で基準価額過去最安値を確認しておこう。
スタートは10000だが悲惨な値が並んでいる。最低はグローバルREITの3287円で1/3以下だ。
SMT TOPIXインデックス・オープン
SMT グローバル株式インデックス・オープン
SMT グローバル債券インデックス・オープン
SMT J-REITインデックス・オープン
SMT グローバルREITインデックス・オープン
2.暴落には兆候がある
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リーマンショックは2008年に起こったがその前年の2007年もマイナスだ。
それ以外にREITの下げが大きかった印象がある。そういうのである程度予測はできるのではないかと思っている。
1年間で20%程度だらだらと下がって戻らないという状態になったら警戒した方が良い。
リーマンの時はそうだった。こういう兆候を見つけたら無理はしない方が良い。
今は官制相場とか言われているがこの政策が終わったら注意だ。次回はさらに分かり易いかもしれない。
3.暴落時には分散投資は通用しない
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これの対策に分散投資等が言われているが効果は薄いと思う。全部下がる。
もちろん下落率に差は出る。2008年は日本株:-45%、外国株:-55%、外債:-30%という所だろう。
私は外債の割合が多かったので助かった部分はあるのだが、株100%の人はそれなりの衝撃を覚悟した方が良い。
対策としては投資額そのものを減らすしかないと思われる。全財産に対する割合を減らす。これしか無い。
4.経験不足は厳しい
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下落率-25%位までは比較的冷静に見ていられたのだがそれを越えてくると急に焦りだしたという記憶がある。
私の場合、この辺が限界点だったの思われるが事前にこれは分からないのが問題だ。
-50%とかになったらほとんどの人が耐えられないと思う。
全財産に対して50%を株で運用して-50%になったら全体に対する損失は-25%になるのだが、そう冷静に判断できるか疑問。
株比率50%以上の人はほとんど耐えられないと思う。 経験が無い人間が過大な投資をするのは危険だと思われる。
5.評論家は役に立たない
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いわゆる専門家とか評論家という人たちがいるが、この人たちは「自分の金での」投資の経験が無いのが致命的。
これは風説の流布とかを防止する目的で仕方が無いのだが経験不足と言わざるを得ない。
まれに実際やってる人もいるのかもしれないがスポーツの解説者と違って現役時代はどの程度の人だったか分からないのでどれだけ役に立つか分からない。
投資の難しさはここにもあるのだ。
基本は実際にやってないのだからアドバイス等は期待しない方が良い。
6.疑心暗鬼を生ず
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残念ながら自分の投資がうまく行かなくなると他人の事も信じられなくなる。
それ以前に元々他人がどういう投資をしているか確かめる方法が無いのだから疑って当然だ。
追い込まれて来たら他人の事は気にしないで投資額を減らす等の対策を取った方が良い。
損を出しても再起できれば取り戻す事も可能なのだ。精神的にやられてしまうと終わり。無理は禁物だ。
7.現実離れした事を言い出す人は相手にしない方が良い
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2009年頃に前年-50%だった資産の期待リターン5%だと言い出す奴がいてひっくり返った事がある。
なぜそういう時期にそういう事を言うのか意味不明だった。奇行だな。
生活防衛資金というのも投資額を増やす口実のように使われているので違和感がある。
個人的には全財産の50%以上の投資なんて考えられないし、今でも1/3程度でそれ以上行く気は無い。
最近はこの手の理屈は良く使われるが、生活できるのと投資損失が巨大なのとは必ずしも関係があるとは思えないのだが。
考え方が大きく違うと思える人は相手にしない方が良い。特に暴落時はそうだ。
8.良かった事と悪かった事
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良かった事というのも変なのだが、経験をつめた事、REITを早めに損切った事、FXに手を出さなかった事がある。
FXはリーマン前から知っていたが危険だという印象があったので用心して下がり切ってから始めた。
ダメだったのはリーマンショック直後にもう大丈夫だろうと投資信託を買ってさらにやられた事。
一回やられたら半年とか1年間をあけた方が良いと思う。
今は余り役に立たないかもしれないがその時が来たらこれらの事を考えないと生き残るのは難しいと思う。
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